Apple Watchのアクセサリー選びでよく聞く「バンド」「ベルト」「ストラップ」という言葉。
これらの違いについて、意外と知らない人も多いかもしれません。
この記事では、それぞれの呼び方の意味と違い、Apple Watchバンドの正式名称リストまでまとめて紹介します!
Apple公式では「バンド」が正しい呼び方
Apple Watchに関しては、Apple公式サイトや公式発表では一貫して**「バンド(band)」**と呼ばれています。
製品カテゴリでも「Apple Watchバンド」と表記されており、これが正式な名称です。
なぜ「ベルト」と呼ぶ人もいるのか?
日本では昔から、腕時計の留め具部分を「ベルト」と呼ぶ習慣がありました。
そのため、Apple Watchに対しても自然と「ベルト」という言葉を使う人が多いのです。
つまり、
・「バンド」= Apple公式表現
・「ベルト」= 日本人による慣用的な表現
という違いがあるだけで、意味自体はほぼ同じなのです。
「バンド」と「ストラップ」の違いは?
さらに混乱しやすいのが「ストラップ」という言葉です。
用語 | 意味 | 使われるシーン |
---|---|---|
バンド(Band) | スマートウォッチ用の留め具全般 | Apple WatchやFitbitなど |
ストラップ(Strap) | 伝統的な腕時計(革・金属・ナイロン製)用のベルト | オメガやロレックスなど |
英語圏では明確に区別されていて、
スマートウォッチには「バンド」、クラシックな腕時計には「ストラップ」が使われます。
日本語ではこの区別が曖昧ですが、Apple Watchに関しては公式も一般ユーザーも「バンド」と呼ぶのが自然です。
Apple Watchバンドの種類ごとの正式名称リスト
Appleはそれぞれのバンドにきっちりした正式名称を付けています。
主なラインナップはこちら。
バンド名 | 特徴 |
---|---|
スポーツバンド (Sport Band) | シリコン製。耐水性がありスポーツ向き。 |
スポーツループ (Sport Loop) | 柔らかいナイロン製。面ファスナーで調整可能。 |
ブレイデッドソロループ (Braided Solo Loop) | 伸縮性のある編み込み素材。バックルなし。 |
ソロループ (Solo Loop) | シリコン製一体型バンド。バックルなし。 |
ミラネーゼループ (Milanese Loop) | ステンレス製メッシュバンド。マグネット式。 |
レザーロックバンド (Leather Link) | マグネットで留めるレザーバンド。 |
モダンバックル (Modern Buckle) | 小型ケース専用。上品なレザーバンド。 |
リンクブレスレット (Link Bracelet) | ステンレス製コマ式バンド。高級感あり。 |
ファインウーブンバンド (FineWoven Band) | 環境配慮素材。旧レザーバンドの代替。 |
※エルメスやナイキモデル専用のバンドもありますが、いずれも「バンド」という名称です。
【まとめ】
・Apple Watchでは「バンド」が正式名称。
・「ベルト」は日本独自のカジュアルな言い回し。
・「ストラップ」は伝統的な機械式腕時計に使われる用語。
・Apple公式や正規販売店では「バンド」で統一されている。
バンド選びをする際には、正式な名前を覚えておくとスムーズですよ!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!
当サイトのおすすめ記事のリンク
Apple Watchの使い方のテクニックや、購入検討に役立つ記事の一覧はこちら! ※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。