検索
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. スマートウォッチの使い方、基礎知識
  3. スマートウォッチが教えてくれた、テレワークの落とし穴。減ったのは歩数と睡眠の深さだった

スマートウォッチが教えてくれた、テレワークの落とし穴。減ったのは歩数と睡眠の深さだった

コロナ

在宅勤務やテレワークが日常化した今、「なんだか体が重い」「夜に眠れない」「集中力が続かない」と感じている人は多いのではないでしょうか。

実はその不調、気のせいではありません。そして、その原因をスマートウォッチが見抜いてくれます。

本記事では、長年スマートウォッチを使い続けている筆者が、自身のアクティビティデータから“テレワークの過酷な現実”をあぶり出した体験を紹介します。医学的な視点も交えながら、スマートウォッチを使った「不調の可視化と対策」について解説します。

※この記事は2000年8月に公開したものをリライトしたものです

テレワークで激減するのは「NEAT」。スマートウォッチが示した衝撃の数値

新型コロナウイルス流行以前から、筆者は自宅で原稿執筆を行う生活をしていました。外出といえば打ち合わせや取材くらい。それでも多少の移動はありましたが、テレワークが本格化してからというもの、移動量は激減。電動自転車のアシストを「最大」にしてコンビニへ行くような生活が続きました。

そんな筆者でも「これはマズい」と感じたのが、2020年春の緊急事態宣言の頃。体が重く、頭がぼんやりする日が増えたのです。原因を探るべく、スマートウォッチで集計した「Appleヘルスケア」のデータを確認してみると……。

歩数の推移

歩数の平均が、過去最低の3,320歩に! 2019年の年間平均が約5,800歩だったのに対し、2020年は約4,700歩と1,000歩以上の減少。グラフを見るだけで、テレワークによる活動量低下が一目瞭然です。

年間の歩数推移

歩数だけでなく、アクティブエネルギー(消費カロリー)ランニング・ウォーキング距離登った階数といった指標もすべて右肩下がり。

消費カロリーの変化 ウォーキングとランニング距離 登った階数

結果として、筆者の体重は過去最高の80kgを突破。階段を上るだけで息切れと膝痛……。

ここで重要なのが「NEAT(非運動性熱産生)」という概念です。これは「運動」以外の、通勤や家事、座ったり立ったりする動作で消費されるカロリーのこと。実は1日の消費カロリーの約3割をこのNEATが占めています。

テレワークで「通勤」が消滅したことで、このNEATが極端に減少。「食べている量は変わらないのに太る」という現象は、スマートウォッチのデータ通り、必然の結果だったのです。

「ソーシャル・ジェットラグ」による睡眠の質の低下

運動量の低下も問題ですが、さらに深刻なのが「睡眠の質」の悪化です。筆者が毎晩着用しているスマートウォッチ「Gobe」で睡眠データを確認すると、驚くほど低スコアの日が続いていました。

睡眠の分析結果

筆者の典型的な1日は、午前4時過ぎに就寝、朝8時に子どもたちを起こして朝食、10時にようやく二度寝から起きるというリズム。これは完全に「夜型のテレワーカー」の典型です。

このように、平日の睡眠不足を休日の「寝だめ(二度寝)」で解消しようとすると、体内時計が時差ボケのような状態になります。これを「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)」と呼び、慢性的な疲労やメンタル不調の大きな原因となります。

スマートウォッチのデータを見ると、睡眠の深い時間帯(ディープスリープ)が著しく短くなっており、体は休息できていない状態でした。

データで気づく「セルフモニタリング」の効果

こうした生活の乱れを「可視化」できたのは、スマートウォッチを日常的に身につけていたからこそ。

心理学には「セルフモニタリング(自己監視)」という効果があります。自分の行動を記録・観察するだけで、自然と行動が良い方向へ変わっていくというものです。数値として自分の状態を突きつけられることで、筆者にもようやく改善意欲が湧いてきました。

筆者は次のような対策を始めました。

「座りすぎ通知」に従う:長時間の座位は喫煙に匹敵するリスク。「スタンド通知」が来たら必ず立ち上がる。

1日5,000歩を最低ラインに:家の中でも意識的に歩き、NEATを増やす。

睡眠リズムの固定:ソーシャル・ジェットラグを防ぐため、起床時間を一定にする。

睡眠スコアのチェック:毎朝スコアを確認し、前夜の行動(スマホ使用など)を振り返る。

これらを意識して続けるだけでも、徐々に体調が改善。スマートウォッチは、単なる“便利ガジェット”ではなく、健康を取り戻すための最強のパートナーです。

まとめ:体調不良を感じたら、まずはスマートウォッチで「見える化」しよう

テレワークによる運動不足や睡眠の乱れは、自覚しにくいのが怖いところ。だからこそ、スマートウォッチで日々のデータを「見える化」することが第一歩です。

もし最近「疲れが取れない」「眠れない」「集中力が続かない」と感じているなら、まずはスマートウォッチを手に取ってみてください。あなたの体が出しているSOSが、データとして現れているかもしれません。

スマートウォッチで健康を管理し、仕事も人生ももっと快適に。今こそ、“自分の身体データ”に耳を傾けてみましょう。

関連記事

Apple Watchにできること20選。健康管理も通知も、生活が変わる便利機能まとめ → 睡眠や活動量の計測だけでなく、仕事の効率化にも活用できる便利機能を紹介。

「買ってはいけないスマートウォッチ」の特徴6つ。謎ブランドの格安モデルに要注意! → せっかく健康管理を始めるなら、信頼できるスマートウォッチを選びましょう。

関連記事カテゴリー・タグリンク

スマートウォッチを使った健康管理術や、在宅勤務での活用法をもっと知りたい方はこちらもどうぞ。

スマートウォッチライフ ニュース一覧 → 最新のウェアラブルデバイス情報や活用事例はこちらから。

スマートウォッチの使い方・基礎知識記事一覧 → 初心者でもすぐ使いこなせる、アプリ設定やヘルスケア活用法をまとめています。

ワークアウト → テレワーク中でもできる室内運動やリング達成のコツを紹介。

睡眠計測 → 睡眠データの活用法や改善のヒントを紹介した人気記事はこちら。

 はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、 記事の探し方ガイド から目的別に読めます。

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. 1万円以下で全部入り!DOOGEE AnyWise W1 Lite|AMOLED・Bluetooth通話・5ATM防水をまとめて搭載して楽天市場に登場

  2. 【Amazon 新生活セールFinal】スマートウォッチが続々値下げ中! 人気ブランドの最新セール情報まとめ(編集部調べ)

  3. Apple Watchの睡眠計測を徹底解説|設定方法から睡眠スコア・睡眠ステージの見方まで

  4. ファブリーズが家電化?コンセントに挿すだけ「eファブリーズ」登場|50日持続の新芳香剤

  5. 【比較検証】AIボイスレコーダー「Plaud Note Pro」vs「Notta Memo」 プロのライターが取材音源で精度を比べてみた結果

  6. 手元のApple Watchが何シリーズかわかる!モデル番号の確認方法と全シリーズ一覧【2026年版】

  7. Apple Watchで使える電子マネーを完全解説!【2026年版】

  8. HUAWEI Band 11 レビュー|Apple Watchが続かなかった女性の「これは続けられる」な理由

  9. AIボイスレコーダー「Comulytic Note Pro」発売|厚さ3mm・スマホ背面装着で会議を自動文字起こし&分析

  10. Amazon「Ring 防犯ドアホン プロ」日本限定発売|4K防犯カメラ・サイレン一体型+「顔なじみ認識」機能も同時スタート

   

NEW CONTENTS

  1. 【速報】Google Nest Hub(第2世代)が1000台超入荷で6,980円 未使用品で最安クラスの価格設定

  2. Apple Watchの睡眠計測を徹底解説|設定方法から睡眠スコア・睡眠ステージの見方まで

  3. キーボード掃除が劇的にラクになるロングブラシ「HAKETE(はけて)」レビュー。キーを外さず奥まで届く!

  4. Apple Watch 心拍数完全ガイド|通知・計測・健康管理の使い方まとめ

  5. Pixel Watch 4の充電が“スマートクロック化”!急速充電ホルダーを徹底レビュー

  6. 手元のApple Watchが何シリーズかわかる!モデル番号の確認方法と全シリーズ一覧【2026年版】

  7. Gemini for Home早期アクセス開始──Googleのスマートホームに新AI搭載。自然な会話で家をコントロール

  8. 「摂取カロリー自動計測」のHEALBE GoBe3が販売終了。GoBe Uへの25%OFFアップグレードキャンペーンを案内

  9. HUAWEI Band 11 レビュー|Apple Watchが続かなかった女性の「これは続けられる」な理由

  10. Amazon「Ring 防犯ドアホン プロ」日本限定発売|4K防犯カメラ・サイレン一体型+「顔なじみ認識」機能も同時スタート