全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)で販売されるスマートウォッチの新ブランドHorloger(ホルジー)シリーズ。
高級感あふれるデザインと機能性を追求した新ブランドです。
(写真)左からTITAN,、Mercury α、Star(Black)、Star(Brown)
今回はそのなかから、デジタルとアナログのハイブリッド文字盤のStarシリーズの試用レビューをお届けします。
過去の記事はこちら
ドンキで販売のスマートウォッチ新ブランド「Horloger」シリーズ誕生!
ドンキの高級スマートウォッチ「Horloger」試用レビュー。血圧測定もできる!?
Horloger Starシリーズ
ハイブリッドスマートウォッチとは、スマートウォッチとしての機能を持ちながら、文字盤には短針と長針があるアナログウォッチと、スマートウォッチとしてのデジタル表示が一体になった時計です。
心拍計などの光学センサーを搭載していたり、使っているスマートフォンと連動して電話やメール着信も腕時計で受信できるのが特徴です。
似たような製品ですと、フォッシルのGarminのVIVO MOVEなどがあります。
フォッシル HR FTW7010
¥29,150
やはり腕時計はファッションの一部ですし、アナログの上質で洗練された見た目が気に入っている方は、なかなかデジタルの権化のようなスマートウォッチを腕にはめることに抵抗があると思います。
それでも「スマートウォッチの便利さがほしい!」という欲張りな人にはぴったりの製品でしょう。
ちなみに「Horloger」Starシリーズのスマートウォッチとしての主要機能は以下のもの(編集部調べ)。
通知が受け取れて心拍数や消費カロリーが測れて、睡眠計測もできるモデルと考えればいいでしょう。
男性にも女性にも。プライベートでもビジネスシーンでも使える万能性
今回発売されたHorloger(ホルジー)のStarシリーズは「Black」と「Brown」の2色展開。
「Black」は、落ち着いたシルバーのケースに黒い革ベルト、ネイビーブルーの文字盤で、ビジネスシーンで活躍する男性にぴったりのデザインで、とても高級感があります。
「Brown」は、華やかなゴールドのケースに茶色の革ベルト、淡いブラウンの文字盤は、大人の女性にぴったりの落ち着いたラグジュアリー感があります。
下の写真は実際に編集部員の女性が着用してみたもの。
ややベルトが大きめでしたが、オフィスカジュアルにしっかりマッチする高級感がありました。
それぞれに革ベルトが2本ずつ付属されています(Blackには黒いラバーベルトとネイビーのラバーベルト、Brownにはベージュのラバーベルトとホワイトのラバーベルトが付属されています)。
ベルトの交換もワンタッチでできるので、その日の気分に合わせて、またはその日の活動に合わせて自由なチョイスができるでしょう。
裏面を見るとステンレス製のしっかりした裏蓋に光学センサーがついています。
この光学センサーで心拍数を自動で計測し、睡眠時の眠りの質なども測定します。
充電は専用の充電ソケットに置いて充電します。
ハイブリッドスマートウォッチは、文字盤に情報を表示させる必要があまりないので比較的ロングバッテリーであるのが一般的ですが、このHorloger Starシリーズも1時間の充電で12日間の連続使用ができます。
スマートウォッチの弱点である、充電の面倒くささも解消しています。
使用感は
それでは実際に使用してみましょう。
まずはスマートフォンアプリのHorlogerをダウンロードします。
マニュアルにもQRコードが載っていますが、Appストア、Playストアから検索してもすぐに見つかるはずです。
アプリをダウンロードして、Horloger Starと同期をすればすぐに使うことができます。
(右上の腕時計のマークをタップして同期へと進みます)
まず最初にやることはアナログ時計の時刻合わせでしょう。
右上の腕時計のマークをタップして「デバイス」を表示させ、「指針チャック」という文字をタップします。(指針チェックの誤植かもしれません。。)
校正スクリーンの画面が立ち上がりますので、その画面の「+」「-」ボタンを押しながら腕時計の短針長針を12時の位置に合わせて完了させるとスマホの時刻にアナログ針が合うようになります。
その他は目標の設定をして、1日に歩く目標や睡眠時間を設定してもいいでしょう。
(こちらは面倒なら設定しなくても構わないでしょう)
また、リマインダーで、1日の中で必ずやると決めたことを思い出させてくれる機能もあります。
ユニークなのは「薬を飲む時間」なんかのリマインダーもあります。
アスリート志向の方ならプロテインを飲む時間などを設定してもいいかもしれませんね。
ボタンは3つあるのですが、頻繁に使うのはリューズボタンのみです。(ちなみにリューズは回しても何も起こりません)
リューズボタンを押していくと、デジタルディスプレイに今日の歩数や消費カロリー、睡眠モニター、ストップウォッチなどが表示されていきます。
ボタン1とボタン2は補助的なボタンで、何もない時にボタン1を押すと、アナログ針が動いて「今日の日付」を表示します。
例えばアナログ針が5時29分を指していれば、それは今日が5月29日だということを意味しています。
もうボタン1を一度押すと時刻表示に戻ります。
睡眠計測ができるのもこのハイブリッドウォッチの特徴です。
ただし、普通のスマートウォッチとは違い、自動での睡眠計測はしないようです。
まずは睡眠計測画面までデジタル表示を進め、そこでボタン1を長押しして睡眠計測をスタートさせてから就寝します。
起床した時は同様にボタン1を長押しして睡眠計測を終了させるという要領です。
そんな要領で計測した画面がこちら。
結構正確に計測されていると感じました。
まとめ
使用した印象としては、スマートウォッチの機能を求めるのであれば別の選択肢があるとは思います。
ただ、圧倒的におしゃれな外観で、「スマートウォッチを着けている」とはおそらく誰にもわからないでしょう。
おしゃれな高級感のある腕時計が、実は裏で高度な計測をしてるという二面性がとても印象的です。
まずは店頭に見に行って、まずはデザインチェックをしてみてはいかがでしょうか。
●ライター 杉本陽介
スポーツ好きアラフィフ男子。常にスマートウォッチを両腕に着け、1日12,000歩を目標にしている。