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Apple Watchの歴史とは。歴代シリーズ総まとめ&現行シリーズを紹介!

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2023.09.18

毎年秋ごろに新シリーズが発売されているApple Watch。

初代モデルの発売(2015年4月)から8年以上が経過しており、シリーズでいうとSeries 9まで発売されています。

本記事では、その歴代のシリーズと、現在手に入るシリーズを紹介しながら、購入時の注意点も開設します!

現在Apple公式で入手可能なのはSeries9、Ultra 2、SE(第2世代)のみ

Series 9までのApple Watchうち、Apple公式の販売で現在入手が可能なのは、最新のSeries 9と、廉価版のSE、アウトドア向けの高性能モデルのUltra 2のみ。

ただ、一部の家電量販店や通販サイトでは7や8をセール価格で販売しているケースもあり。

Apple公式の整備済製品やAmazonの整備済み製品では4以降のモデルを見かけます。

また、中古市場では初代のApple Watchもまだ極たまに見ることがあります。

Apple Watchの整備済み製品の在庫状況はこちらのリンクから!

OSのサポートを考えると中古でもSeries 4以降がオススメ!

Apple Watchは旧シリーズでも性能が高く、中古で購入するのもオススメですが、一つ注意が必要なのは、古すぎるシリーズだとOSのサポートが早く終了してしまう可能性が高いこと。

たとえば2022年9月にリリースされたwatchOS 9からは、Apple Watch Series 3がOSのサポート切れに。

Series 3以前のモデルはすでにサポートが終了しているわけで、今後も新しいOSで新機能がリリースされても使えない……という点は考慮に入れておきましょう。

また、Series 4などの古めのモデルも、OSのサポート切れが迫っていることは考慮に入れておきましょう。

【あわせて読みたい】Apple watchのシリーズ番号&OSバージョン番号を解説 

Apple Watchの歴代シリーズはこちら!

初代Apple Watch:2015年4月24日発売

スティーブ・ジョブズ亡き後、ティム・クックがCEOに就任して初の新カテゴリー製品となったApple Watch。

四角いタッチスクリーンを搭載した第6世代iPod nano(2010年発売)を礎として制作されました。

スタンダードモデルのほか、「Apple Watch Hermès」、「Apple Watch Sport」、「Apple Watch Edition」というバージョンがあります。

なお「Apple Watch Edition」の200万円を超えるゴールドリンクブレスレットモデルは、世界的なラッパー・カニエ・ウェストも着用していました。

【あわせて読みたい】Apple Watchを愛用する芸能人40人を着用画像付きで紹介! 

Apple Watch Series 1、Series 2:2016年9月16日発売

Apple Watch Series 1は、Series 2の発売に併せて登場した第1世代のリファインモデル。

ちょっと紛らわしいのですが、Apple watchの初代とは別物です。

なおwatchOS 3がインストールされているのと、デュアルコアプロセッサーに変更された点以外は、第1世代Apple Watch Sportの仕様とほとんど同じです。

Series 2はその後継モデルで、日本では2016年9月16日から発売されました。

同時期に発売されたiPhone 7同様、ソニーが開発し世界標準規格になった非接触型ICカードの技術方式FeliCaを搭載しており、SuicaやiD等の電子マネーが利用可能となっています。

耐水性能は、水深50メートルを備えており水泳の(海水も可)トレーニングも記録可能。 2017年9月にSeries 3の発売をもって販売が終了しています。

Apple Watch Series 3:2017年9月22日発売

長らくApple公式ストアで購入が可能だった息の長いモデル。

2万円程度~手入るコストパフォーマンスが最大の魅力でした。

現在も販売されているSEとの違いは、「セルラーモデルはなく、GPSモデルしか選べないこと」「コンパス、転倒検出などの機能がないこと」「ディスプレイの表示領域が小さめなこと」「センサーなど内部の機構のスペックがやや劣ること」など。

現在はOSのサポートが切れてしまったため、購入はオススメできません。

Apple Watch Series 4:2018年9月21日発売

Apple Watch Series 3の後継モデルとして、日本では2018年9月21日から発売されました。

S4プロセッサは64ビットに対応して処理速度が約2倍に向上しました。

また学式心拍センサーが第2世代になり、電気式心拍センサーが加えられ心電図アプリによる計測が可能に(発売当時は日本では使用できませんでしたが、現在は使用可能)。また転倒検出なども追加されました。

また、Series 3以前と異なり裏蓋は全面セラミックとサファイアクリスタルに変更されています。

現在の最新OSもサポートされていて、現役で使うことも可能。

サイズは38mmと42mmと最近のシリーズよりも小さめですが、バンドは互換性があります。

搭載スペック

Apple Watch Series 5:2019年9月20日発売

スリープすることのない常時表示Retinaディスプレイを搭載した点が、Series 4からの最大の進化。

画面が常時表示か否かは、使い勝手を左右する大きなポイントなので、中古でApple Watchを探している人も常時点灯がいいならSeries 5以降のモデルがオススメです。

チップセットには最新の64ビットデュアルコアのS5を搭載。処理速度はSeries 4と同等です。

またコンパス機能が搭載され、Apple Watchが向いている方角が表示できるようになりました。

■主な搭載スペック

Apple Watch Series 6:2020年9月18日発売

日本では2020年9月18日に発売されました。

新たに血中酸素濃度センサーと、常時計測可能な新しい高度計を搭載。また常時表示ディスプレイの明るさが2.5倍明るくなりました。

チップセットには最新の64ビットデュアルコアのS6を搭載。iPhone 11シリーズに搭載されたA13をベースとしており、S5プロセッサと比べて最大20%高速化しています。

Series 5からの進化ポイントは、上記のように微細なものが多いので、中古の購入で5か6で迷っている方には「どっちでも大して変わらないですよ」とお伝えしておきます。

■主な搭載スペック

Apple Watch SE:2020年9月18日発売

必要な機能を絞ったハイコストパフォーマンスモデル

「Series6」と同時に発売された廉価版モデル。Apple watchとしては初めてナンバリングされていないシリーズです。

この”SE”はStandard Edition、つまり基本性能のみにすることで価格を抑えたデバイスになります。

「Series6」以降にある血中酸素濃度の計測機能や、常時表示ディスプレイ機能はないものの、一部最新仕様を搭載するなど、とにかくコストパフォーマンスに優れています。

ディスプレイ解像度やケースの形状は「6」と同等で、非常にクリアかつスタイリッシュ。

また、耳の健康を守る「騒音のモニタリング」機能など、比較的新しい機能もしっかり搭載しています。

ケースは軽量でワークアウトに最適なアルミニウムのみをライナップしますが、セルラーモデルとGPSモデルの両方を揃えます。

最新かついちばん高機能なモデルにこだわりがなく、「とりあえずApple Watchを着けてみたい」という人には非常にオススメなモデルです。

搭載スペック

Apple Watch Series 7:2021年10月15日発売

2021年10月に発売のApple WatchがSeries7です。

下に記載した搭載スペックの通り、Suica決済からスマホの通知受取、歩数や運動、消費カロリーの追跡、睡眠の追跡まで、スマートウォッチにできることは何から何までできます。

動作のスムーズ感も抜群で、近未来的でカッコいいルックスも含めて、やはりNO.1のスマートウォッチといえる存在感があります。

前作のSeries6からは「画面が大きくなって操作性向上」「画面が明るくなり、強度も向上」「充電速度が向上」「アルミケースに新色が登場」といった点が進化ポイントです。

この進化ポイントも「決定的な違い」といえるものは少なく、Series 5からSeries 7まではマイナーな進化が続いているのが現状です。

【関連記事】Apple Watch Series7の進化ポイントまとめ。画面の大型化、ケースに新色登場!

■主な搭載スペック

Apple Watch Series 8:2022年9月16日発売

Apple Watch Series 8は、基本的な機能は過去のシリーズと同じ。

心拍計測からスマホからの通知の受取、Suicaでの支払い決済など、ありとあらゆる機能が詰まっています。

そしてSeries 8で大きく変化したポイントと言えるのは以下の部分。

・手首皮膚温測定
・バッテリーを最大36時間に伸ばす低電力モード(watchOS 9搭載によるもの。通常使用では過去と同じく18時間)
・睡眠記録に睡眠ステージが登場(watchOS 9搭載によるもの)

小さな変化と言えるのは以下のような部分でしょうか。

・衝突事故検出機能の強化
・コンパスの強化(watchOS 9搭載によるもの)
・ワークアウト機能の強化(watchOS 9搭載によるもの)
・心電図アプリの心房細動履歴機能の強化(watchOS 9搭載によるもの)
・新しくカスタマイズ可能な文字盤の登場(watchOS 9搭載によるもの)
・この秋登場の国際ローミングによって海外旅行中も携帯電話回線に接続可能に(watchOS 9搭載によるもの)

なおwatchOS 9搭載による新機能は、Series 8だけではなく、iOS 16を搭載したiPhone 8以降とペアリングしたApple Watch SEまたはApple Watch Series 4以降で利用が可能です。

また、カラーのラインナップについては、アルミニウムケースのカラーにシルバーが復活しているのがポイントです。

Apple Watch Ultra:2022年9月23日発売

2022年にデビューした新しいタイプのApple Watch。

本モデルは耐久レース、探検、冒険のためのApple Watchと説明されており、バッテリーの持ちが通常モデルの2倍の36時間に。

AirPods Proのような基本機能が上の最上級モデルというより、アウトドアやスポーツで本格的に使う人向けのモデルといえます。

・ケースサイズ(ディスプレイ)が49mmとデカい

・ケースの素材がチタン

・価格もウルトラの12万円台

・カスタマイズできるアクションボタンを新搭載

といったあたりが通常モデルとの違いです。

Apple Watch Series 9:2023年9月22日発売

現在最新のApple Watch。

前シリーズからの進化ポイントは以下の部分。

「①新しいS9 SiP搭載でパフォーマンスが大幅向上」が最も大きな変化といえ、基本性能が大きく向上しました。

それ以外の進化は細かなものが多くなっています。

①新しいS9 SiP搭載でパフォーマンスが大幅向上

②新しいダブルタップのジェスチャーで各種操作が可能に!

③より明るいディスプレイ

④ネット接続不要のSiri利用で高速&正確な処理が可能に

⑤iPhoneの「正確な場所を見つける」機能が新登場

⑥カーボンニュートラルのオプションを選択可能に

⑦カラーに新色のピンクが登場

Apple Watch Ultra 2:2023年9月22日発売

1年前に続きリリースされたApple Watch Ultraの第2世代モデル。

同日リリースのSeries 9と同じく新しいS9 SiP搭載でパフォーマンスが大幅向上した点が一番の変化といえます。

そのほかの変化もSeries 9と同じものが多く、マイナーチェンジの新モデルといえそうです。

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●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者6000人程度)でも各種レビューを行っています!

これからアップルウォッチを検討・購入する方は以下の記事も参考に!

Apple Watch Series7の色選びで迷った方へ!定番のブラック系、シルバー系から新色、素材ごとの色の違いまで徹底解説!
https://www.smartwatchlife.jp/4422/

Apple Watchにできること20選。LINEの通知受取、Suica決済、歩数や睡眠の記録……。生活が便利になり、健康意識も高まる!
https://www.smartwatchlife.jp/25891/

Apple Watchを買って後悔する人のパターン10選。当てはまる人は要注意!?
https://www.smartwatchlife.jp/26581/

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

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