リンクジャパンと立川ブラインドが共同開発、「HomeLink」アプリで直感操作が可能に
ホームIoTの先進企業・株式会社リンクジャパンは、国内ブラインド業界最大手の立川ブラインド工業株式会社と連携し、アプリで簡単に操作できるスマートホーム対応の電動ブラインド製品を共同開発。立川ブラインド工業の最新モデル「ラルクシールド」や「ラインドレープ」において、リンクジャパンのスマートホーム統合アプリ「HomeLink」から直感的な操作が可能となった。
スマホ・音声・自動で自由自在に開閉操作
この新製品は、スマートフォンやスマートスピーカーによる操作に加え、タイマーや気象条件に応じた自動開閉、さらには他の家電や住宅設備との連動が可能。例えば「起床時間に合わせて自動でブラインドを開く」「外出先から閉め忘れたブラインドをスマホで操作する」「室温が一定を超えたらブラインドとエアコンを連動」といった使い方ができる。
特に注目されるのは、遮熱性能とエアコンを組み合わせた省エネ提案。強い日差しを感知して自動的にブラインドを閉め、同時にエアコンを作動させることで、快適性と節電効果を両立できる。
家全体をつなぐ「HomeLink」の力
今回の連携は、リンクジャパンのスマートホームアプリ「HomeLink」に立川ブラインド工業の専用IoTアダプタと組み込まれた専用チップにより実現。「HomeLink」は照明やエアコン、給湯器、電気錠、センサーなど幅広い住宅設備と連携できる点が特徴で、スマートホームの普及の障壁となっていた「メーカーごとのアプリ分断」を解消するプラットフォームとして注目されている。
今後の展開:調光ブラインドやカーテンにも拡大予定
今後は、調光機能付きのタテ型ブラインドやカーテンレール製品への「HomeLink」対応も予定されており、より多様なライフスタイルへの対応が期待される。住宅の新たな標準機能として、ハウスメーカーや不動産デベロッパーにとっても魅力的な提案材料となりそうだ。
関連情報
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製品:ホームタコスシリーズ(ラルクシールド/ラインドレープ)
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対応アプリ:HomeLink(リンクジャパン)
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発売日:2025年4月1日
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開発企業:株式会社リンクジャパン、立川ブラインド工業株式会社