スマートウォッチが豊作だった第1四半期を振り返り!
ますます盛り上がりを見せるスマートウォッチ。2021年も早いもので1/4が過ぎましたが、この第1四半期は話題のスマートウォッチが驚くほど沢山登場しました。そこで、本記事ではそんなニューカマーたちをご紹介。きっと気になるモデルが見つかるはずです。
GARMIN INSTINCT Esports Edition
『ガーミン』からはタフネスGPSアウトドアウォッチ『INSTINCT』より、eスポーツプレイヤー、ゲーマー、ストリーマー(ゲーム実況者や観戦者)向けの機能を搭載した『INSTINCT Esports Edition』が2月4日より発売開始。
この「INSTINCT」は、アメリカ国防総省が定める標準規格であるMIL-STD-810G(耐熱、耐衝撃、防水)をクリアしたタフなスマートウォッチ。このeスポーツ向けニューモデル「INSTINCT Esports Edition」は、ゲーム中のプレイヤーの心拍数やストレスなど身体情報をモニタリングすることで、ゲーム中の緊張や興奮などを記録、その記録情報の変動からゲーマーの緊迫度を見える化し、プレイの振り返りに役立てることでパフォーマンスの向上に貢献するというモデル。
特徴的なのが配信向けのストリーミングツール「STR3AMUP!(ストリームアップ)」。これはゲーム中のプレイヤーの心拍やストレスなどのモニタリングした身体情報をPC上でリアルタイムに表示(ブロードキャスト)できる機能。この機能により、観戦者はゲーム中のプレイヤーの緊張感や興奮度を、リアルタイムで閲覧することができるようになりました。
●商品概要
・重量 :52g
・本体の厚さ :15.3mm
・ディスプレイ :直径45.0mm
・レンズ素材 :化学強化ガラス
・解像度 :128×128ピクセル
・ディスプレイタイプ:モノクローム半透過メモリインピクセル(MIP)
・駆動時間 :Esportsモード約80時間、スマートウォッチモード約14日間、GPS+光学心拍計モード約14時間
・防水 :100m
・接続機能 :Bluetooth(R)、ANT+(R) Wi-Fi
・衛星測位 :GPS、みちびき(補完信号)、GLONASS、GALILEO
・内蔵センサー :光学式心拍センサー、ABCセンサー(方位・気圧・高度)
・ライフログ機能 :ステップ数、スリープモニタリング、消費カロリー(心拍ベース)、上昇階数、移動距離、週間運動量、ストレススコアなど
・その他機能 :通知機能、天気情報、スマホ探索
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●商品特設サイト
https://www.garmin.co.jp/minisite/instinct/instinct-esports/
●ストリーミングツール【STR3AMUP!】
https://www.garmin.co.jp/products/apps/str3amup-app/
GARMIN Lily Classic/Lily Sports
女性向けスマートファッションウォッチの新シリーズとして発売されたのが『Garmin』「Lily Classic(リリー クラシック)」と「Lily Sport(リリー スポーツ)」。2月11日より発売されました。
『Lily』シリーズは、Garmin初の女性向けスマートファッションウォッチ。ケース径は34.5mmと『Garmin』最小で、ラウンド型のスマートウォッチの中では他ブランドを加えてもかなり小型なモデル。バンド幅も14mmの細さで、女性の腕にしっくりなじむ、繊細なルックスと着け心地が特徴。
『Lily Classic』はステンレスベゼルにレザーバンドを合わせた大人めルック。一方『Lily Sport』はアルミニウムベゼルとシリコンバンドの組み合わせでアクティブさ満点です。
ディスプレイはモノクロTFT液晶のタッチスクリーン。消費カロリー、水分補給、睡眠モニタリング、体のエネルギー状態を数値化するGarmin独自の指標Body Battery、生理周期、妊娠経過のトラッキングのほか、スイム、ヨガ、ピラティス、ウォーキングなどのワークアウト機能も充実しています。もちろん、メール、SNS、天気、スケジュールなどの通知機能も搭載しており、気になるバッテリーライフはスマートウォッチモードで最大5日。防水も50mと必要十分。『Garmin』は女性向けの機能を充実させるなど、積極的に女性へスマートウォッチをアピールしてきましたが、この「Lily」シリーズもしっかりと女性の心を掴んだモデルとなっています。
●製品概要
◆『Lily Classic(リリー クラシック)』
・ベゼル・バンド素材:ステンレスベゼル/レザーバンド
・価格:2万7800円 (税抜)
◆『Lily Sports(リリー スポーツ)』
・ベゼル・バンド素材:アルミニウムベゼル/シリコンバンド
・価格:2万2800円 (税抜)
◆以下シリーズ共通
・重量:24.0g
・サイズ:34.50×34.50×10.15mm
・ディスプレイ:25.4×21.3mm、TFT LCD
・解像度:240×201ピクセル
・バンドサイズ:幅14mm、手首周り110~175mm(標準)、120~195mm(ロング)※ロングバンドは別売りです。
・レンズ素材:Corning Gorilla ガラス 3
・ケース素材:繊維強化ポリマー
・GPS:コネクテッドGPS※互換性のあるスマートフォンとのペアリングが必要
・防水機能:5ATM(50m防水)
・稼働時間:スマートウォッチモードで約5日間
・ヘルスケア機能:ストレス計測、心拍数、呼吸数、Moveアラート、週間運動量
・スポーツ機能:ステップ数、ランニング、サイクリング、ヨガ、ピラティス、筋トレ、プールスイムなど
・スマート日常機能:通知機能(メッセージ、スケジュール、天気)、ミュージックコントロール、セーフティ機能(事故検出、援助要請)
●『Lily Classic(リリー クラシック)』
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●『Lily Sports(リリー スポーツ)』
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●公式サイト
Lily特設サイト
GARMIN Enduro
『Garmin』が2021年4月8日に発売したのが、軽量かつソーラー充電でGPSを駆動しながら最大80時間バッテリーが持続するトレイルランやウルトラランに最適な『Enduro(エンデューロ)』シリーズ。
このモデルは、消費電力の大きいGPSモードで約80時間、最長稼働のバッテリー節約ウォッチモードではなんと約365日、スマートウォッチモードでは約65日間、UltraTrack+心拍計やセンサー類をオフにしたバッテリー最長GPSモードでは約300時間、長期間継続したナビゲーションできるExpeditionモードは約95日間の稼働が可能です。
新機能の「トレイルランVO2 Max(最大酸素摂取量)」は、頻繁に変化する地形でのアクティビティでも、精度の高いVO2 Max測定ができ、「休息タイマー」機能は、ウルトラレースやマラソン中にエイドステーションで過ごした時間を記録することで実際に走っていた時間を正確に確認可能。さらに登山道、傾斜地での標高差やピークまでの距離、勾配などを表示する「ClimbPro」にも対応しています。
アスリートが欲しい機能をすべて取り入れた感のある『Garmin』の「Enduro」シリーズ。トレイルラン&ウルトララン用スマートウォッチの決定版とも言える存在です。
製品概要
・製品名/価格:●Enduro Ti Carbon Gray DLC/Black UltraFit Nylon Strap 10万5000円(税抜) 11万5500円(税込) ●Enduro Steel/Gray UltraFit Nylon Strap 9万5000円(税抜) 10万4500円(税込)
・重量:●Enduro Ti Carbon Gray DLC/ 61g ●Enduro Steel/ 71g
・サイズ(W×H×D):51×51×14.9mm
・ディスプレイサイズ:直径1.4インチ(35.56mm)
・ディスプレイタイプ:太陽光の下でも見やすい、半透過メモリインピクセル(MIP)
・解像度:280×280ピクセル
・ベゼル素材:●Enduro Ti Carbon Gray DLC / DLCチタン ●Enduro Steel / ステンレススチール
・レンズ素材:Power Glass
・ストラップ素材:超軽量で伸縮性のあるナイロンストラップ
・稼働時間:●スマートウォッチモード 約50日間+15日間 ●GPS+光学式心拍計モード 約70時間+10時間 ●バッテリー最長モード 約200時間+100時間 ●Expeditionモード 約65日間+30日間 ●バッテリー節約ウォッチモード 約130日間+235日間
・バッテリータイプ:充電式リチウム電池
・電源:太陽光充電+USB充電
・防水:10等級(100m)
・接続機能:Bluetooth(R)、ANT+(R)、Wi-Fi
・衛星測位:GPS、GLONASS、GALILEO、みちびき(補完信号)
・内蔵メモリ:64MB
・内蔵センサー:光学式心拍計、ABCセンサー(方位・気圧・高度)、温度計、加速度計、ジャイロセンサー
・ライフログ機能:ステップ、睡眠モニタリング、消費カロリー(心拍ベース)、ストレス、呼吸数、BodyBatteryなど
・非接触決済機能:Garmin Pay(Suica対応)※Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
・標準付属品:チャージングケーブル(TypeB)、クイックスタートマニュアル
公式サイト
GARMIN Approach S42
『Garmin』は、ゴルフ用スマートウォッチの最新モデル『Approach S42』は3月25日より発売されました。
「Approach」シリーズは、ゴルファーに愛されているスマートウォッチで、フロント/センター/バック、ハザードまでの距離計測、スコア記録、グリーン形状の表示など、ゴルファーをサポートする多くの機能で人気を博しています。今回発表された「Approach S42」は、登録コースが全世界4万2000コースに増えGPSが強化されるなど、高機能ながらコンパクトなサイズでヒットした「Approach S40」を着実にアップデートした後継モデルにあたります。
「Approach S42」は、測位衛星システム「みちびきL1S」に対応したのが大きなトピック。一般的な衛星測位では、位置精度は誤差10m程度。『Garmin』は独自技術で、誤差3m程度を達成していましたが、今回「みちびきL1S」に対応したころで誤差は1m程度にアップデート。さらにこの「みちびきL1S」は「Approach S42」に加え、フラッグシップモデル「Approach 62」も対応します。
そして、新色「Light Sand/Rose Gold」「White/Silver」の存在にも注目です。もともと、プレーンなデザインで定評のあった『Garmin』のウエアラブルデバイスですが、新色「Light Sand/Rose Gold」「White/Silver」は完全にファッションウォッチと言えるルックス。女性でも違和感なく使用できるデザイン性はライバルに対してかなりのアドバンテージがありそうです。
もともと「Approach」シリーズのベルトは、米国人男性を基準として作られたものでかなり長め。「ブラック」モデルは従来と同じ長さのベルトを採用していますが、新色はそれより短めになり女性も使いやすくなりました。
短めのベルトを採用した新色「Light Sand/Rose Gold」「White/Silver」は、女性にももちろん、日本人男性にも丁度いいサイズ。
製品概要
・製品名:Approach S42
・価格:3万4800円
・サイズ:43.4mm×43.4mm×11.7mm
・重量:43g
・ディスプレイ:縦30.4mm×横30.4mm 1.2インチ、高解像度カラータッチスクリーン(240×240ピクセル)
・稼働時間:最大15時間(GPSモード)/最大10日間(時計モード)
・防水性能:50m防水
・測位衛星:GPS、GLONASS、みちびき(L1S)
公式ページ
GARMIN Approach S12
『Garmin』は、「Approach」シリーズからわずか34.1gのシリーズ最軽量ゴルフ用スマートウォッチ『Approach S12』(全3カラー)を2021年4月22日より発売。『Approach S12』は腕時計型ではシリーズ最軽量であるだけではなく、税抜で2万5000円という手に入れやすい価格も実現しています。
繊細な力加減が求められるゴルフのスイング。スマートウォッチはゴルフのプレーを助ける非常に便利なガジェットですが、スイングだけを考えれば、何も着けないのがベストなのは確かです。
ただ、今回発表された『Approach G12』は別。約34gという重さは腕に着けていても気になることはまずないでしょう。
この『Approach G12』は機能も秀逸。太陽光の下でも視認性に優れた半透過型MIPディスプレイを採用し、登録コースは国内含む全世界4万2000コース、もちろんグリーンのフロント、バック、センター、ハザード、ドッグレッグを計測することも可能です。気になるバッテリーライフも優秀でGPS使用時で最大約30時間、また時計モードでは、ゴルフ向けでは最長クラスの約10週間の使用が可能です。
パッティングを含む全てのショットを記録できるクラブトラッキングセンサー『Approach CT10』(別売)にも対応し、センサーを使用することで、ショットした位置・飛距離を自動で記録するガーミンオートショット機能も利用可能。ラウンド終了後にデータを「Garmin Golfアプリ」にアップロードすれば、ラウンドのデータ分析も行うことができ、プレー向上に役立ちます。この『Approach G12』、税抜で2万4800円。高級ゴルフコースのプレイ料金1回分と考えるとかなりお買い得と言えます。
「Approach S12」製品概要
・製品名:Approach S12
・カラー:「Black」「Granite Blue」「White」
・価格:2万4800円(税別)/2万7280円(税込)
・サイズ(WHD):43.7mm×43.7mm×11.5mm
・ディスプレイサイズ:縦23mm×横23mm
・ディスプレイタイプ:半透過型MIP、モノクロ(175×175ピクセル)
・バッテリー:リチウムイオンバッテリー
・稼働時間: 約30時間(GPSモード)/約10週間(時計モード)
・重量:34.1g
・防水性能:5ATM(50m防水)
・対応バンド:Quick Release 20mm(別売り) バンドに対応
・言語対応:日本語、英語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、マレーシア語
・測位衛星:GPS、GLONASS、みちびき
Fitbit Charge4
『Fitbit』は、交通系ICカード「Suica」に対応した「Charge 4」の発売をついに開始しました。
「Charge 4」は非常にコンパクトなスマートウォッチでありながら、GPSを搭載したことで人気を集めたモデル。今回新たに「Suica」に対応したことで、ますますスマホレスの生活が近づくことになります。
JR東日本が発行するSuicaは、日本全国約5000駅、約5万台のバスのほか、約112万店の店舗が導入済み。買い物や移動が便利になるだけではなく、非接触の決済が新コロナウイルス感染症の予防になることは間違いありません。キャッシュレスどころかスマホレスに近づいた『Fitbit』「Charge4」。ますます人気が高まりそうです。
Charge4の主な機能
・Google Payによるチャージ
・コンビニでの現金によるチャージ
・券売機での現金によるチャージ
・チャージ残高による鉄道利用
・チャージ残高でのお買い物
・残高表示
・履歴表示
・払いもどし
・JRE POINTを貯める
・タッチでGo!新幹線
・新幹線e-チケットサービス
・エクスプレス予約
・スマートEX
Fitbit Ace 3
『Fitbit』は、6歳以上の子供向けアクティビティ&睡眠トラッカー「Ace 3」を3月26日に全国で発売。この「Ace 3」は、文字盤のアニメーションと新しいアクセサリーを追加し、8日のバッテリーライフや水泳可能な防水性など、着実に前作よりアップデート。価格はなんと1万990円(税込)です。
『Fitbit』「Ace 3」は、1時間あたり250歩歩くようにリマインダーを送ったり(学校にいる時間を考慮したカスタマイズも可能)と運動へのモチベーションを高め、また必要な睡眠をとるように促すことで、健康的な習慣を身につけることを手助けするアイテム。『Fitbit』アプリでは、友達や家族のメンバーとつながることができ(親の承認が必要)、家族や友達とアクティビティを競ったり、バーチャルバッジやトロフィーで、目標達成をお祝いすることもできます。
バッテリーライフは約8日、水泳もできる防水機能で使い勝手も確実にアップデート。プライスも1万990円とお手頃なので、子供の健康のためにぜひチェックしておきたいスマートウォッチです。
SUUNTO 9 BARO TITANIUM
スポーツウォッチ、ダイブコンピューター、精密機器の世界的ブランドの『SUUNTO』が、フラッグシップモデル「SUUNTO 9 BARO TITANIUM」のプレミアム版を3月30日に発売。最大170時間のGPSスポーツ追跡が可能になるなど、よりタフに、より強くなり、ハイスペック機能を搭載したGPSスポーツウォッチとなっています。
新しい SUUNTO 9 BARO TITANIUM (スント ナイン バロ チタニウム) は、「ツアーモード」で最大170時間のGPSスポーツ追跡を提供。定評のあるロングバッテリーがさらに強化されました。
デザインは高品質のグレード5のチタンを採用し、ミニマルな雰囲気に一新。komootを搭載したTurn-by-turn (ターンバイターン) ナビゲーションなど、アウトドア機能も充実。さらに、米軍規格[MIL-STD-810]に対してテストも実施され、あらゆる条件での耐久性を保証します。SUUNTO 9 BAROはもともと最も要求の厳しいアウトドアスポーツやアドベンチャー向けに設計されたモデルでしたが、本機はそのプレミアムアップグレード版と言えるでしょう。
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【販売店舗】
SUUNTO公式オンラインストアほか、SUUNTO公式楽天市場店や取り扱い店で販売されます。
SUUNTO SUUNTO7 TITANIUM
『SUUNTO』のWear OS by Google™搭載のスマートウォッチ「SUUNTO 7」の新バージョン「SUUNTO 7 TITANIUM」 (スント7 チタニウム) が4月21日に発売されます。
高硬度のグレード5チタン製ベゼルを採用した「SUUNTO 7 TITANIUM」は、新しいミニマルデザインに刷新。ソフトウェアアップデートも実施し、詳細な睡眠分析、身体リソース管理などの機能を統合させ、心拍数に関するフィードバックをリアルタイムで確認できるようになりました。
またシンプルでミニマルなベゼルはハイグレード5チタン製。ウォッチの外観と感触がよりモダンになりかつ軽量軽量にもなりました。今回の「SUUNTO 7」は機能性のみならず、ルックスにも注目です。
製品概要
・価格:6万4900円 (税込)
・重さ:51.9g
・ベゼル:ステンレススチール
・本体ケース:強化ポリアミド
・耐水:50m耐水
・ストラップ:24mm幅 (交換可能)
・ナビゲーション:GPS、Glonass、Galileo、みちびき
・バッテリー駆動時間:GPS追跡モードで最大12時間、通常使用で48時間
・オペレーションシステム:Wear OS by Google™
・プロセッサー:Qualcomm® Snapdragon Wear™ 3100 Platform
・対応スマートフォン:iOSAndroid
・別売りストラップバリエーション:シリコン/レザー/ナイロンストラップ/マイクロファイバー
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【販売店舗】
SUUNTO公式オンラインストア : https://www.suunto.com/ja-jp/
G-SHOCK G-SQUAD PRO
待ちに待ったG-SHOCK版スマートウォッチ。精密機器たるスマートウォッチをアウトドアに持ち出すのはやや気が引けるもの。G-SHOCKにスマートウォッチがあればと、何度思ったことでしょう。ようやくその夢が叶いました。
今回発表された『G-SHOCK』初のWear OS by Google搭載スマートウォッチは、『G-SHOCK』のスポーツライン“G-SQUAD”からマルチスポーツ対応の『G-SQUAD PRO』「GSW-H1000」。発売日は5月15日です。
この『G-SQUAD PRO』「GSW-H1000」は、もちろんG-SHOCKならではの耐衝撃構造を備え、防水性もなんと20気圧防水とスマートウォッチとしては圧倒的なタフさを誇ります。さらに、GPSや光学式心拍センサー、方位・高度/気圧・加速度・ジャイロセンサーなどを搭載することで、ランニングなどの日々のワークアウトから、サーフィン、スノボといったエクストリームスポーツまで、15種のアクティビティと24種の屋内ワークアウトに対応します。
『CASIO』のプロ用登山スマートウォッチ「PRO TREK Smart」でも採用された「二層構造ディスプレイ」も本機の特徴。この「二層構造ディスプレイ」は、時刻などの常時表示に適したモノクロ液晶と、地図・計測情報などを表示するリッチなカラー液晶を重ねたもの。用途によって表示するディスプレイを分けることで、最大1ヶ月のバッテリーライフを実現しています。
もちろん、手元でスマホの通知を受けたり、音声アシスタント「Googleアシスタント」を使って操作したり、Gmailの返信をしたりと、Wear OSのスマート機能を使うことが可能。また、無数のサードパーティ製アプリをダウンロードすることで、機能の拡張もできます。G-SHOCKのように丈夫でガンガン使えるスマートウォッチがほしい、というのはスマートウォッチユーザーなら誰もが一度は思うこと。ついに実現したG-SHOCK版スマートウォッチ、今季最大の話題作と言っても過言ではありません。
製品概要
・型番
GSW-H1000-1 ブラック×ブルー
GSW-H1000-1A ブラック
GSW-H1000-1A4 レッド
・価格:8万8000円(税込)
・発売日:5月15日
・防水:20気圧防水
・サイズ:約65.6×56.3×19.5mm
・重さ:約 103g(バンド含む)
・ディスプレイ:1.2インチ、2層液晶、カラーTFT液晶(360×360ピクセル)+モノクロ液晶
・GPS:搭載(GPS、GLONASS、みちびき対応)
・センサー:光学式(心拍計)、磁気(方位)、圧力(高度/気圧)、加速度、ジャイロ
・バッテリー持続時間:通常使用(カラー表示)約1.5日 時計とセンサーのみ(タイムピースモード)約1ヶ月 ※使用環境によって変動
・マイク:搭載
●公式サイト
『G-SQUAD PRO』「GSW-H1000」
●問い合わせ
カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869(時計専用)
polar Vantage M2/Ignite2(ポラール ヴァンテージM2/イグナイト2)
1982年に世界ではじめてトレーニング用心拍計モニター装置を開発し、以来プロアスリート御用達となっているフィンランドブランド『Polar』。そんな『Polar』から、ブランドを代表するモデルであるGPSマルチスポーツウォッチ「Polar Vantage M2」と、GPSフィットネスウォッチ「Polar Ignite 2」が発表されました。「Polar Vantage M2」は4月15日に発売、「Polar Ignite 2」は5月中旬発売を予定しています。
今回2世代モデルが登場したのは『Polar』の人気機種「Polar Vantage M2」(ポラール ヴァンテージ エム ツー)と「Polar Ignite 2」(ポラール イグナイト ツー)。「Polar Vantage M2」は『Polar』のフラッグシップ、「Polar Ignite 2」はミドルレンジモデルに相当するもの。いずれのモデルも、心拍、カロリー消費、移動距離、歩数など、ユーザーのアクティビティを24時間モニタリングしトレーニングの質の向上や、健康管理を行うことができます。
「Vantage M2」と「Ignite 2」に追加された新機能として最初に紹介したいのが、「使用エネルギーの分析」。この機能はトレーニングセッション中に消費されたエネルギー源の内訳を、三大栄養素別(脂肪、炭水化物、タンパク質)に表示。この内訳は、トレーニング時の心拍数や身長、体重、最大酸素摂取量(VO2max)などのユーザの身体情報を基に算出できます。
また、省電力設定によるウルトラロングバッテリーも特徴。トレーニング時にGPSの高精度記録と心拍計測を行う場合は最大30時間、心拍計測をオフ・GPSの記録間隔を変更できる省電力設定にした場合は最大100時間、デイリーユースで24時間活動量記録、心拍計測を行った場合は最大7日間の連続使用が可能です。
「Polar Vantage M2」製品概要
・発売日:2021年4月15日
・サイズ:直径46mm×厚さ12.5mm
・重さ:45.5g(リストバンド含む)
・防水:30m防水(WR30)
・カラー:ブラック・グレー、ゴールド・シャンパン、カッパー・ブラウン、グレー・イエロー(限定色)(全てS&M/Lサイズ)
・価格:4万3780円(税込)
●公式サイト
https://www.polar.com/ja/vantage/m2
「Polar Ignite 2」製品概要
・発売日:2021年5月中旬予定
・サイズ:直径43mm×厚さ8.5mm
・重さ:35g(リストバンド含む)
・防水:30m防水(WR30)
・カラー:ブラックパール、ゴールド・シャンパン、ローズゴールド・ピンク、ストームブルー(限定色)(S&M/Lサイズ、ローズゴールド・ピンクはSサイズのみ)
・価格:3万2780円(税込)
●公式サイト
https://www.polar.com/ja/ignite2
HUAWEI Band 4e
ファーウェイから画期的な新製品として2月5日に発売されたのが「HUAWEI Band 4e」。なんと、付属のバックルにより靴に装着し、足元での計測を可能としたスマートバンドなんです。
腕元では高耐久なストラップによりスマートバンドとして活躍してくれる『HUAWEI Band 4e』。しかし、ひとたび靴に装着してフットモードに切り替えれば、バスケットボールとランニング、サイクリングにおいてより詳細なデータを計測してくれる心強い相棒となってくれます。なお、フットモードでは、HUAWEI WATCH GT 2シリーズ(『HUAWEI WATCH GT 2 Pro』、『HUAWEI WATCH GT 2』、『HUAWEI WATCH GT 2e』)と組み合わせることでより詳細な計測を行うことも可能です。ランニングにおいては9つのランニングフォーム測定基準に基づいたデータを提供し、パフォーマンス効率の改善に貢献。サイクリングではより効果的なケイデンス(1分間にペダルが回転する数)を導き出すのに役立ってくれますし、バスケットボールではジャンプデータを含めた動きの総合的な統計データをスマートフォンやタブレットにインストールしたHUAWEI Healthアプリから確認することができるんです。しかもバッテリーは最大2週間持続するというロングライフ。こんな多機能なスマートバンドが2980円とはかなりお買い得と言えるでしょう。
・モデル名:HUAWEI Band 4e
・バッテリー:約 14日
・サイズ:40.5 × 14.8mm / 厚さ:11.2 mm
・重さ:約6g
・防水:5気圧
・センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー
・対応OS:Android4.4以上、iOS9.0以上
・通信規格Bluetooth4.2
・価格:2980円(税抜)
Amazonで詳細を見る
●公式製品ページ
ファーウェイ
Amazfit T-Rex Pro
1万円を切る価格ながら驚きの高性能で話題を呼んだ『Amazfit band 5』など、コスパ抜群のスマートウォッチで人気を呼んできた『Amazfit』。2020年上半期の世界スマートウォッチ市場ではシェア6位(前年比51%増)と、急成長を遂げたスマートウォッチブランドです。
同ブランドの新作『Amazfit T-Rex Pro』が日本でも発売開始。GPSを含む4種の測位衛星システムに対応し、15種類の軍事グレードテストに合格したアウトドア向けのタフネスモデルで、公式オンラインショップの価格は2万8800円。スマホの通知等の基本機能はもちろんのこと、最長18日間のロングバッテリー、睡眠モニタリング、血中酸素飽和度測定などの機能も備えており、そのコストパフォーマンスは圧巻。アウトドアアクティビティで使用するスマートウォッチの新定番になりそうです。
常時オンの1.3インチHD AMOLEDカラーディスプレイは表示も鮮明。見たい情報にすぐにアクセスすることができます。本体はバンド部込みで約60gと軽量で、メタリックな質感のアウターベゼルは硬質な輝きを放ちます。なお本モデルは15種類の軍事グレードテストに合格しており、灼熱の砂漠や湿気の多い熱帯雨林、極寒の極地などの環境下においても使用できる性能を備えたもの。アウトドアシーンでの使用には最適なスマートウォッチといえます。
スペック詳細と公式サイトはこちら!
Amazfit T-Rex Pro – Amazfit Japan オフィシャルサイト
realme Watch S
『realme』はここ日本では聞き慣れない名前ですが、現在グローバル市場では急速な成長を続けている企業。Counterpointが発表した2020年第3四半期の世界スマートフォン出荷統計では、『realme』の世界スマートフォン販売台数は5000万台を突破、世界最速で5000万台を達成したスマートフォンブランドとなっているなど、若者を中心に今人気急上昇中なんです。
そんな『realme』がついに日本上陸。1万円台の低価格ながら高機能を実現した「realme Watch S」でも手に入るようになりました。
『Garmin』をはじめとする高級スマートウォッチメーカーが続々と対応を発表している「血中酸素レベル計測」機能。この「血中酸素レベル計測」とは、文字通り血液中に取り込まれた酸素のレベルを測るもので、体調やトレーニングでの有効な指標になります。
先述の通りこの「血中酸素レベル計測」は『Apple Watch』『Garmin』など、高級スマートウォッチが搭載する機能ですが、「realme Watch S」はなんとお値段約1万円。かなりのコストパフォーマンスと言えます。
また、16種のスポーツモードに対応し、屋内外のワークアウトの成果を専用アプリに記録できるため、運動日記をつける必要はもうありません。
また、防水は1.5mの水深に耐えられるIP68防水・防塵仕様、風防にはコーニングのゴリラガラスを採用。タフさにも妥協はありません。スマホアプリの通知や100を超えるウォッチフェイス、ミュージックコントロール、最長15日間使用可能なバッテリーライフなど、魅力的な機能性を備えています。スマートウォッチのニューカマー「realme Watch S」は、ここ日本でも人気を集めそうです。
製品概要
・モデル名:realme Watch S
・発売日:2021年4月15日
・メーカー希望小売価格:1万727円(税別)、1万1800円(税込)
・サイズ:ケース径約47mm×厚さ約12mm
・重さ:約48g
・ディスプレイ:1.3inch、360×360ピクセル、TFT方式
・防水:IP68
・電池持続:最大約15日
・フィットネスメニュー:16種類
・センサー:3軸加速センサー、光学式心拍センサー、光学式SpO2センサー
・主な機能:心拍計測、血中酸素レベル計測、睡眠測定、歩数、消費カロリー、移動距離、水分補給リマインダー、スマホ通知、ミュージックコントロール、天気、カメラコントロール、ディスプレイ輝度自動調整
公式サイト
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・[Apple Watch][Wear OS][Garmin]etc. 【スマートウォッチ人気勢力MAP】から見るあなたにぴったりなブランドの選び方
※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。