『Fitbit(フィットビット)』は2020年6月5日、新コロナウイルス感染症COVID-19による公衆衛生の緊急事態における緊急使用許可 (EUA)をアメリカ食品医薬品局(FDA)より取得した、高品質で低価格、そして簡単に使える救急人工呼吸器を開発したと発表しました。
世界的な需要増に応えた人工呼吸システム
人工呼吸器のグローバル需要の高まりを受け『フィットビット』は社内の先進センサー開発とハードウェアデザインの深い専門知識を活用し、 MIT E-Vent Design Toolboxの仕様に基づく自動蘇生器「Fitbit Flow」を製造しました。 開発とテストの段階で、フィットビットはオレゴン健康科学大学のCOVID-19患者に対応する救急医療臨床医に助言を求め、MassGeneralBrigham COVIDイノベーションセンター ワーキンググループと協力し、現場で働く人たちのニーズを満たすデザインを開発しました。
「Fitbit Flow」は、救急救命士が使用するような標準的な蘇生バッグをベースに、洗練された器具、センサー、アラームを装備・相互作用させ、自動圧縮と患者のモニタリングをサポートします。 この人工呼吸器は、直感的でシンプルに使うことができるため、業務用の人工呼吸器を使うことのできる専門スタッフの負荷の軽減にも役立つことが期待されます。 『フィットビット』によると、他の類似する救急用人工呼吸器は、それぞれ異なる機能を組み合わせていますが、同じ低価格帯で「Fitbit Flow」と同等の機能性を持ち合わせる製品はないとのこと。また、『フィットビット』は、現在、年間数百万台のフィットビットデバイスを製造している社内の広範なインフラと製造能力を使用し、こうした緊急用デバイスを迅速に大量生産することを目指しており、これらのデバイスを従来型の業務用人工呼吸器が不足している世界中の医療機関に供給することを目標にするのことです。
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