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良コスパの入門スマートウォッチ「Amazfit Bip5 Unity」使用レビュー

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2024.06.11

コスパの高さで評判のスマートウォッチブランド「Amazfit(アマズフィット)」から2024年6月11日(火)に日本で発売される 「Amazfit Bip5 Unity(アマズフィット ビップファイブ ユニティー)」。

11,900円(税込)という手ごろな価格ながら、非常に多機能で、スマートウォッチ入門にぴったりのモデルです。

本記事ではその先行レビューをお届けします!

なお本製品はブランド側から製品提供を受けていますが、広告記事ではありませんので、感想は率直にお伝えします!

レビューするモデルはこちら

Amazfit Bip5 Unity

カラー:グレー、チャコール

販売価格:11,900円(税込)

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なお割引適用には5%割引率クーポンのクリックが必要です。 

クーポンコード:AmazfitBip8

有効期間:2024年6月11日(火)から2024年6月28日(金)まで 
割引率:Amazon商品ページに併用可能な5%割引クーポンもあります。 そのため総割引率は10%となります。 

主要な機能を一覧表でチェック

当サイトが使用しているスマートウォッチの主要機能表を使い、本モデルに搭載されている機能をチェックしてみました。

緑色の部分が搭載している機能で、色のない部分が未搭載の機能です。

見ての通り、

・スマホからの各種通知の受取、天気のチェック、スマホの音楽再生などの日常の機能

・心拍数、血中酸素濃度、睡眠計測などの健康の機能

・歩数の計測

といった基本的な機能は網羅的に搭載しています。

前モデルのBip 5と比較するとGPSなどの測位システムが非対応になったのが変化のポイントの一つです。

Zepp OS 3.0というブランド独自のOSで稼働するモデルのため、ブランド独自のアプリも一部で追加可能です。

Amazon Alexaに対応していて、手元での通話ができる点もポイントが高いですね。

弱点と言えるのは、Suicaなどの決済機能に対応していない点や、画面の常時表示に対応していない点でしょうか。

また、ブランド公開のスペック表も記載しておきます(後ほど詳しく解説する点も多いので、読み飛ばしても大丈夫です!)。

ちなみにiPhoneでもAndroidでもペアリングして使用可能です。

バッテリーの持ち具合は?

みなさんが気になるであろう、バッテリーの持ち具合についても、公式発表のデータと、実際に使用したときの減り具合をお伝えします。

本モデルはフル充電時、「日常での標準的な使用の場合、最大11日間は充電が不要」というロングバッテリーを誇っています。

ウォッチ本体単体で約25gの軽量ボディにパワフルな300mAh(定格値)バッテリーを搭載しており、バッテリー容量自体もかなり大きめです。

なお省電力モードの場合は最大26日間、ハードな使用の場合は最大5日間というのが公式データとなっています。

実際に私が健康関連の計測の頻度を上げつつ、けっこうガシガシ使ったところ、バッテリーの減り具合は1日15%程度だったので、5日は持ちそうな印象でした。

画面が常時点灯しないことがバッテリーの長さの秘訣の一つですが、それにしても長めのバッテリーといえます!

なおブランドが想定する「ハードな使用」の条件は以下の通り。

使用頻度や計測頻度がここまで高い人もそういないはずなので、大多数の人は5日以上はバッテリーが持つと考えてよさそうです。

心拍数モニタリング:有効(1分ごとのデータ測定)、8時間の睡眠時呼吸の質のモニタリング:有効、ストレスモニタリング:有効、メッセージ受信による画面点灯回数:150件/日、通話通知:3回/日、手首を持ち上げての画面点灯回数:100回/日、明るい画面での操作:15分/日、血中酸素レベル測定:5回/日、ランニングなどのエクササイズ:90分間/週

いざ開封!

パッケージや同梱されているアイテムも確認してみましょう。

パッケージはこんな形。

大画面のモデルを大胆にあしらったデザインが印象的です。

中に入っていたのは簡単なユーザーガイドと充電ケーブル。

充電ケーブルは電源側がUSB Type-Aで、反対側は磁気式で時計の裏側と接続する形です。

見た目をチェック

ウォッチ本体の見た目や素材もチェックしていきます。

ケースはエレガントなステンレススチール製ミドルフレーム。

肌に触れる裏側部分はホワイトカラーになっているので、ツートンカラーがおしゃれな雰囲気です。

物理ボタンは右側面に一つのみ搭載しています。

重さはわずか25g(ウォッチボディ単独)で、バンド込みでも39g。

ケース裏側が金属素材ではないため、大画面モデルではありますが、重量は軽めになっています。

ケースサイズは縦45.8mm×横37.8mm×厚さ10mm。

Apple Watchの45mmモデルとほぼ同じ大きさです。

バンドはサラリとした質感のシリコン素材。

こちらも非常に軽く、つけ心地が良いバンドだと感じました。

操作感をチェック

操作感もチェックしていきます。

本モデルは、Amazfit Bipシリーズ最大の1.91インチの超大型ディスプレイを搭載。

ディスプレイはハイグレードなスマートウォッチに使われる有機ELではなく、LCDディスプレイの一種のTFT液晶となっています。

なので「メチャクチャ美しい」というわけではないですが、大画面なので非常に見やすく、高い視認性があると感じました。

タッチスクリーンは2.5D強化ガラスと指紋防止コーティングを備えており、快適に操作することが可能。

なお左右のスワイプで表示される「ウィジェット」は、順番の並び替えや追加や削除ができます。

上に表示している「天気」の画面もウィジェットの一つですが、こちらを何回左右にスワイプすると表示するか……などを独自にカスタムできるというわけです。

アプリの表示は「グリッド」と「リスト」の2通りから選ぶことができ、こちらも追加や削除が可能なので、使いやすいようにカスタムしましょう。

下の写真は「グリッド」表示ですが、拡大や縮小がApple Watchのようにはできないため、リスト表示にして表示するアプリを厳選したほうが使いやすそうです。

また左側に1回スワイプすると表示される「ショートカットカード」ではAlexaや音楽再生、天気、健康・運動系の機能が画面に一覧でずらりと表示されて非常に便利(下の画面です)。

こちらも表示内容をカスタム可能です。

100種類以上のウォッチフェイスに対応

なおAmazfit Bip 5 Unityは無料と有料のウォッチフェイスをあわせて100種類以上のウォッチフェイスを用意。

1画面に多くのアプリやデータを表示できる便利なウォッチフェイスが多いです(もちろんシンプルでオシャレなものもあります)、

一部のウォッチフェイスでは、ウォッチフェイス上に4つのアプリや項目を表示可能で、表示内容のカスタムも可能。

その部分をタップすると当該アプリにジャンプすることもできて非常に便利です。

ウォッチフェイスで表示できないアプリがあったりと(たとえば上のウォッチフェイスではストップウォッチは表示できてもタイマーは表示不可でした)、やや不便な点はありましたが……。

ただ、ウィジェットなどと合わせて上手くカスタムしつつ、Alexaも利用すれば、日常で頻繁に使う機能を呼び出しやすいスマートウォッチだと思います!

日常の機能をチェック

日常で使う機能をチェックしていきます。

スマホの音楽再生は、私がペアリングしていたiPhoneの場合、SpotifyでもApple Musicでも問題なく作動しました。

こちらもよく音楽を聞く人には便利な機能かと思います。

スマホの通知は、受け取るアプリを個別に設定可能な点がポイント高いです。

LINEの通知は「LINEが届いた」ということ以外は分からない(誰から届いたか分からず、内容も読めない)ですが、しっかり届いています。

Amazon Alexaは反応も早く、音声と画面でわかりやすく返答をしてくれます。

タイマーをかける、天気を聞く、Alexaの買い物リストの追加する……などの動作では便利かと思います。

なおタイマーはバックグラウンドでも動作可能な点が便利です(安物のモデルは別の画面に遷移するとタイマーが止まってしまいます)。

独自OSで追加可能なアプリには、スマホのカメラのリモートシャッター、簡易的なゲームなど無料でも色々なものがありました。

Apple Watch風のアクティビティリングが有料で100円するのは「うーむ…」と感じましたし、やはりApple WatchやWear OSのアプリと比べると、バリエーションの少なさは否めません。

ただ総合的に見ると、Alexaの搭載を中心に、日常では非常に使いやすいモデルだと感じました。

健康の機能をチェック

健康関連の機能も確認してみましょう。

1日の歩数や心拍数、血中酸素濃度、睡眠計測のデータなどは手元でも確認が可能。

リアルタイムの心拍数と血中酸素濃度は、やや時間がかかりますが手元で計測をすることも可能です。

詳細なデータはスマホのZeppアプリで閲覧が可能です。

歩数や睡眠計測のデータなどは、このようにトップ画面に分かりやすく表示されています。

睡眠のデータは覚醒・レム睡眠・浅い睡眠・深い睡眠のステージごとのグラフのほか、睡眠中の心拍数や呼吸の質までチェックしてくれます。

睡眠計測を目的にスマートウォッチを購入する人にも、非常に満足度が高いモデルになりそうです。

血中酸素濃度も、ときどき「外れ値」と言えそうなおかしな値は出ていましたが、概ね安定して計測できている印象。

ストレス計測や、運動するとスコアが上がる「PAI」という指標など、健康系の指標は他にも様々なものがありました。

有料の睡眠サポートサービスZepp Aura(ゼップ オーラ)対応のモデルですが、9.99USD/月(約1,507円)の費用を払わず無料で使っても、必要十分な睡眠計測は可能にになっています。

なおZepp Auraではストレス解消とリラックスを促進するためのヒーリング音楽を聴いたり、パーソナライズされた睡眠健康分析機能を活用して、睡眠時無呼吸、不眠症、または日中の眠気などの障害に対してリスク度合いを評価することが可能です。

詳細は下記ページを参照してください。https://www.amazfit.jp/blogs/upyourgame/aura

運動の機能をチェック

ワークアウトなどの運動関連の機能も確認してみましょう。

先述のように本モデルはGPSに非対応のため、位置情報を記録しながらウォーキングやランニングをするには、スマホを一緒に持ち歩く必要があります。

なお計測可能な運動はウォーキングやランニング、サイクリングなど基本的なものは一通り揃っています。

筆者はランニングを計測してみました。

計測中の画面はこのような形。

大画面の中に経過時間、距離、心拍数、ペースなどが表示されます。

スワイプすると平均ペースや平均ケイデンス、心拍数のグラフなども閲覧可能です。

また計測を開始すると英語で「Workout Start」と読み上げてくれたり、計測結果も英語で読み上げてくれる機能もあります。

ランニングの計測結果をスマホで見た画面はこのような形。

GPSはiPhoneと連携して取得したものなので、さすがにかなり正確です。

ペースや心拍数などのほか、ストライドなどもグラフ表示してくれて、トレーニング効果や最大酸素摂取量なども表示してくれます。

このようにランニングを計測するにも面白いスマートウォッチかと思います。

ただ、位置情報を記録するにはスマホを持ち歩くことがやはり必要で、登山などのアウトドアアクティビティなどには不向きなモデルといえるでしょう。

まとめ

こんな形でしばらく使ってみました。

感想としては、日常で多くの人が使用する一般的な機能のレベルが総じて高く、大画面で操作もしやすいモデルだということ。

常時表示ができない点が難点ではありますが、Alexaや各種画面を通じてよく使う機能をササッと呼び出すことができるので、非常に使いやすいモデルだと思います。

GPSを単独で計測できないという弱点はありますが、それ以外は健康・運動の機能もしっかり充実。

価格的にもスマートウォッチの入門にピッタリのモデルといえるでしょう!

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なお割引適用には5%割引率クーポンのクリックが必要です。 

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