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世界のスマートウォッチ出荷台数シェアが発表!Apple、Huawei、Samsungが市場を牽引!

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2020.12.26

テクノロジー・メディア・通信業界に特化した国際的な調査会社のカウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは、「スマートウォッチのグローバルでの出荷量は、COVID-19流行の中でも成長軌道を維持し、2020年第3四半期も前年同期比6%の成長を遂げた」という調査結果を含む、Global Smartwatch Model Trackerによる最新調査を発表しました。

Appleは昨年と比較して2%シェアを伸ばす


Appleは、引き続き市場のリーダーのポジションを維持しており、昨年と比較して2%シェアを伸ばしました。同社は、初の中位機種スマートウォッチとなるApple Watch SEをこの四半期に発売し、300米ドルを切る価格帯で多くの注目を集めました。またHuaweiは、最近投入した機種の中でも、特に子供向けのスマートウォッチが好調であり、15%のシェアで2位の座を守りました。Galaxy Watch 3の発売を成功させたSamsungは、BBKを抜いて、この四半期の3位を獲得しました。

図1: 世界のスマートウォッチ出荷台数シェア 2020年と2019年の第3四半期比較

Samsungは「Galaxy Watch 3」発売で勢いを取り戻す

カウンターポイント社シニアアナリストのSujeong Lim氏は以下の通り述べています。

「売上に関しては、Appleはさらに強くなった。第3四半期に同社は23億米ドル(約2,400億円)とスマートウォッチグローバル市場の売上のほぼ半分に達し、前年同期比で18%の増加となった。その一方、Samsungは2020年上半期に伸び悩んだ。Appleほど高級機を求める購買層に訴求できず、コロナ流行下で需要を喚起できなかった。しかし、Galaxy Watch 3の発売によって、第3四半期は勢いを取り戻したことにより、Samsungは前年同期比59%の成長を遂げた。この勢いは、しばらくは続くだろうと見込まれる。」

7四半期を経て、中国が北米を抜いて最大の市場に

図2:世界のスマートウォッチ出荷台数シェア 地域別

地域別で鑑みると、中国は7四半期かけて、台数ベースに於いて、北米を僅差で抜き、世界最大の市場となりました。Apple Watchシリーズ4の発売以降著しい成長を遂げていた北米市場は、2018年第4四半期以降、市場を牽引する役目を持っていましたが、2020年第3四半期は中国が首位となりました。以前は、中国では子供向けスマートウォッチのシェアが全体の7割を超えていましたが、昨今は「普通の」スマートウォッチ市場に勢いがあることも市場拡大の要因となっています。

また、インドは、スマートウォッチのグローバル市場シェア4%に過ぎないものの、MEA(中東とアフリカ)や中南米よりも大きな市場に育ちつつあり、出荷量は前年同期比で95%伸びています。Lim氏は以下の通りに付け加えています。

「インドでは、地場メーカーのNoiseが急速に伸びている上、インド人に浸透している中国メーカーのrealmeがWatchを第3四半期に発売した。インドのスマートウォッチ市場は、これらのメーカーの売上増を受けて、成長の第1ステージに入ったようである。COVID-19から回復する来年末から、本格的な成長が始まるだろうと見込まれる。」

スマートウォッチの機種別、地域別の出荷台数に関する包括的なレポートは、購読者向けにリサーチポータルにて配信されています。
https://report.counterpointresearch.com/posts/report_view/iot/2189

カウンターポイント社について

Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供しています。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持っています。

公式ウェブサイト
https://www.counterpointresearch.com/

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