Apple Watchでは過去例のない本格アウトドア・スポーツ向けモデルで、49mmという巨大サイズと価格の高さも話題を呼んだApple Watch Ultra。
しかし実際に販売がされてみると、バッテリーの持ちの良さからタウンユースをする人が意外と多く、ユーザーからも好評を呼んでいます。
そして町中で使用するとなると、考えなければいけないのが「バンドを何にするか」という問題。
Apple Watch Ultraの純正バンドはアウトドアやダイビング向けのもののため、仕事中のフォーマル寄りの服装には合わないものが多いのです。
そこで今回は、Apple Watch Ultraを町中で使うのに最適なバンドとして、Ultraのケースと同素材であるチタンを採用した「NOMAD Titanium Band」(ノマド チタニウム・バンド)のレビューをお届けします。
レビューする製品はこちら!
NOMAD Titanium Band
公式URL:https://tyomac.com/NOMAD_TitaniumBand2021/
発売日:2022年9月22日(木)
価格:42,900円(税別 39,000円)
カラー:ブラック/ シルバー の 2種類
国内発売元:合同会社アシカン
販売:通販サイト「TokyoTool」及び国内セレクトショップ
サイズ:41/40/38mm対応のものと、42/44/45mm対応のもの2タイプあり
動画レビューは下記からどうぞ!
ここから使用レビュー!
こちらが製品の入った箱になります。
対応サイズは44mm、42mmとの表記ですが、このサイズのバンドは45mmやUltraにも対応しています。
こちらがバンドとUltraを並べた図。
ともにチタン素材なので、バッチリとカラーや雰囲気が合っていることが分かりますね。
なおNOMAD(ノマド)はカリフォルニア州サンタバーバラを拠点に製品開発を行っているブランド。
シンプルかつクールなデザインで、なおかつ機能性に優れたデジタル関連商品を展開しています。
Apple Watchバンドはレザーやシリコンなど色々な素材のものを販売していて、iPhoneケースなども多く販売しています。
なおバンドはコマの着け外しで長さ調節が可能。
そちらの工具と説明書も箱の中には入っていて、そこまで作業に慣れていない筆者でも、問題なく着け外しができました!
まるで純正バンドのようなマッチ具合!
こちらが実際にバンドを着けてみた状態です。
まるで純正バンドのようにApple Watch Ultraにマッチしています。
ちなみに本製品は、Ultraへの着脱がややキツいケースがあるようで、筆者はかなり力を入れて押し込まないと入りませんでした。
グッと押し込めば入るはずですが、どう入れても入らない場合は無理やり入れるとはずれなくなるリスクもあるので、販売元に相談をしたほうがいいかもしれません。
なおバンドのチタンには、99% 以上が純チタンの「グレード2 チタン」を使用。
その素材を、Apple が純正ステンレススチールで採用しているDLC(ダイヤモンドライクカーボン)でマット仕様のコーティングをしています。
そのためApple Watch Ultraの本体と同様、その輝きに品性と高級感が溢れています。
このあたりの見た目の良さは、通常のApple Watchのステンレス素材やアルミ素材より断然上だといえるでしょう(好みの問題もあるでしょうが)。
なおチタン素材は、その強さと裏腹に「軽い」というのも魅力の一つ。
同じ金属素材である同サイズのステンレススチールバンドと比べると、重量は約62% に抑えられているそうです。
たしかに過去に使ったステンレス素材のバンドと比べると、圧倒的に軽く感じました!
Ultra本体もけっこう重いので、この軽さは大きな魅力と言えるでしょう。
そしてチタン素材は汗や海水にも強く、アレルギー発生の可能性も低い素材として知られています。
なおバンドの接続部分はマグネット式。
スピーディかつ簡単に着脱が可能です。
一方でマグネット式のバンドはコンパス機能に支障をきたすリスクがあるため、アウトドアでコンパスを使う際は、別のバンドにしたほうがいいかもしれません。
Apple Watch Ultraがビジネス時計に変身!?
こちらが腕に着けてみた状態です。
バンドとケースの統一感が生まれたことで、Ultra本体のデカさもあまり気にならなくなった気がします!
なお着用したときは白のシャツを着ていたのですが、こうした服装にもこのバンドと組み合わせたUltraはマッチします。
Ultraはアウトドアテイストな見た目とケースの大きさが、町中で普段遣いする場合は見た目上の一つのネックでしたが、このバンドでその問題もある程度は解消された感じがあります!
バンドの雰囲気もクラシカルなので、Apple Watch Ultra全体に落ち着いた印象が生まれるのもメリットと感じました。
また全体がシルバーの腕時計は、フォーマルな服装に限らず、あらゆるファッションに違和感なく溶け込むので、普段遣いのバンドとして本製品は大活躍してくれそうです!
外出時も含めて数日間の着用をしてみましたが、(Ultra本体が重いとはいえ)バンドの重さはやはり気になりませんでした。
サイズは少し緩めに着けたほうが、腕への負担は少ないかもしれません。
何より気に入ったのは、どんな服装にもマッチする、この見た目の良さなので、Ultraを町中で普段遣いしたいと考えていた人には、超絶オススメの製品と言えます!
購入を検討される方は、冒頭にも記載した下記の動画レビューもぜひ参考に。
【スペック】
・マテリアル グレード2チタン(ベルト、バックル)、316ステンレススチール(ラグ)、グレードN52マグネット(クラスプ)
・DLC(ダイヤモンドライクカーボン)スクラッチ耐性コーティング
・5〜20kgfの横方向のスライドアウト力に耐久
・130mmから225mmの範囲の手首サイズに対応
・長さ 116mm(バックル側の上部)/ 104mm(バックル側の下部)
・対応[Apple Watch Series Ultra]49mm、[Apple Watch Series 8,7]45/41mm、[Apple Watch Series SE 2,6,SE,5,4]44/40mm、[Apple Watch Series 3,2,1]42/38mm
・Ultra、セラミック、チタン、スチール、アルミニウム、スポーツ、ナイキの各バージョンに適合
※ 商品名・および社名は各社の商標または、登録商標です。
※ 製品の仕様および価格・名称は予告なく変更されることがあります。
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