今の時代、スマートウォッチを購入検討中の人が最初に何をするかというと、「Amazonで検索する」という人が多いでしょう。ですがAmazonで「スマートウォッチ」と検索すると、表示されるのは見たこともないメーカーの怪しい製品ばかり。「令和 2021 最新 活動量計 万歩計」などと、それっぽい言葉や機能が列挙されていますが、その性能は眉唾ものといえるでしょう。
以下が実際の検索結果の上位20件のスクリーンショット(2021年4月29日にブラウザから検索)。スマートウォッチ専門サイトの我々がチェックしてみて、「有名なメーカーが製造している信頼性の高い製品だな」と感じたもの(赤丸をつけたもの)は4/20。上位10件に絞ると1つだけ……という惨憺たる結果でした。スマートウォッチについての知識も特にない人がこの結果を見たら、怪しい商品を掴まされてしまう可能性が非常に高いわけです。
Amazonで「スマートウォッチ」と検索した結果のスクリーンショット。ここから高性能でコスパのいい製品を探すのは至難の技!
なお、この検索方法で比較的上位に表示されやすかった有名メーカーは、Xiaomi、Amazfit、Ticwatchといった中国系のメーカーが中心。Apple WatchやGarmin、SUUNTOなどの欧米系のメーカーが手掛けるスマートウォッチは、さらに下までスクロールしないと検索結果にも表示されませんでした。
検索結果のURLに文字列追加で怪しい商品を除外
では、怪しい商品を除外しつつ、信頼性の高いメーカーの製品だけを検索結果に表示するには、一体どうすればいいのでしょうか。実は、お手軽で便利な方法があります。
それが、「スマートウォッチ」と検索して出てきたURLの末尾に「&emi=AN1VRQENFRJN5」という文字列を追加する方法。この文字列を追加すると、検索結果からマーケットプレイス商品を排除することが可能なので、Amazon.co.jpが直接取り扱う信頼性の高い商品が表示されるようになります!
実際に文字列を追加した検索結果のスクリーンショットが以下のもの。上位20件に出てきたのメーカーは全てスマートウォッチの世界では有名なグローバルメーカー。HUAWEI、Galaxy、Garmin、Fitbit、Apple Watch、SUUNTOの製品がズラリと並んでいます。また、文字列を追加しない検索では表示されなかったSONYのwena 3などもこの検索方法では表示。ファッション製・機能性が両立したSKAGEN、EMPORIO ARMANI、FOSSILのスマートウォッチなどもヒットしました。
こちらが文字列を追加した検索結果のスクリーンショット。赤丸をつけるまでもなく全部知ってるブランド!
なおこの方法だと一部、マーケットプレイスを利用して販売されている信頼性の高い製品が一部除外されてしまいますが、怪しい商品を一挙に除外するには最適。みなさんもぜひお試しください!
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