冬季オリンピック北京2022がたけなわですが、アメリカ国内では3大テレビネットワークの1つであるNBCが独占放映権を持っています。
そのNBCのオリンピック関連番組に連日コメンテーターとして登場しているのが元女子アルペンスキー選手のリンゼイ・ボン。
彼女の指にはいつも指輪型フィットネストラッカーのOura Ringが光っています。
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アメリカの冬季オリンピックを象徴する史上最高のスキー選手
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ボンの現役時代は数多くの栄光に満ちていました。冬季オリンピックには合計で4回出場し、スキーだけではなく、アメリカチームを象徴するような存在ですらあったのです。
バンクーバー・オリンピックでのダウンヒル種目で金メダルを獲得したほか、オリンピックで3つのメダルとワールドカップで女子スキー歴代最多の82勝を挙げました。2019年2月にスウェーデンで行われた世界大会で銅メダルを獲得した後、現役引退を発表しました。
現在でも冬季オリンピックと言えば、ボンの名前を連想するアメリカ人は多いようで、引退から3年近くも経っているにもかかわらず、「なぜリンゼイ・ボンは北京オリンピックに出場しないのか?」という記事が大手紙のUSA Todayに掲載(*1)されたほどです。
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ボンは引退後もワークアウトを続けている姿を自身のインスタグラムで公開しています。上の写真はその1つ。ここでもボンの指にはOura Ringらしきものが見えます。
ボンはNBAのスターであるクリス・ポール選手、そしてつい先日ロサンゼルス・ラムズをスーパーボウル優勝に導いたオデル・ベッカム・ジュニア選手といったアメリカのスポーツ界におけるビッグネームと肩を並べて、Ouraのアンバサダーに名を連ねているのです。
Oura社公式ウェブサイトで公開されているインタビュー記事(*2)でボンはOura Ringを奨める理由を下のように語っています(筆者の翻訳)。
「私はできるだけ多くの人にOura Ringをお奨めしています。なぜならこのリングが提供する情報は限りなく貴重なもので、人々の日常生活と健康を向上させてくれると信じるからです。これは本当に素晴らしいツールで、しかも誰にでも簡単に手に入れることができます。それはきっとあなたの毎日をサポートしてくれるはずです」
他にもいるOura Ringを使用する冬季オリンピック選手
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ボンの影響かどうかは分かりませんが、北京オリンピックにアメリカ選手団の中には他にもOura Ringを使用する女性選手がいるようです。
女子スノーボードのヘイリー・ラングランド選手は21歳。2月14日現在、女子ビッグエアーの決勝に進んだ唯一のアメリカ人選手です。彼女は体力回復のために睡眠を重視しており、Oura Ringに興味があると発言(*3)しています。
女子スピードスケートのブリタニー・ボウ選手もラングランド選手同様、睡眠と心拍数の管理のためにOura Ringを使用していると発言(*4)しています。
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日々激しいトレーニングを続けるアスリートにとって、いかに疲労回復するかは重大な関心事です。そのためには睡眠と心拍数のデータは極めて重要な情報です。Oura Ringに限らず、フィットネスセンターのスポーツ界における需要は今後ますます高まっていくのではないでしょうか。
*1. Where is she now? Why Lindsey Vonn won’t be competing at Beijing Olympics next month
https://www.usatoday.com/story/sports/olympics/2022/01/11/winter-olympics-lindsey-vonn-talks-challenges-of-retirement-skiing/9168451002/
*2.Oura Q&A With Olympic Champion & Entrepreneur Lindsey Vonn – The Pulse Blog
https://ouraring.com/blog/oura-lindsey-vonn/
*3. My Bedtime Routine: Snowboarder Hailey Langland on Her ‘Holy Grail’ of Winter Skincare
https://www.self.com/story/hailey-langland-sleeping-with-2022-winter-olympics
*4. Speed Skater Brittany Bowe on the High-Tech Sleep Solutions She Swears By
https://www.self.com/story/brittany-bowe-sleeping-with-olympics
source:Accurate Health Information Accessible to Everyone
●執筆者プロフィール 角谷剛(かくたに・ごう)
アメリカ・カリフォルニア在住。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー走部監督を務める。年に数回、フルマラソンやウルトラマラソンを走る市民ランナーでもある。フルマラソンのベストタイムは3時間26分。公式Facebookは https://www.facebook.com/WriterKakutani
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