編集部ではFitbit製品を多く試用してきましたが、睡眠計測やエクササイズのアクティビティログ機能の精度が非常に高く、健康用途でスマートウォッチの購入を検討してる人にはいち押ししたいブランドです。
本記事ではより効果的にストレス管理ができるようになった「Fitbit Sense」について解説していきます。
「Fitbit Sense」ってどんなスマートウォッチ
皮膚電気活動(EDA)センサーを世界で初めてスマートウォッチに搭載したFitbitの新モデル「Sense」。
皮膚電気活動(EDA)は、ストレスに対する体の反応を示す可能性のあるもので、『Fitbit』「Sense」では、その状況を手のひらを時計に乗せることで計測することが可能です。
また『Fitbit』「sense」は、手首の皮膚温度センサーを搭載しているのも特徴。体調変化の兆候をつかむことができるため、ウィズコロナの時代には非常に有益な機能と言えます。
残念ながら、搭載されている心電図モニター(ECG)は日本で使えませんが、高精度な心拍トラッキングシステムや睡眠ツール、内蔵GPSを活用した20種類以上のエクササイズモードを搭載するなど、健康管理の分野では最強のスマートウォッチと言っても過言ではありません。
詳細な使用レビューは下記をご覧ください。
Fitbit Senseでストレス管理をする方法
Fitbit Senseでは大きく分けて「反応性」、「活動のバランス」、「睡眠パターン」の3つの分類で計測を行い、ストレス値を特定します。Fitbit senseを長時間にわたって着用し、データを集積すれば、より正確な測定が可能になります。
「反応性」
人間の体はストレスを感じた時に、自律神経システム(ANS)がホルモンを放出。「体の心拍数が上がる」「発汗レベルを変える」といった反応が起こり、警戒・緊張の状態になることで事態に備えます。
Fitbit senseでは、この変化を皮膚からの皮膚電気活動(EDA)での測定。具体的には、心拍変動(HRV)、増加した安静時心拍数(RHR)、安静時心拍数以上の就寝時心拍数などを計測しています。
「活動のバランス」
正しい量の活動のアクティビティはストレスを軽減できます。アクティビティが少なすぎると、体が過敏になり、精神的に負担のある予定等がストレス反応につながりがちになります。逆にアクティビティが多すぎると、エクササイズ自体が身体的なストレスを引き起こしてしまい、疲労を招いてしまうわけです。Fitbit senseでは毎日の歩数や週のアクティビティ、フィットネス疲労スコアを測定し、ストレス測定の一助としています。
「睡眠パターン」
質の悪い睡眠は、ストレス対処能力にマイナスの影響を与えます。そして日常の高いレベルのストレスは、寝付きを悪くします。Fitbit senseでは、時間に対する睡眠負債、夜間の寝返りや分裂的なパターン、レム睡眠及び深い睡眠を確認しています。
世界初機能の皮膚電気活動(EDA)の計測方法を動画で解説
そして「Fitbit sense」では、世界初機能の皮膚電気活動(EDA)の測定によって、体の繊細な汗の変化を特定してくれます。この動画では測定の仕方をご紹介します。
※EDA応答は人によって異なる場合がありますが、一般的に穏やかな状態でいる時ほど、反応レベルが小さくなると言われています。この変化はストレスのほか、運動、ノイズ、温度変化などの要因により生じる可能性もあります。(引用元:Fitbit)
日常の体調管理に最適なスマートウォッチ!
これまでもストレス測定のできるスマートウォッチはいくつかありましたが、Fitbitでのストレス測定は、より期待が持てる機能だと感じました。ストレスを軽減できれば、さまざまな病気になるリスクも低下できるといえるでしょう。「Fitbit sense」は医療器具ではないですが、自分の体調管理をするうえで非常に役立つデバイスといえそうです!
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