ウォーキング、ランニングに加えて、プールでのスイミングも記録可能なモデルが多いスマートウォッチ。
運動時間や消費カロリーのほか、ストローク数なども記録できるモデルもあるので、「プールで使ってみたい」という人もいるでしょう。
ただし、現在は公共のプールではスマートウォッチが使用不可能なところが多いようです。
そもそも腕時計着用不可のプールが多い
そもそも日本のプールでは腕時計の着用が認められていないケースが多いです。
禁止の理由としては
・あたった時に他の利用者がケガをしてしまうから
・時計が何らかの理由で破損した際に、ガラスが飛び散って危険だから
などが挙げられています。
たしかに水中でガラスが飛び散ったら、地上と違って回収が難しいでしょうし、あながち無茶な理由でもありません。
ただし、それならば「時計の上に保護バンドをつければOKにできるのでは?」という疑問も湧いてきます。
使用を解禁した自治体やスポーツクラブも!
なお近年は利用者から「スマートウォッチを使えるようにして欲しい」という要望も多いようで、スマートウォッチの利用が可能になったプールもあります。
たとえば中央区スポーツセンターは、保護バンドの使用やカメラ機能の禁止などの条件付きで、スマートウォッチの利用を許可しています。
スマートウォッチ利用(試行開始)のご案内 – 中央区立総合スポーツセンター
https://www.chuo-sports.jp/general/1404/
同じく江東区の屋内プールでもスマートウォッチの使用が条件付きで許可されています。
屋内プールでのスマートウォッチ着用について|お知らせ | 江東区健康スポーツ公社
なお民間のプールでは、フィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」全店で、同じく保護バンドの利用などを条件に、利用が許可されています。
政治家に議題を届けるサービスでもトピックに
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「市民プールでのスマートウォッチ装着を許可してほしい」#市民プール #スマートウォッチ https://t.co/gHvk4qAB5f
— issues くらしの悩みをみんなで解決 (@the_issues_jp) March 2, 2022
ただし、まだまだ公共のプールではスマートウォッチを使えないところが多い模様。
筆者の住んでいる自治体のプールも、検索してみたら腕時計の着用事態がNGでした。
困っている地域の課題を地元議員に直接相談できるWebサイト「issues」でも、上記のようにこのテーマが議題となっていました。
こうしたサイトで声を挙げれば状況が変わる可能性もあるので、プールで利用をしたい人は要望を出してみましょう!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、編集部員は常にスマートウォッチを着用(両腕に着けているときも多いです)。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。
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