フル充電をしても18時間しか充電のもたないApple Watch。
GPSを使ったワークアウトなどを行うと、その持ち時間はさらに短くなります。
つまり、毎日使い続けるには、毎日どこかのタイミングで充電をしなければいけません。
そこで今回の記事では、「Apple Watchの充電のベストタイミングはいつのなのか?」について考えます。
フル充電までにかかる時間はどのくらい?
まずはApple Watchがフル充電までにかかる時間を解説します。
Apple Watchが充電0%からフル充電までにかかる時間は、シリーズや使うケーブルごとに異なっています。
以下がその数値の一例です。
●Apple Watch Series 7(高速充電USB‑Cケーブル使用の場合)
・80%までの充電に約45分
・100%までの充電に約75分
●Apple Watch Series 6(通常の充電ケーブル使用の場合)
・80%までの充電に約1時間
・100%までの充電に約1.5時間
●Apple Watch SEの場合(通常の充電ケーブル使用の場合)
・80%までの充電に約1.5時間
・100%までの充電に約2.5時間
最新のSeries 7では高速充電ケーブルが発売されたため、充電時間がかなり短くなっていることが分かります。
また各シリーズに共通するのは、80%を超えてからの充電に時間がかかること。
ただ、毎日GPSをガシガシ使ってワークアウトをする人でなければ、80%~90%程度まで充電をしておけば、1日の途中でバッテリーが切れることは少ないはずです。
なのでフル充電には必ずしもこだわらず、「80%くらいまで充電できていればOK」と考えて充電しておけばいいでしょう。
寝ている時に充電すると睡眠計測ができない!
では、充電をすべきベストなタイミングはいつなのでしょうか。
スマホと一緒に充電をするなら、「寝ているあいだに充電をする」というのが一番自然な方法でしょう。
ただし、この方法だとApple Watchの魅力の一つである「睡眠計測」の機能が使えなくなってしまいます。
なおApple Watch純正のアプリでは、細かな睡眠データは表示されませんが、別のアプリを追加すると非常に細かな数値まで見られるようになります。
Apple Watchで睡眠計測をしたことがない人は、ぜひ試してみましょう。
おすすめ睡眠計測アプリはこちら!
Apple Watchの超名作・睡眠アプリ「AutoSleep Watch」。睡眠の質や時間がひと目で分かる!
入浴中~就寝前の充電がオススメ!
では、いつ充電すべきなのかというと、筆者は夜の入浴中~就寝前の時間をオススメしています。
入浴中はApple Watchを外している人が多いでしょうし、その後の就寝までの時間は家でゆったり過ごす人が多いでしょう。
つまり、Apple Watchを外していても特に支障がない時間なので(Apple Watchでスマホの通知を受け取る必要もなく、運動を記録することもないため)、この時間は充電にもってこいなのです。
お風呂をあがってから就寝までは短くとも1~2時間の時間がある人が多いでしょうから、そのあいだに充電は問題なくできるでしょう。
充電時間が足りない人はデスクワーク中にも充電を
ただ、入浴~就寝までの時間が短い人や、GPSを使用するワークアウト(ランニングやサイクリングなど)を頻繁に行う人は、充電が日中に切れてしまうこともあるでしょう。
その場合は昼間のデスクワーク中にも充電を行うのがオススメです。
充電していることを忘れてしまい、外しっぱなしになってしまう人は、充電中にタイマーをかけておけば、着け忘れを予防できます。
夜にある程度の充電ができていれば、デスクワーク中の充電は30分もできれば十分なはずです。
このように充電する時間を工夫すれば、Apple Watchは就寝中もバッチリ着用できます。
睡眠計測をしたい人は、ぜひこうした充電方法を試してみてください!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、編集部員は常にスマートウォッチを着用(両腕に着けているときも多いです)。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。
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