Googleグループの一員に加わったことや、Suica対応モデルが増加していることで、日本でもファンが増えているFitbitのスマートウォッチ。
9月末には待望の最新モデル「Charge5」の発売も決定しました(詳しくは下記のリンク先をどうぞ)。
Fitbitの新作スマートウォッチ「Fitbit Charge5」の詳細を速報レポート。公式サイト、Amazonで予約スタート中
健康機能に優れたモデルが多く、見た目もスマートなものが多いので、女性を含めて幅広い人にオススメしたいスマートウォッチのブランドです!
本記事ではブランドの概要や製品の選び方、現在入手可能な最新モデルを紹介していきます!
Fitbitってどんなブランド?
フィットネス機能に強いブランド。現在はGoogleのグループ企業に
2009年にアメリカのシリコンバレーで創業した『Fitbit』は、世界各国で1億2000万台以上のデバイスを売り上げている、健康とフィットネスに強いスマートウォッチ&アクティブトラッカーのブランド。
あのバラク・オバマ(アメリカ前大統領)もFitbitのスマートウォッチを着用しており、アメリカでは日本以上にメジャーな存在であることが伺えます。
Breaking news in the @WSJ Obama video interview. Our president has a Fitbit Surge. http://t.co/XkVp9NaOQD pic.twitter.com/6nXzqgNBlj
— Joanna Stern (@JoannaStern) April 28, 2015
そんなFitbitが創業当時から特に力を入れているのが、睡眠分析やワークアウトのログ機能。Fitbitは健康系の機能が特に優れたブランドなんです。
また記録したデータをワイヤレスで自動同期するシステムを初めて導入したり、ストレス状態を測定できる世界初のセンサーを搭載するモデルをラインナップしたりと、常に先進的な取り組みを行うことでウェアラブル端末の普及にも貢献してきたブランドでもあります。
2021年1月には、兼ねてから発表されていた『Google』による買収が完了。さっそくFitbit OSがアップデートされ、一部モデルでAmazon Alexaに加え、Googleアシスタントが使えるようになりました。今後はGoogleと連携することによる新しい機能の開発が期待されており、次期モデルの登場も含めてますます目が離せません。
2021年にはSuica対応が急速に進展!
そしてFitbitのスマートウォッチの魅力の一つが、Suicaが使えるモデルがあること。2021年にはSuica対応モデルが次々と登場しており、日常での支払いなどでも便利に使えるようになりました。
なおSuicaに対応しているスマートウォッチのブランドはApple Watch、Garmin、Fitbit、ソニーのwenaのみです(2021年8月時点)。
なお、FitbitのSuica対応モデルのみをチェックしたい方は、下記のリンクをご覧ください。
FitbitのSuicaが使えるスマートウォッチまとめ。Charge5、Sense、Versa 3が新たにSuica対応!
健康機能を中心にスポーツ、ビジネスと幅広く使いたい人にオススメ!
『Fitbit』では、アクティビティ、エクササイズ、食事、体重、そして睡眠などをリアルタイムで記録し、スマートフォンのアプリと自動同期、様々なデータをグラフで管理することができます。その精度も非常に優れているので、日常的にスポーツをする人や、健康維持の目的でスマートウォッチを使いたい人に特にオススメです。
なお先述のバラク・オバマ前大統領は、学生の頃からバスケットボールをプレイしていて、スポーツ好きとしても有名なので、やはり健康にも気を使っていてFitbitを使っていたのでしょう。
またSuicaへの対応も進んでおり、スマホに届いたメールや電話等の通知ももちろん受け取れます。スマートウォッチとしての基本機能はしっかり揃ったオールラウンド型のモデルが多いので、健康機能を中心にスポーツ、ビジネスと幅広く使いたい人にオススメです!
選び方は? Fitbitのモデルは「スマートウォッチ型」と「バンド型」の2タイプ
多種多様なモデルをラインナップするFitbitですが、そのモデルは大きく分けると「スマートウォッチ型」と「バンド型」の2タイプに大別できます。
「スマートウォッチ型」は、上記写真のように文字盤がスクエアに近く大きめなもの。スマートウォッチとしての機能が豊富に揃っており、操作性や視認性が高いのも特徴です。Suica対応しているモデルやGPSを搭載しているモデルも「スマートウォッチ型」が多めなので、よりオールラウンドにスマートウォッチを使いたい人はこちらのタイプがオススメです。
一方の「バンド型」は本体部分がバンドと同じ細さでコンパクトなもの。運動や睡眠のログ機能がメインになるので「アクティブトラッカー」とも呼ばれます。機能の豊富さやディスプレイの視認性はスマートウォッチ型に劣りますが、「着用感が軽やか」「睡眠中に着用していても気にならない」「価格が安い」というメリットも。
「歩数や消費カロリーのログを取りつつ、あとはスマホの通知が受け取れれば十分」という人なら、断然こちらのタイプがオススメです。
では現在のFitbitの主要モデルを紹介していきます!
なお、お目当てのモデルがある方は記事冒頭の「目次」右側の4本線をクリックすると見たい部分までジャンプできます。
また、先にAmazonの商品ページをチェックしたい人は下記からどうぞ!
※閲覧時点での価格の変更や品切れ等はご了承ください。
まずはスマートウォッチ型のモデルから!
Fitbit Sense
Amazonで詳細を見る
先進機能を備えたフラッグシップモデル。Suica対応も完了!
『Fitbit』のフラッグシップモデルで、2021年にはSuicaにも対応! ストレス状態を測定できる世界初のセンサーを搭載しているうえ、皮膚温の計測や、心臓の健康、睡眠に関する機能も充実しています。ライフスタイル管理に優れた1本で、下記の搭載スペック表を見れば分かるようにオールラウンドに機能が揃っています。
音声アシスタントのアマゾンアレクサやGoogleアシスタントにも対応するなど、最先端のスマートウォッチ体験が可能です。また12分で1日分の急速充電が可能なうえ、約1週間のバッテリーライフを実現するなど、実用面においても優秀なモデルです。ケース幅40.4㎜。 50m耐水。カラーはカラーはカーボン/グラファイト ステンレススチール、ルナホワイト/ソフトゴールド ステンレススチール、セージグレー/シルバー ステンレススチールの3色。
■搭載スペック
※下記の搭載スペックは編集部調べのデータになります
各機能の詳細や、どの機能を重視すべきかについては、下記の関連記事をご一読ください。
【関連記事】スマートウォッチの20の主要機能を徹底解説。自分に最適なモデルを探す商品選びの基準に!
試用レビューはこちら!
Fitbit Versa3
毎日を快適にする機能がオールラウンドに揃ったスマートウォッチ
「Sense」と同じくSuicaに対応したモデル。「Sense」との主な違いは、ストレス計測機能が省かれていること。とはいえ、心拍、睡眠、アクティビティトラッキングの計測精度は「Sense」と同じで、こちらも十分高機能。価格も「Sense」よりやや手頃なので、こちらを選ぶという選択もアリです!
6日間以上のバッテリーライフで使用にもストレスなし。日常生活からワークアウトまで幅広くサポートしてくれる存在です。ケース幅40.4㎜。 50m耐水。カラーはミッドナイト/ソフトゴールド アルミニウム、ブラック/ブラック アルミニウム、ピンククレイ/ソフトゴールド アルミニウム、シスル/ソフトゴールド アルミニウム、オリーブ/ソフトゴールド アルミニウム5色。
■搭載スペック
【発売時の詳細なニュース記事】
Fitbit Versa2
フィットネスに特化した カジュアル使いのガジェット
名前の通りVersa3の1つ前のモデル。Suicaは搭載していませんが、スマートウォッチ型なのでオールラウンドに機能が豊富です。
Amazon Alexa による音声操作が可能なので、フィットネスの最中に音楽の再生をしたり、料理をしながら電話をかけたりと日常生活でも活躍してくれます。睡眠データの記録など健康管理機能ももちろん充実しています。ケース幅40.4㎜。 50m耐水。カラーはブラック/カーボン アルミニウム、ストーン/ミストグレー アルミニウム、ペタル/カッパーローズ アルミニウムの3色。
■搭載スペック
試用レビューはこちら!
こんな替えバンドを使うのも楽しい!
ここからはバンド型のモデルを紹介!
Fitbit Charge5
2021年9月下旬に発売される、バンド型のフィットネストラッカー「Charge」シリーズの最新モデル。
Suicaを搭載するほか、フラッグシップモデルの「Sense」に搭載されていた推定皮膚温の変動記録機能をバンド型のトラッカーモデルでは初搭載しています。
また、ワークアウトに適した状態か・回復を優先すべきかを示す「今日のエナジースコア」、ストレスに対する身体の反応を、毎日のスコアで表す「ストレスマネジメントスコア」などの機能も搭載。
大半の部分で「Sense」に匹敵する機能を持っていて、なおかつスマートなバンド型で価格は「Sense」より手頃。
Fitbitを代表するモデルになることはもちろんのこと、スマートウォッチ分野全般でもヘルスケア機能では最高峰の機能を持ったモデルになりそうです。
バッテリーライフは最大 7 日間です。カラーは「ブラック/グラファイト ステンレススチール」、「ルナホワイト/ソフトゴールド ステンレススチール」、「スチールブルー/プラチナ ステンレススチール」の3色です。
【使用レビューはコチラ!】
Fitbit Charge5使用レビュー。バンド型モデルではNO.1の使い心地と多機能さ!
https://www.smartwatchlife.jp/29343/
Fitbit Luxe
スタイリッシュに健康を管理できるバンド型の最新スマートウォッチ
今年発売されたばかりの新作スマートウォッチ。まず目を引くのが、アクセサリーのようなラグジュアリーさ。ソフトゴールドとプラチナ仕上げに金属気化技術を使用するなど、ジュエリーの製作方法を取り入れられています。よりアクセサリー感の高い替えバンドも多数用意されています。
スマートなバンド型ですが、歩数や消費カロリーの計測、睡眠の追跡などはしっかり揃っており、その性能もFitbit製品ならではの安定ぶり。スマホの通知ももちろん受け取れて、最新モデルだけありカラーディスプレイの視認性も高いです。幅 17.62 mm、水深 50 m までの耐水。バッテリーは5日間持続するので、充電もストレスにならないでしょう。カラーはブラック/グラファイト ステンレススチール、ルナホワイト/ソフトゴールド ステンレススチール、オーキッド/プラチナ ステンレススチール、スペシャルエディション gorjana ソフトゴールド ステンレススチール パーカー リンクブレスレットの4色。
健康維持を目的としつつスタイリッシュにスマートウォッチを使いたい女性には特にオススメの一本です。
■搭載スペック
【発売時の詳細なニュース記事】
コンパクトでスタイリッシュなスマートウォッチ『Fitbit Luxe』発売!有料サービスFitbit Premiumが6か月分無料に!!
Fitbit Charge4
多機能なフィットネストラッカーモデル
Charge 5の一つ前のモデル。同価格帯のシンプルなバンド型スマートウォッチにはほとんど採用されていないGPS機能が搭載されています。
そのため運動のログ取得などの性能は高価格帯のスマートウォッチと引けを取りません。大きさ的にも機能的にも、極めてスマートウォッチ型に近いバンド型のモデルといえるでしょう。
なお見た目がスマートなだけでなく、着け心地も◎です。ケース幅42㎜。 50m耐水。バッテリーは最大7日間。カラーは現在ブラックのみ。
■搭載スペック
【発売時の詳細なニュース記事】
Fitbit Charge4 Suica対応版
2021年発売の新モデルはSuica対応!
上記のFitbit Charge4はSuica未対応でしたが、2021年に新発売されたモデルはSuicaに対応!バンド型のスマートな見た目でSuicaが使えるのは他のモデルにはない特徴で、「Sence」などが「自分には機能が豊富すぎて手が余るし、ウォッチフェイスが大きいのがちょっと……」と思っている人にはこちらもオススメです!
【発売時の詳細なニュース記事】
Fitbit Inspire2
ワークアウトの効果を高める 小さなフィットネストレーナー
最大10日間のバッテリーライフを誇るバンド型モデル。スマートな見た目と華やかなカラーバリエーションで、さまざまなファッションにも合わせやすいのが特徴です。
一方でスマートウォッチとしての機能はしっかり豊富。日常生活のありとあらゆるデータを管理可能で、目標に基づいた20種類以上の運動モードや常時心拍数トラッキング、食事と水分摂取量の確認などがこのトラッカー1つでまかなえます。ケース幅37.3㎜。50m耐水。バッテリーは最大10日間です。カラーはブラック、ルナホワイト、デザートローズの3色。
■搭載スペック
【発売時の詳細なニュース記事】
Fitbit Ace3
家族みんなの健康的な生活習慣づくりをサポート
こちらは子供向けのモデル。やる気を高めるチャレンジを利用できる、6 歳以上のお子様向けのアクティビティトラッカーで、家族みんなで楽しく健康管理ができます。バッテリーライフは最大 8日間。縦 37.39 mm x 横 16.8 mm x 高さ 12.9 mm。50m耐水。カラーはブラック/スポーツレッド、コズミックブルー/アストログリーン、スペシャルエディション ミニオンズイエローの3色。
■搭載スペック
【発売時の詳細なニュース記事】
Suica対応で日本でもユーザー拡大の予感!
Suica対応モデルが一気に増加したことで、日本でも注目が高まっているFitbitのスマートウォッチ。Googleの買収により、今後はさらに便利な機能も増えていきそうなので、今後の展開にも期待大です!
●『fitbit』 公式ホームページ
https://www.fitbit.com/jp/home
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