非常に多種多様な機能を持ったApple Watch。
ネックと言えるのは「スマホがiPhoneじゃないと使えないこと」ですが、実は家族のiPhoneと連携することで、Apple Watchを使うことができます。
それがApple Watchの「ファミリー共有設定」というもの。
このファミリー共有設定をすると、Apple Watchを持った一人ひとりが単独の電話番号を持つことができたりもします。
本記事では、そのファミリー共有設定について解説します。
Apple Watchのファミリー共有設定とは
ファミリー共有設定では、iPhoneを持っている家族と、iPhoneを持っていない家族のApple Watchをペアリングできます。
一人ひとりのApple Watch所有者が自分の電話番号を持つことができ、それぞれのApple Watchを1台のiPhoneのApple Watchアプリで管理できます。
スマホを持っていない子供やシニア世代の家族に、Apple Watchを持ってもらうには非常に便利な機能なわけです!
子供やシニアに便利な機能が色々あり!
ファミリー共有設定でApple Watchを設定した場合、一部の機能は利用できませんが、多くの機能は利用できます。
電話やメッセージでiPhoneの所有者と連絡を取ったり、音楽のストリーミングやアプリのダウンロードも楽しめます。
そして子供が使う場合は、スクールタイムモードでApple Watchの機能を制限する時間を設定し、子どもが集中するための環境を作ることもできます。
位置情報の共有機能を使えば、子どもが帰宅したり、いるはずの場所にいない時に通知を受け取れます。
シニアの家族が使う場合も、通話、メッセージ、位置情報の共有などを使えます。また文字盤が読みにくい時は、文字をより大きくしたり、より太くすることもできます。
家族の安全、健康を守る機能もあり!
Apple Watchには安全を守るための重要な機能が搭載されています。
その機能をファミリー共有設定したApple Watchで使えば、家族の身の安全を守ることができます。
例えば、あなたが自動車で重大な衝突事故に遭った場合には、衝突事故検出が自動で緊急通報サービスに電話をかけます。転倒検出は、あなたの大切な人が転倒したことを検知。
反応がない場合に、緊急SOSを使って緊急通報サービスに連絡します。そのほかの緊急事態ではサイドボタンを長押ししてください。世界のあらゆる場所で助けを呼ぶことができます。
またApple Watchは、現在の心拍数を測定。通常よりも高い心拍数と低い心拍数を検知するとアラートで知らせます。
スタンド時間やエクササイズ時間など、すべてのアクティビティのゴールは、シニアや子どもの家族のレベルに合わせてカスタマイズできます。
ファミリー共有設定が使えるApple Watchは?
ファミリー共有設定は、Apple Watch SE(GPS + Cellularモデル)とApple Watch Series 4以降のGPS + Cellularモデルでのみ利用できます。
つまりGPS + Cellularモデルの契約が必要なので、月額料金が数百円ですがかかります。
契約できる通信事業者はドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルです。
なおGPS + CellularモデルとGPSモデルの違いは下記の関連記事にてご一読を。
あわせて読みたい
Apple Watchの「GPS」「セルラー」の違いを徹底解説! どっちを買うべき?実はGPSモデルでもできることは多い?
Apple Watch Seriesのケース、41mmと45mmのどっちがいい?
Apple Watchを買って後悔する人のパターン10選。当てはまる人は要注意!?
※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。