ウォーキング、ランニングから水泳、ピラティスまで、さまざまな運動の消費カロリーを計測してくれるApple Watch。
ダイエットや体重維持の目的でそうしたワークアウトを行って、消費カロリーをチェックしている人も多いでしょう。
そのような使い方をする方や、「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を継続してダイエット中の方には、「少し身体を動かして、あと100kcalだけ消費しておきたい」といったApple Watchの使い方をする人もいるはずです。
今回の記事では、そうした使い方に最適な、「ワークアウトで消費カロリーをゴールにする方法」を紹介します。
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まずは「ワークアウト」のアプリを開きます。
さまざまなワークアウトの種類が表示されますが、ここではウォーキングを選ぶことにしましょう。
普段はこのウォーキングの部分をタップして運動をスタートすると思いますが、今回は右上の「・・・」の部分をタップします。
すると以下のような画面になるので、消費カロリーをゴールに設定したい場合は「キロカロリー」を選択。
なお「距離」を選択すると距離をゴールに、「時間」を設定すると時間をゴールにできます。
「キロカロリー」を選択した場合は以下のような画面が表示されます。
アクティブカロリー(身体を動かすことによって消費するカロリー)を何キロカロリーに設定するか決めて、「開始」をタップしましょう。
このように消費カロリーをゴールに設定する方法は非常に簡単です。
実際に消費カロリーをゴールに運動してみた!
そして実際に消費カロリーをゴールに設定して、運動もしてみました。
上は150kcalを目標にランニングしたときのワークアウトの結果です。
何分のランニングで150kcalを消費できるかは、その人の身長・体重や運動強度(ランニングの速さ)等によって左右されますが、中肉中背の中年男性の筆者の場合は、1kmを6分程度のペースで15分ほど走ったところ、150kcalを消費できました。
次はサイクリングで150kcalをゴールに運動!
次はサイクリングで150kcalのゴールを目指してみました。
腕元でゴールを設定してスタートです!
なお買い物に行くついでに計測をしているので、とりあえず目的地のお店を目指します。
25分ほど走って目的地のお店に到着しました。
画面の左上には自転車のマークがあり、その周りに赤い線が半円程度まで進んでいますが、この赤い線がゴールの達成状況。
つまり、25分走っても75kcal程度しか消費できていないわけです。
都心部をゆったりしたペースで、信号で停まったりしながら走ると、このくらいしかカロリーは消費できないものなんですね……。
一度計測をストップして買い物をしたあと、帰り道で計測を再開。
帰り道で約20分、行き帰りの合計で45分ほど走ったところで150kcalのゴールを達成となりました。
帰り道のほうがカロリー消費の効率がよかったのは、買い物した重い荷物を背負っていたからなのかな……と想像しています。
全体の結果はこんな感じでした。
ランニングだと15分程度で消費できた150kcalを、サイクリングでは45分かけて消費したわけですが、平均の心拍数を見るとランニングのほうが40ほど数字が上。
サイクリングでもサイクリングコースを高スピードで走るなどして運動強度を上げれば、もっと短い時間で150kcalを消費できると思います。
同じ150kcalを消費するにも、運動の種類や強度によってこれだけ差が出るので、みなさんも様々なワークアウトを試してみながら、自分にピッタリのカロリー消費方法を見つけてみましょう!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者6000人程度)でも各種レビューを行っています!
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