Series 3以降の機種では、「Hey Siri」と話しかけなくても Siri が反応するようになったApple Watch。
便利になった一方で、「普通に会話をしているときに勝手にSiriが反応してしまう」という誤作動に困っている人もいるはずです。
筆者もその1人で、電話中や会話中に「すみません。よくわかりません」などとSiriが勝手に喋り出すことはしばしば。
先日は「ぜんぜん寒ないよー」と電話で喋ったとき、Siriが「ぜんぜん寒ない」を「ちんちん侍」と聞き間違えた上で音声で応答。
「すみません。私には”ちんちん侍”が理解できません」と女性の声で読み上げられる……という辱めを受けました。
今回の記事では、そんなSiriの誤作動を防ぐ方法をご紹介します。
対策①「手首を上げて話す」をオフに
1つ目の対策はSiriの設定で「手首を上げて話す」をオフにすること。
現在のApple WatchでSiriを起動する方法は、「手首を上げて話す」「デジタルクラウンを押す」「Hey Siriと話しかける」「文字盤に追加したSiriのアイコンをタップする」の4つ。
何も操作をしていないのにSiriが誤作動をしてしまう人は、「手首を上げて話す」がオンになっていることが原因と思われるので、そこをオフにしておけば安心です。
筆者のApple WatchのSiriが誤作動をしたのも、「Apple Watchを着用した左手を高く上げているとき(左手でスマホを持って電話しているとき)」などが多かった記憶があります。
なおSiriの設定はApple Watchの「設定」のアイコン(歯車の形をしたもの)をタップした先で変更できます。
対策②「消音モードで制御」をオンに
おそらくは上の対策のみで誤作動は防げると思いますが、心配な人は同じくSiriの設定で「音声フィードバック」を「消音モードで制御」にしておきましょう。
この設定にしておけば、Apple Watch が消音モードに設定されている場合、Siri は声では応えません。Siriにいちいち声で反応されるのがイヤな人も、この設定にしておくのがオススメです。
Siriに「ちんちん侍」と急に読み上げられたくなければ、ぜひ上記の設定を見直してみてください!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者6000人程度)でも各種レビューを行っています!
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