スマートフォンやWi-Fiの環境が世の中に広く行き渡った昨今。
これまでは大きな費用と手間が必要だったさまざまなサービスが、驚きの安さと手軽さで利用できるようになっています。
その一例が「ペットカメラ」。
自宅にWi-Fiが飛んでいて、スマートフォンを持っている人なら、数千円のWiFiネットワークカメラを購入・設置しただけで、家にいるペットの様子を確認できるようになります!
そこで今回は、そうしたWiFiネットワークカメラのなかでも評判のいい、TP-Linkの「Tapo C200」というモデルを猫を飼っている編集部員が購入。
その使用感をレビューします。
レビューする製品はこちら!
TP-Link ネットワークWi-FiカメラTapo C200
¥3,650
「Tapo C200」の特徴
- 高画質HD動画 – 1080pの高画質で細かな点まで撮影。
- ナイトビジョン対応 – 夜間や薄暗い場所でも映像の視聴や録画が可能。
- 動作を検知したら教えてくれる– カメラには動作検知機能も備えており、動きを検知するとアプリを通じて通知を行います。
- アラーム機能 – 不審な人物が映ったら、アラーム音とライトで警告をできる。
- 双方向通話 – マイクとスピーカーを内蔵しており、アプリで画面越しに会話が可能。
- 映像はSDカードに保存 – 最大128GBまでのmicroSDカードに対応( ※ microSDカードは別売り )。
- パン・チルト機能 – 水平方向 360°、垂直方向114°までを広範囲カバー
ここから使用レビュー
こちらが購入した製品です。
Amazonや各種通販サイトで3000~4000円台で購入が可能です。
なおTP-Linkは、世界170か国以上で10億人を超えるユーザーにネットワーク製品を提供するグローバルブランドで、2021年には無線LAN機器プロバイダーとして10年連続世界No. 1*を獲得(*IDC調べ 2021年第1四半期)。
出自の知れない謎ブランドでは全くないので、価格が安くても安心感があります。
そしてネットワークカメラはこのような形状。
コロンとしていてサイズも小さくてカワイイです。
同梱品は上記のようなもの。
アダプタのほかネジも同梱されていて、壁や家具に穴をあけて固定することも可能。
ネジで固定すれば天井から逆さに設置することもできます。
なお筆者は賃貸住宅でネジ固定ができないため、家具の上に設置することにしました。
セッティングも非常に簡単!
TP-Linkは先述のようにグローバル展開をするブランドで、この製品も上記のような日本語の説明書付き。
使用開始までにはアプリをダウンロードし、家のWi-Fiと接続し……という手順が必要ですが、特に迷うこともなく簡単に行えました!
アプリも当然、日本語での表記。
操作方法で特に迷うこともなく、使いやすいアプリでした!
セッティングやアプリの使い方が難しそう……とペットカメラの購入をためらっている人にもオススメの製品といえます。
実際に設置してみた!
筆者の家では、複数の部屋を見渡せそうなリビングの食器棚の上にカメラを設置してみました。
小さいサイズで軽いため、猫に落とされちゃうかな……と思いましたが、今のところ落下はしていません。
心配な方は付属のネジなどを使って固定するのがよいかと思います。
上記の画像がアプリの画面。
画質は低画質と高画質を選べて、全画面表示も可能です。
低画質でも比較的鮮明な動画が見られますし、高画質にすると「3000円台のカメラでこんなに?」と驚くくらい鮮明な動画が見られます。
ただ、外からスマホで高画質のリアルタイム動画をガンガン見続けていると、Wi-Fi未接続の場合は通信量がかさむはずなので、普段は低画質で見ておくのがいいかと思います。
設置した直後は、やはり猫が珍しがって寄ってきました。
カメラをパン(水平方向に移動)したりチルト(上下方向に移動)したりすると、「何だ何だ?」と覗き込んできます。
しかし、しばらくすると飽きて、普段寝る場所で寝はじめます。
こうやって家でどのように過ごしているのかを、外出先でも確認できるのはやはりいいですね!
ちなみに動作を検出すると通知を送ってくれる機能もあるので、外出中はオンにしておいてもいいでしょう。
ただ、家にいるときもオンにしておくと、自分がカメラの前を通るたびに通知が届くので、それはちょっとウザったいです。
以下、動画でも操作感をいくつかご紹介しましょう。
カメラをパンしたときの映像&本体の動き
こんな感じでゆーっくりと動きます。
水平方向は360度のパンが可能と記載がありましたが、設置位置によって止まってしまう角度があるので、位置の工夫は必要かもしれません。
高画質&低画質の切り替えとズーム機能
動画を低画質から高画質に切り替え、その後にズームをしてみたときの映像です。
かなり映像が鮮明なことが分かるかと思います!
飼い主が帰宅してドアを開けたときの猫の様子
こちらは飼い主が帰宅したときの猫の様子を撮影した動画です。
鍵を開けた音に反応して出てきてくれているのが分かります。
こうやって離れた場所では見られない、飼い猫の様子を確認できるのはペットカメラの面白さです。
なおこのカメラには双方向通話の機能もありますが、外出先からやたらと呼びかけてしまうと、「飼い主はどこにいるの!?」とペットが混乱してしまうケースもあるので、注意が必要。
この話はほかのペットカメラの利用者からも聞きましたし、ウチの猫も実際に混乱して鳴き続けてしまったので、ペットの様子を見つつ混乱してしまうようなら通話機能は使わないのが無難かなと思います。
コスパ抜群で使い勝手がいい製品でした!
このようにTP-LinkのネットワークWi-Fiカメラ「Tapo C200」はペットカメラとして非常に使い勝手のいい製品でした!
何しろ3000~4000円台で手に入るので、「安いものでいいからペットカメラを導入してみたい」という人には非常にオススメです。
またペットカメラ以外の用途で、防犯などの利用でも一定の役に立つはずなので、ネットワークWi-Fiカメラに興味がある人も是非試してみてください。
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