Apple Watchをはじめとしたスマートウォッチは非常に多機能。
多くのブランド、モデルに共通する機能もあるので、「スマートウォッチの主要機能にはどのようなものがあるのか」を知っておけば、スマートウォッチ選びが楽になり、より自分にピッタリのモデルを見つけられるようになります。
そこで当サイトでは、スマートウォッチの主要な機能を20に絞り、上記画像のような主要機能の一覧表を作成しています。
本記事では各機能の内容や便利さについて解説します。
【あわせて読みたい】
スマートウォッチ選びで「重視すべき機能」「実はなくてもいい機能」「あると便利な機能」を5千字で徹底解説!
https://www.smartwatchlife.jp/26313/
国内販売されるスマートウォッチの主要21ブランドを個別記事で詳しく紹介!具体的なモデルを知りたい方はコチラからどうぞ
https://l.pg1x.com/bawS
以下はスマホからの通知を受け取る機能
まず以下の3つは、いずれもペアリングしたスマートフォンからの通知を受け取る機能。
この機能は多くのスマートウォッチに搭載されています。
ここでは代表的なものとして「電話着信」「メール着信」「LINE着信」などをアイコンにしていますが、これらの機能を搭載したスマートウォッチは、SNSの通知もビジネスチャットの通知も基本的に受け取れます。
「スマートフォンからの通知を受け取れるモデルは、電話でもLINEでもメールでもSNSでも、各種アプリの通知を受け取れる」と考えてください。
電話着信
電話の着信を腕元に振動や音で教えてくれる機能。この機能があるとスマホがカバンに入れていても着信を見逃さないです。一部機種では通話開始や通話拒否をスマートウォッチ上で操作できます。
メール着信
メールやメッセージを腕元に振動や音で通知してくれる機能。GmailとWear OSのように相性の良い組み合わせだと、本文をチェックしたりメールを返信したりできます。
LINE着信
LINEのメッセージ通知を腕元に振動や音で通知してくれる機能。頻繁に届くメッセージをスマートフォンなしで見られるため、大切なメッセージを見逃さないです。一部機種では返信する機能があります。
スケジュール通知
スマートフォンやPCで設定したスケジュールを腕元に振動や音でリマインドしてくれます。GoogleカレンダーとWear OSのように相性の良い組み合わせだとさらに細かいリマインド設定もできます。
【あわせて読みたい】
Apple Watchにできること7選。LINEの通知受取、Suica決済、歩数や睡眠の記録……。生活が便利になり、健康意識も高まる!
https://www.smartwatchlife.jp/25891/
大注目のキャッシュレス決済機能
Suicaが使えるスマートウォッチは一部ブランドに限られますが、使えれば非常に便利。
なお「支払い決済」のアイコンはSuica以外の決済方法が使えるスマートウォッチに付けているアイコン。
ただしGarminやFitbitの「Visaのタッチ決済」などは、指定銀行の口座・カードがなければ使えなかったりするのでご注意を。
支払い決済
スマートウォッチ単体で支払い決済ができる機能。楽天Edyなどのプリペイド型とVisaタッチのようなクレジット型に分類されます。Apple WatchのようにQRコード決済に対応した機種もあります。
Suica対応
JR/地下鉄を始めとする交通機関で使えるだけでなく、今やほとんどの店で使える交通系電子マネーをスマートウォッチに内蔵できる機能。どこでも使えるので財布が要らずスマートウォッチのみで外出できます。
【あわせて読みたい】
2021年9月時点の「Suicaが使えるスマートウォッチ」14選。Apple Watch、Garmin、Fitbit、SONYの主要モデルを網羅!
https://www.smartwatchlife.jp/8377/
スマートウォッチの真骨頂!健康関連の機能
腕に着用することで、一定の正確さを持つ心拍数を把握できるのはスマートウォッチの真骨頂。
安物の製品ではその精度が低いこともあるのでご注意を。
心拍センサーが高精度なモデルは、睡眠計測の精度も高くなります。
心拍センサー
運動時の心拍数や日常の心拍数を常に計測する機能で日々の健康管理やトレーニングに役立ちます。自動的にデータが測定されるため、意識せずに健康をチェックでき、病気の予防にもつながります。
睡眠
睡眠時にスマートウォッチをしたまま眠ることで、心拍センサーなどを使うことで睡眠の質まで検知する機能。レム睡眠、ノンレム睡眠、深い睡眠、覚醒状態といった睡眠のステージを詳しく分析できる機種もあります。
SpO2(血中酸素飽和度)
動脈の赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示す数値。新型コロナウイルス感染時の重症化の目安となる指標としても注目を浴びています。健康機能に力を入れたスマートウォッチには搭載する機種が増えています(ただし医療機器のような精度はありません)。
【あわせて読みたい】
スマートウォッチの睡眠計測は深夜に起きた時間も検知する!Apple WatchとGarminを着用して睡眠計測した結果を紹介
https://www.smartwatchlife.jp/25162/
運動関連の機能
消費カロリーや歩数の計測機能は大半のスマートウォッチが搭載していますが、やはり安物は精度が低め。
GPSは5000円以下などの安価なスマートウォッチには搭載されておらず、運動をする人ならチェックの有無を確認してもいい機能です。
気圧センサー搭載のモデルには登山で標高を知れるものもあります。
VO2MAXは本格的に運動に取り組む人には注目の機能です。
消費カロリー
スマートウォッチを身につけることで着けている期間の総消費カロリーを計測する機能。運動で消費したカロリーだけでなく、家事をしている時間や日常で動いている運動が計測され毎日のモチベーションになります。
ステップ数
歩数計と同様の機能。加速度センサーで正確に歩数をカウントしてくれます。一般的には健康のための歩数は1日8000歩とされており、毎日の運動目標として、もっとも基本的な指標となります。
GPS機能
スマートウォッチ自体がGPS電波を受信して、単体で位置情報を取ることができる機能。スマートフォンを持ち歩くことなく、ランニングやサイクリング、ウォーキングで通ったルートの記録を取ることができます。
VO2MAX
VO2MAXとは最大酸素摂取量のことで、1分間の運動の中で体内に取り込むことができる酸素の最大量を表します。マラソンなどの持久力を測る指標としてトレーニングに欠かせないVO2MAX値を腕元で計測できます。
気圧センサー
内蔵された気圧センサーで気圧や高度を測定できる機能。高度が重要になる登山用のスマートウォッチには欠かせない機能。突然の雷雨など天気の急変などを知らせてくれる機種もあります。
【あわせて読みたい】
Apple Watchの「アクティビティ」アプリはダイエット意識向上に役立つ!
https://www.smartwatchlife.jp/4626/
スマートウォッチで測定可能なVO2Max(最大酸素摂取量)はアスリートの心肺能力を測定する有力な指標!数値向上の方法も紹介
https://www.smartwatchlife.jp/23832/
あると便利!天気予報やスマホの音楽操作
腕元で天気予報を見られたり、スマートフォンの音楽の再生・停止などを操作できたりする機能は、搭載しているとなかなか便利。
ディスプレイの小さなバンド型のスマートウォッチでは、こうした機能を搭載していなかったり、搭載していても使い勝手が悪かったりするのでご注意を。
天気予報
今日の天気予報はもちろん、一週間の天気予報をスマートウォッチの文字盤でチェックできる便利な機能。モデルによっては時間ごとの降水確率や気温を表示してくれます。
MUSIC
スマートフォンの音楽をコントロールできる機能。音量のアップ/ダウンやスキップができるのが一般的。一部機種ではスマートウォッチ自体に音楽データを保存して聴くことができます。
【あわせて読みたい】
Apple Watchは3秒で天気、気温、降水確率が分かる!ウォッチフェイスへの天気の表示方法も解説
https://www.smartwatchlife.jp/11573/
日常が便利になる音声アシスタント機能
Apple WatchのSiriやAmazon Alexa、Googleアシスタントなどを搭載し、声での操作が可能なスマートウォッチもあります。
さらにスマートウォッチから音を出す「スピーカー」が付いているモデルには、スマートウォッチでの通話が可能なものもあります。
音声アシスタント
音声入力ができる機能。声でスマートウォッチに命令するアップルのSiri、GoogleのGoogleアシスタント、AmazonのAlexaなどを便利に使用できます。音声で文字入力可能な機種もあります。
スピーカー
スマートウォッチ自体にスピーカーが備わりスマートウォッチから音声を聞ける機能。音声アシスタントに問いかけたことが音声で返ってくるのでより便利に使用できます。ハンズフリーで電話通話ができる機種もあります。
ウォッチフェイスやアプリのカスタムの有無は?
ウォッチフェイス(ディスプレイに常に表示しておく画面)に多数の選択肢があったり、スマホのようにアプリを追加できたりするモデルは、使い勝手が非常によく、スマートウォッチを自分好みに変えられます!
ウォッチフェイス変更
スマートウォッチの文字盤を変更できる機能。その日の気分に合わせて文字盤を変更したり、歩数などを常に画面表示したり、ビジネス用とカジュアル用で使い分けたり、好きな写真を背景することができます。
追加アプリ対応
スマートフォンにアプリを追加するようにスマートウォッチにアプリを追加できる機能。ビジネス系アプリやゲームなどのアプリを追加できます。Apple WatchやWear OSには多数のアプリがあります。
【あわせて読みたい】
オススメのApple Watchウォッチフェイス6選。スマートウォッチ専門サイトの編集部員が推薦!
https://www.smartwatchlife.jp/15876/
AppleWatchの文字盤をミッキー&ミニーやトイストーリーに変更する方法。ミッキーが喋りかけてくれます!
https://www.smartwatchlife.jp/2804/
あわせて読みたい
スマートウォッチ選びで「重視すべき機能」「実はなくてもいい機能」「あると便利な機能」を5千字で徹底解説!
https://www.smartwatchlife.jp/26313/
目的別スマートウォッチの選び方。主要ブランド・モデルを網羅!
https://www.smartwatchlife.jp/18841/
※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。