様々な分野で新製品が出てきている「スマート家電」。
スマート家電の定義は様々ですが、
・インターネットに接続できる
・スマートフォンと連携して便利に使える
といったあたりがポイントです。
本記事では、夏物家電のサーキュレーターをスマート家電化した「SwitchBot スマートサーキュレーター 」の使用レビューをお届けします!
しばらく使ってみましたが、非常に便利な製品でした!
レビューする製品はこちら!
SwitchBot スマートサーキュレーター
参考価格: ¥11,980→Amazonプライムデー期間中は9,580円!
SwitchBotはIoTデバイス累計販売台数No.1も記録した、スマートホーム業界を牽引するブランド。
こちらの製品も、そんなSwitchBotならではのスマートな性能を多数持っていて、一般的なサーキュレーターの何倍も便利に使えます!
なお本製品は、Amazonプライム会員限定のビッグセール「プライムデー」で、先行セール期間も含めて2024年7月11日(木) 0:00 ~ 2024年7月17日 (水) 23:59まで割引対象に。
セール中の価格は約20%OFFの9,580円になります。
なお、動画のレビューもあわせて掲載していますので、動作の様子などを見たい方は併せてどうぞ(内容的にはこの記事と重なる話をしています)。
スマートな性能
Alexa等で操作可能
では、本製品がスマート家電としてどのような性能を持っているのかをチェックしていきましょう。
まずひとつは、スマートスピーカーを通じてAmazon Alexaなどの音声入力で操作ができるとこと。
Amazon「Echo」シリーズなどを持っていれば、「アレクサ、サーキュレーターをつけて」と言うだけで、声でサーキュレータ―を起動することができます。
アレクサの他、Googleアシスタント、Siriショートカットなどにも対応しています!
筆者の場合はAmazon Alexaで使いましたが、やはり声だけで電源のオン・オフができるのは非常に便利でした!
もちろんスマホで操作も可。Apple Watchも対応!
もちろん「Alexaとかに対応した環境がない!」という人もSwitchBotのアプリを使えば、スマホで細かな操作が可能です。
スマホとの連携は、SwitchBotのアプリをスマホにダウンロードすれば簡単に行えます。
慣れてくると、付属のリモコンよりも音声入力やスマホで操作する機械が増えるはずです。
どんな操作や設定ができるかは、後ほど詳しく解説していきます。
ちなみにサーキュレーター本体や付属のリモコンでも可能ですし、Apple Watchでも電源のオン・オフは可能になっています。
Apple WatchのSwitchBotアプリ
付属のリモコン
本体下の液晶部分でもタッチ操作が可能です。
SwitchBotシリーズと連携で自動操作
本モデルはSwitchBot ハブ2との連携で、温湿度センサーで感知した部屋の温湿度に基づいて、エアコンやサーキュレーターのON/OFFを自動操作可能。
上の写真が筆者の自宅にあるSwitchBot ハブ2です。
夏には暑さ対策として、エアコンとサーキュレーターが自動的に起動する……なんて使い方もできます。
エアコンを含めた空調機器を完全自動化したい人には、こちらの性能も嬉しいポイントでしょう!
コードレスでどんな場所にも置ける!
またネット接続とは関係がないですが、バッテリー内蔵でコードレスで使用可能(コンセントに繋がなくても使える)という点も大きな魅力。
キッチンで料理をするとき、浴室を出た後で風を浴びたいときなどにも便利に使えますし、浴室内での部屋干しでもバッチリ使えます。
高いテーブルの上など、コードを引きにくい狭い場所で使っても邪魔になりませんし、コンセントがないベランダでも使えてしまうので、洗濯物を干すときなどに使ってもよいでしょう。
小型のサーキュレーターは、「あちこち部屋を移動する前提で買ったものの、そのたびに電源を抜き差しするのが面倒……」となりがちですが、本製品はそのネックを解消しているわけです。
またフル充電で最大50時間の連続運転が可能というロングバッテリーも魅力です。
ただ最大50時間というのは、「おやすみモード・送風1段階の場合」の但し書き付き。
実際にフル充電から強めの風量で使った感じだと、持つ時間は4時間くらいでした。
電源に繋げた状態のほうが、同じ風量でもパワーが1.2倍くらいに増える気がしますし、基本的には電源を繋げている状態のほうが気兼ねなく使えます。
充電が切れるとスマホやApple Watchにバッテリー切れの通知が届きます。
スペックや基本モード
付属品について
では、サーキュレーターとしての性能やスペックもチェックしていきます。
付属品はリモコンと充電ケーブル取扱説明書のみと非常にシンプルです。
なお一つ、少し使いづらいなと思ったのが、電源ケーブルを指す場所が本体の底面にあること。
そのため、電源ケーブルを抜き差しするときは、サーキュレーター本体をひっくり返さなければならず、これが少し面倒です。
上の画像の中央に見えるのが電源の差込口
サイズや各種スペック
公式サイトに記載の基本スペックは以下になります。
サイズは床置きのサーキュレーターとしては、少し奥行きがある形でしょうか。
重量は2kgちょっとありますが、裏側に持ち手もありますし、コードレスでも使えるので、室内での持ち運びは特に苦になりません。
本体サイズ:334×173×382mm
本体重量:約2380g
素材:ABS
周波数:50Hz/60Hz
本体電池:7.4V、3600mAhリチウムイオン電池、2直列2並列
リモコン電池型番:CR2032
ちなみに前ガードは外して水洗いが可能。
羽は外すことはできず、布などで拭いて手入れをする形となります。
前ガードの網目はかなり小さめなので、小さな子どもやペットが手を入れるような事故は起こりにくいでしょう。
大人の指はまったく入りません。生後10ヶ月の赤ちゃんの指も入らない大きさでした。
強さと静音性
本モデルは、独自の「SilenTech」静音技術とパワフル送風が特徴。
羽根径23cmのビックサイズで大風量での送風が可能になっており、30畳のリビングでは10分で約2度気温を下げてくれるとのこと。
実際、風量を100%にすると相当強力な風が吹いてきて、遠目から当たっても涼しいですし、部屋の中の空気が大きく循環して涼しく感じました!
またDCモーター、高性能エアダクト、防音性が高いスパイラルグリル設計のガードを採用しており、運転音をわずか22dB(※そよ風モードの場合)に抑えているのも特徴。
実際に使ってみても、風量が100でも普通の扇風機のマックスよりも小さな音ですし、50くらいのレベルに下げると、もうメチャクチャ静かです。
就寝中やリモートワーク中でも音が気にならない優れた静音性が特徴ですね。
首振りについて
最近のサーキュレーターには付いていて当たり前の首振り機能ももちろん搭載。
アプリで30°、60°、90°と、好みの角度に固定して送風できるのが便利ですし、首振りは上下のみ・左右のみも設定可能。
どの角度からでも風を感じることができ、置く場所に関係なく心地よい風を楽しめます。
1~100%まで風量を細かく調節&メモリー機能
アプリでは風量を1~100レベルまで自由自在に調節可能。
つまり100段階の設定ができるので、細かなカスタマイズができるのが非常に便利です。
また、メモリー機能が搭載されており、前回電源OFF時の設定で運転を開始してくれるので、毎回設定をしなおす必要もありません。
4つのモードで多彩な送風を実現
本モデルには4つの風のモードがあります。
・送風
・ナチュラル
・おやすみ
・赤ちゃん
「送風」は一番強力で、強く真っ直ぐな風が吹くため、しっかり空気を循環したいときや、直接強い風を浴びたいときに適していると感じました。
「ナチュラル」は自然のように不規則な風を感じられるモード。風に多少の強弱が付いて、「送風」モードよりは強さも緩やかになる感じです。
「おやすみ」モードも「送風」よりも風がやや弱まり、音も静かになった印象。
「赤ちゃん」のモードは本当に微風が吹くだけなので、身体に強い風を当てたくないときに適していると感じました。
スケジュール機能や切タイマーも
こちらのモデルはスケジュール設定をして、決まった時間にオン・オフをすることも可能。
月曜日~日曜日のどの曜日の・何時に電源をオンする・オフする……という設定ができるので、こちらも完全自動化して運用したい人には便利でしょう。
寝室で夜に寝た後に消す、リビングで朝起きてくる頃に付ける……といった使い方も可能ですね。
また一般的な扇風機やサーキュレーターについている切タイマーも付いています。
電気代もお得!
本モデルは節電&省エネ性能にも特徴あり。
消費電力は24Wで、「電気代31円/1kWh、1日8時間稼働した場合」で算出した場合、ひと夏(90日間)使用時の電気代約531円。
1日あたりわずか5.9円に抑えられるとのこと。
この数字は、ブランド側が消費電力40WのACモータータイプと比較した場合、約40%節約可能な数字となっています。
必死はまだ数週間しか使用していないので、結果は分かりませんが、安くなっていることを期待します!
スマホや音声で操作できるのがとにかく便利!
……という形でしばらく使ってみましたが、感想としては
・スマホやAlexaで操作できるのが便利!
・コードレスで気軽に動かせるのが良い!
・風量もパワフルで音も特に気にならない!
と、良いことずくめの製品でした。
ネックといえるのは、レビュー中に書いた電源差込口の位置と、バッテリーの短さくらいでしょうか。
それ以外は特に不満もなく使っているので、夏場はもちろんのこと、冬場の暖房の循環でも大活躍してくれそうです。