ウォーキング、ランニング等の運動の記録や、ダイエットを目的に使っている人も多いスマートウォッチ。Apple Watchなどは、早歩き以上の運動を行った時間を「エクササイズを行った時間」として記録してくれるので、運動への大きなモチベーションになるはずです。
そして、体を動かして痩せようと思っている人なら、「どんな運動が痩せやすいのか(効率的にカロリーを消費できるのか)」は知りたいことでしょう。今回の記事では、スポーツ用品メーカーのアシックスが書籍で勧めている「ファストウォーキング」について紹介します!
アシックスの研究部門が手掛けた書籍
その「ファストウォーキング」が紹介されていたのは、『究極の歩き方』(アシックス スポーツ工学研究所著/講談社現代新書)。日本人の足を知り尽くしたアシックスの研究部門が、ウォーキングシューズ作りを通して研究・分析した、日本人のための「究極の歩行術」を初公開した書籍です。「50歳を過ぎると足形や歩き方が激変する」「なぜウォーキングシューズで歩くべきなのか」「足の変形は靴で止められる」などなど、興味深い内容が多く掲載されていました。
ウォーキングは足への負荷がランニングの半分!
この本のなかでアシックスが第一に勧めている運動が、「ウォーキング」でした。なぜランニングより先にウォーキングを勧めるのかというと、まずウォーキングは足にかかる負荷が小さいから。同書によると、ウォーキングのときに足にかかる最大負荷は、ランニングの半分程度。そのため、運動に慣れていない人でも膝や足首の故障発生のリスクが小さいというわけです。
理想は「時速7km」のファストウォーキング
では、ウォーキングはどのくらいの速度で行えばいいのでしょうか。同書では、時速7km程度のウォーキングを勧めています。時速7kmというのは、人のふだんの歩行速度(時速4~5km)と比べると相当なスピード。時速7kmというのは「人が自然と走り出さないギリギリの速さ」だそうで、イメージとしては「両足が宙に浮きそうになる(=走っていることになる)ギリギリ手前の速歩き」といった感じでしょうか。
なおウォーキングでは「歩く速さを上げると加速度的にエネルギー消費量が増加する」とも同書には書かれていました。つまり、時速7kmのウォーキングは「もっともエネルギー消費量が大きいウォーキング」であり、かつランニングより体への負荷も少ない運動なわけです!
スマートウォッチをつけてファストウォーキングを
ここまで説明してきたように、体への負荷が少なく、効率的にカロリーを消費できるファストウォーキング。Apple Watch等のスマートウォッチを着用すれば、消費したカロリーも正確に計測してくれて、運動へのモチベーションが上がるはず。ぜひスマートウォッチを着用してファストウォーキングを実践してみましょう!
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