スマートウォッチの代表格であるApple Watch。
欲しいなぁと思っている人も、「バッテリーの減りが早い」という口コミが気になっている人も多いのではないでしょうか?
実際、Apple Watchはフル充電しても丸一日持ちません。
他社のスマートウォッチは一度フル充電すれば数日以上持つものも多いので、どうしても見劣りしてしまいますよね。
では、Apple Watchを購入した人はみな、バッテリーに不満を感じながら使っているのでしょうか?
この記事では、Apple Watchを使い始めて半年以上、ほぼ24時間ずっと着けっぱなしで生活している著者が、どういう使い方をしているのか、どんなタイミングで充電しているのかをご紹介いたします。
バッテリーの持ちが気になってApple Watchの購入をためらっている人の参考になれば幸いです!
使用したApple Watch
使用したのは2021年4月に購入したApple Watch SE (GPSモデル)。
バッテリーの状態は最大充電が97%です。これは、充電100%になっても新品時と比べると97%という意味です。
普段はどんな使い方をしているの?
著者は主に自分のライフログ用に使っているので、メールやSNSなどのアプリは使っていません。
仕事中は主に、著者が個人開発した『LockinTimer』というタイマーアプリを使っています。ポモドーロ・テクニックという集中力アップの方法をApple Watchで実践できるシンプルなアプリです。
LockinTimer
https://apps.apple.com/jp/app/id1587840329
そのほか休憩中や運動時にはApple純正アプリのワークアウトやミュージック、マインドフルネスなどのアプリを使っています。
睡眠時は『AutoSleep』というアプリで睡眠時のデータを記録したいため、寝るときにもApple Watchをつけたまま寝ています。
【あわせて読みたい】Apple Watchの超名作・睡眠アプリ「AutoSleep Watch」。睡眠の質や時間がひと目で分かる!
記録結果
それでは、丸一日Apple Watchを着けっぱなしにした時のバッテリー残量の推移をご紹介します。
以下のような結果になりました!
●就寝〜起床時(約7時間睡眠)
バッテリー残量:100%→87%
●午前
バッテリー残量:87%→48%
●昼食時に充電
バッテリー残量:48%→87%(39分で39%充電)
●午後
バッテリー残量:87%→76%
●夕食時に充電
バッテリー残量:76%→100%(64分で24%充電)
なお、この下記に一日分の記録を時系列に記載していますので、より詳細を確認したい人はそちらもご覧下さい。
記録結果(詳細)
時刻 バッテリー残量 主な活動(使用アプリ)
(前日)
21:31 100% 就寝(AutoSleep)
(当日)
4:30 87% 起床
5:00〜5:30 79% ヨガ(ワークアウト、リフレクト)
5:30〜6:30 71% 朝活(ミュージック、ポモドーロタイマー)
6:30〜8:00 ー 休憩・朝食
8:00〜11:50 ー 仕事(LockinTimer、呼吸、リフレクション)
11:50〜13:00 48% 昼食
11:52 48% 充電開始
12:31 87% 充電終了
13:00〜18:17 ー 仕事(LockinTimer、呼吸、リフレクション)
18:17〜19:23 夕食・風呂
18:18 76% 充電開始
18:53 96% 充電中
19:22 100% 充電終了
20:54 98% 就寝(AutoSleep)
着けっぱなしで生活するなら1日1〜2回充電が必要
感覚としては半日使ってバッテリー残量が約半分になるイメージです。そのため1日1回充電できれば毎日使い続けられます。
ただ、バッテリー残量が半分以下になるとちょっと心もとなく感じてしまうという場合は1日2回、充電する時間を設ける必要があることが分かりました。
Apple Watch Series7なら充電時間が短縮!
「充電回数が増えるのは構わないから、1回あたりの充電時間を短くしたい」という人は、新モデルであるApple Watch Series7がおすすめです。
2021年に発売されたApple Watch Series7は、従来モデルより充電時間が短縮されました。具体的には残量0%から80%まで充電するのに45分程度で可能になりました。
Apple Watchに限らずバッテリーの充電時間は一般的に、おおよそ80%くらいまでは充電時間が短く、そこから100%まではゆっくりじっくり充電されます。
今回の充電計測結果もその傾向が確認できました。
– 48%→87%まで39分
– 76%→96%まで35分
– 96%→100%まで29分
「充電時間短縮よりもバッテリーの持ちを長くしてほしい!」という要望が口コミでは多いですし、著者も同感です。ただ、自分の生活スタイルの中で充電タイミングを決めてしまったら、バッテリーの持ちは全く気にならなくなりました。
昼も夜も着けっぱなしで生活したい場合でも、お風呂の時間や食事中など、Apple Watchを外してもいい時間は1日のうちどこかに必ずありますからね。
【あわせて読みたい】バッテリー持続が18時間でもApple Watchが「買い」の理由
自分なりのバッテリー充電タイミングを決めよう
以上、Apple Watchを丸一日着けっぱなしにした時のバッテリー残量検証結果でした!
Apple Watchのバッテリー駆動時間は、モデルにもよりますが最大18時間程度であり、1日持ちません。
そのため、Apple Watchを使う場合は毎日充電することが前提となります。
– 起床後、通学・通勤するまでの時間
– 食事中
– お風呂に入っている時
– 睡眠中
など、自分の生活スタイルとApple Watchの用途を考え、習慣付けられるといいですね。
●執筆者:yoshi_2045
フリーランスSE / 二児の父。42歳からAppleWatchのアプリ開発にチャレンジ中。ブログ「ツナガリワークス」を運営中。
https://tsunagari-works.com
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