検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. NEWS
  3. バルミューダが目指すスマホの海外展開。ではスマートウォッチは? 国内大手3ブランドの現状

バルミューダが目指すスマホの海外展開。ではスマートウォッチは? 国内大手3ブランドの現状

NEWS

2021.11.17

大きなニュースとして報じられたバルミューダのスマートフォン市場参入。

デザイン面で賛否が集まっているのみならず、価格に対するスペックの低さを懸念する声も多く、「やっぱり国産ブランドはこの分野じゃもう厳しいのか……」と感じた人は多いでしょう。

では、スマートウォッチの市場では、国産ブランドはどのような立ち位置にあるのでしょうか。

世界シェアでは米・中・韓ブランドが圧倒的優位


スマートウォッチグローバル出荷台数シェア 2021年と2020年の第1四半期比較(%)
出典: Counterpoint Research Global Smartwatch Tracker, Q1 2021

上の図は、カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ社が発表した、2021年第1四半期のスマートウォッチのグローバル出荷台数のシェア状況(Global Smartwatch Model Trackerによる調査)。

Appleが市場シェア1/3を占めている状況で、それに続くのはHuawei、Samsung、imoo(OPPOと同グループのブランド)、Fitbitと、米・中・韓のブランドが並びます。

このあたりの事情はスマートフォン市場と似ているでしょう。

なお、こうしたスマートウォッチの世界シェアを伝えるレポートでは、日本のブランドは名前が挙がることすらありません。

【詳細記事はこちら】Appleが市場シェア1/3を達成! Wear OSは大苦戦もSamsungと統合で巻き返し? スマートウォッチ世界市場の最新レポート

国産大手はカシオ、ソニー、シチズンの3社

一方で日本国内向けの市場では、複数の国産ブランドがスマートウォッチをリリースしています。

その中で誰もが知っている大手ブランドといえるのは、カシオ、ソニー、シチズンの3社。

そのうちカシオは、スマートウォッチの機能を搭載したG-SHOCKを複数リリース。

最近は新作のリリースがないですが、アウトドア腕時計の「PRO TREK(プロトレック)」シリーズにもスマートウォッチがあります。

【あわせて読みたい】CASIO スマートウォッチ 主要モデル&選び方ガイド

一方のソニーは、昨年に最新のスマートウォッチ「wena 3」(ウェナ スリー)を発売。

スマートウォッチとしての機能がバックル部分に集約されており、ヘッド部分には高級機械式腕時計を組み合わせ可能……という独創的なアイデアが話題を呼びました。

またSuicaを含めた幅広いキャッシュレス決済への対応も、国産ブランドならではのものといえます。

【あわせて読みたい】SONY「wena 3」着用レビュー。スマートウォッチとしての実力”を徹底検証!

そしてシチズンは、IoTプラットフォームサービス「Riiiver」と連携し、好きな機能を設定できる新感覚のスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver(エコ・ドライブ リィイバー)」を手掛けています。

こちらもクラウドファンディングでは1億円以上もの資金調達をするなど、発表当初から大きな話題に。

また最近シチズンはソニーの「wena 3」とも積極連携を図っており、その同行も注目されています。

【あわせて読みたい】『CITIZEN』スマートウォッチ 主要モデル&選び方ガイド【2021年版】

王道・ド直球な国産スマートウォッチはないのが現状

と、大手3ブランドが各々の個性を生かしたスマートウォッチをリリースしていますが、いずれの製品もスマートウォッチの業界では「変化球」といえるような存在。

各ブランドにしかない強みや魅力はありますが、王道かつド直球で、世界市場を席巻できるスマートウォッチとはいえないのが実情です。

そしてスマートウォッチの国内市場に目を転じてみると、やはり圧倒的な存在感を誇っているのはApple Watch。

ミドルレンジ~ハイエンドの価格帯で、それを脅かす存在になりそうなのは、Google傘下のFitbitやSamsungのGalaxy、それにHuaweiなど、やはり米中韓のブランドとなります。

また格安モデルではXiaomi、Amazfit、OPPOといった中国ブランドが非常にコスパの高い製品を手掛けており、国産大手ブランドは参入も難しそうな状況。

そしてスポーツ向けのモデルでは、Garmin、SUUNTO、Polarといったグローバルブランドがやはり一定の支持を得ており、本格的に運動や各種アウトドアアクティビティに取り組む人は、そうしたブランドの製品を選んでいます。

【あわせて読みたい】ここで名前の挙がったブランドを含めたスマートウォッチ主要21ブランドのガイド記事はコチラ!

スマートウォッチ市場にもバルミューダのような存在は現れるか?

ここまで見てきたように、スマートウォッチの分野でも、国産ブランドは国内・海外ともに厳しい戦いを迫られています。

スマートフォンの分野では、バルミューダが世界展開を見据えて市場参入を行いましたが、同じようなケースはスマートウォッチの分野でも出てくるのでしょうか。

現状ではその可能性は低いでしょう。

スマートウォッチというガジェットは、スマートフォンと比較すると、今も所有している人が圧倒的に少ないのが実情。

仮に日本国内で大ヒット製品を作れたとしても旨みは少なく、グローバルで勝負しようにも、資金力に優れた米中韓のブランドには今から追いつくのは不可能に近いといえます。

カシオ、ソニー、シチズン以外の大手家電メーカーがスマートウォッチを作っていないことも、この分野で戦うことの難しさを物語っているといえるでしょう。

なおカシオについては、もしG-SHOCKが本格的なスマートウォッチ化したら、世界で大きな人気を呼ぶ可能性はありそう。

またソニーのwena 3も、「スマートウォッチ機能をバックル部分に集約する」というアイデアは唯一無二のもの。高級時計との組み合わせが定番化すれば、将来的にシェアが伸びる可能性があるかもしれません。

ただ、やはり王道・ド直球の製品を国産ブランドが手掛けて、その性能とコストパフォーマンスで世界を席巻するのは難しそう。

そうした状況があったからこそ、バルミューダのスマートフォンも「他にはないアイデア」や「デザイン」に走らざるを得なかったのでしょう。

この実情は日本の国力の衰退を象徴するようで寂しくはありますが、どうにか新しい活路を見出す存在が現れることを期待しています。

あわせて読みたい

スマートウォッチ主要21ブランドのガイド記事はコチラ!

Appleが市場シェア1/3を達成! Wear OSは大苦戦もSamsungと統合で巻き返し? スマートウォッチ世界市場の最新レポート

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


RANKING

  1. 羽生結弦、二宮和也、齋藤飛鳥……。Apple Watchを使っている有名人50人を動画・画像付きで紹介します!

  2. スマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』の新CMに木村拓哉が出演。4月1日からオン・エアー

  3. 【2024年版】Apple Watch Series 10の色選びを7000字で専門サイトが解説!

  4. 家に眠る「用途不明の家電ケーブル」の山、ハードオフが買い取ってくれた件

  5. 最新エントリースマートバンド 「Samsung Galaxy Fit3」使用レビュー

  6. Google Pixel Watch 3とGalaxy Watch7を専門サイトが徹底比較! 勝つのはどっち?

  7. ファーウェイ、新スマートバンド「HUAWEI Band 10」シリーズ発表!軽量&高性能モデルが4月10日発売

  8. Apple Watchの天気アプリで分かる「UV指数」って何?

  9. Apple Watchの「GPS」「セルラー」の違いを徹底解説! 【2024年版】

  10. MFi認証とは何か? iPhoneやApple Watchのケーブル、充電器で見るアレ

NEW CONTENTS

  1. ガーミン、新作ウェルネスGPSウォッチ『vívoactive 6』を発表!睡眠&運動サポート機能がさらに進化

  2. ファーウェイ、新スマートバンド「HUAWEI Band 10」シリーズ発表!軽量&高性能モデルが4月10日発売

  3. 「Polar Pacer」が約22%値下げ!ポラールがランナー応援の価格改定を発表

  4. スマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT 5 Pro』の新CMに木村拓哉が出演。4月1日からオン・エアー

  5. ベゼルが交換可能なスマートウォッチ「Xiaomi Watch S4」3月13日(木)より発売

  6. スマートリング 「Samsung Galaxy Ring」徹底使用レビュー

  7. Amazfit Active 2、日本発売決定!健康管理とスタイリッシュなデザインを両立する次世代スマートウォッチ

  8. 最新エントリースマートバンド 「Samsung Galaxy Fit3」使用レビュー

  9. 国内初となるサンリオキャラのスマートウォッチ4種が登場! ハローキティ、クロミ、シナモロール、ポムポムプリンがオリジナルボイスで呼びかける!

  10. サブスク不要の高機能スマートリング 『Amazfit Helio Ring』使用レビュー

TAG

タグをさらに表示