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Galaxy Watch 6とApple Watchを徹底比較!【専門サイトが実施】

NEWS

2023.09.15

Androidスマホ向けのスマートウォッチとして最高峰のモデルといえる「Galaxy Watch」シリーズ。

その最新モデルとなる「Galaxy Watch6」「Galaxy Watch6 Classic」が2023年9月15日(金)に販売スタート。

FeliCa対応により、「Suica」「iD」「QUICPay」が使用可能になることも話題になりました。

スマートウォッチライフでは、レビュー用の製品をいち早くお借りすることができたので、以下のレビュー記事を作成しました。

「Galaxy watch 6」先行使用レビュー。Apple Watchに匹敵する唯一のスマートウォッチ!

そして、このGalaxy Watch6はAndroid向けのスマートウォッチでは最高峰の機能を持っていますが、対するiPhone向けのスマートウォッチといえば、言わずと知れたApple Watch。

本記事では両モデルを比較。

どのポイントではどちらのモデルが勝っているのかを確認します。

なお比較に使用するApple Watchは、Galaxy Watch6より1年ほど前に出たApple Watch Series 8やApple Watch Ultraになっている点をご了承ください(今年発売のSeries 9もUltra 2も機能に大きな進化はなさそうで、今年の製品と比較した場合も同じような結果となりそうです)。

Galaxy Watchで使用するモデルは下記になります。

Galaxy Watch6

40mm グラファイト

50160円

Amazonで詳細を見る

公式サイトで詳細を見る

Galaxy Watch6シリーズの他モデルとの違いなどは、上に紹介したレビュー記事をご参照ください。

ではApple Watchとの比較を行っていきます!

主要な搭載機能を比較

当サイトが用意しているスマートウォッチの主要機能表を利用して、両モデルの主な搭載機能を確認してみましょう。

緑色の部分が搭載している機能ですが、Galaxy Watch6が待望のSuica対応をしたことで、両モデルとも主要機能を網羅した形となりました。

ここまであらゆる機能を網羅したスマートウォッチは、あとはGoogle Pixel Watchくらいしかなく、両モデルは国内最高峰の多機能スマートウォッチといえそうです。

いずれもスマホの通知受け取り、音楽操作、天気予報といった日常の機能をハイレベルにつかえるほか、健康関連の機能もしっかり網羅。

皮膚温度の計測、血中酸素濃度の計測といった、最近流行の機能もしっかり抑えています。

またマイクとスピーカーも搭載しており、Apple WatchはSiri、Galaxy WatchはGoogleアシスタントの音声入力が使えます。

Apple WatchはiPhoneのiOSのアプリ、Galaxy WatchはAndroidのアプリで、それぞれスマートウォッチ対応のものを自在に追加でき、機能を拡張できる点も魅力です。

なおApple Watchの主な機能は、Series 8もUltraも基本的に同じ。SEも常時表示がない程度で、ほぼ同じ機能を持っています。

Apple Watchが優位な機能

心電図を取ることができる

ではApple Watchのほうが優れているポイントをチェックしていきます。

Galaxy Watch6にない機能で、Apple Watchにある機能の代表格といえば、心電図の機能。

測定結果は洞調律、心房細動、低心拍数、高心拍数、判定不能のいずれかに分類されます。

心房細動という一種の異常を実際に判定された人は多く、その結果として病院にかかって助かった……という報告も寄せられています。

このApple Watchの心電図機能を利用したクリニックの外来も日本であり、その精度はかなり信頼性がおけるといえるでしょう。

【あわせて読みたい】

Apple Watchの心電図アプリの使い方&見方を徹底解説!

Apple Watchで「不規則な心拍」の通知→検査でも異常アリ! 「Apple Watchスゲー」の声 

対応するアプリが多い

Galaxy WatchはAndroid系列のアプリ、Apple WatchはiPhone(iOS)系のアプリで、それぞれスマートウォッチに対応したアプリを利用できます。

その拡張性は両者とも高いのですが、Apple Watchのほうが対応するアプリが多く、便利なアプリも多い印象があります。

日本ではiPhoneの勢力が強いこともあり、国産のアプリでもApple Watchには対応しているけどGalaxy Watch(Android系のWear OS)には非対応というアプリも多いです。

この点はApple Watchの優位性といえるでしょう。

キャッシュレス決済(電子マネー)の対応ブランドが多い

Galaxy Watch6がクレジットカード(VISAとMastercard)のタッチ決済に加え、「Suica」「iD」「QUICPay」に対応したことは大ニュースですが、キャッシュレス決済(電子マネー)が便利なモデルといえば、やはりApple Watch。

ザザッと上げるだけでも、以下の決済方法に対応しています。

●交通系ICカード

・Suica(登録方法や使い方はこちらをクリック!)
・PASMO(登録方法や使い方はこちら!)
・ICOCA(登録方法や使い方はこちら!)

●そのほか、クレジットカードと連携した決済

・iD(登録方法や使い方はこちら!)
・QUICKPay(登録方法や使い方はこちら!)
・Tマネー
・LINE Pay(登録方法や使い方はこちら!)
・メルペイ
・WAON
・nanaco(登録方法や使い方はこちら!)

●QRコード、バーコード決済

・PayPay(登録方法や使い方はこちら!)
・au PAY

一方で、Wear OS陣営は、Google Pixel WatchやGalaxy WatchがSuica対応で登場し、今年からiD、QUICPayに対応したことがニュースになった程度で、まだまだ発展途上の段階です。

決済手段の多様さについては、まだまだApple Watchが勝っています。

換えバンドやケースのバリエーションの豊富さ

Apple Watchは購入時に選べるApple純正のバンドのバリエーションが非常に多いです。

そして、圧倒的なシェアの高さを誇るため、Apple以外のブランドが発売するサードパーティ製(他社製)の替えバンドもメチャクチャ多いです。

このあたりは「スマホのケース売場でiPhoneケースの種類がメチャクチャ多い」というのと事情は一緒です。

上記の写真はG-SHOCKに見せかけて、G-SHOCK風のケース一体型バンドをまとったApple Watchなのですが、こんなカッコいいバンドもあります。

高級時計風の見た目に変身できるものもありますし、ダイソーで100円で購入できるバンドもあります。

Galaxy Watchシリーズも替えバンドは多い方ですが、やはりApple Watchには負けるため、この点はApple Watchの優位性といえるでしょう。

あわせて読みたい:この写真、実はApple Watch! 完成度高すぎの「G-SHOCK風カスタム」の秘密を投稿者に聞きました。

デジタルクラウンでの操作

Apple Watchで便利なのは、ケース右上のボタン「デジタルクラウン」での操作。

このボタンは回転することで表示の拡大-縮小や、上下のスクロールなどができます。

Galaxy Watch6も時計のベゼルに沿うように指を動かすことで同じような操作ができますが、操作感の良さはApple Watchのほうが上といえます。

Galaxy Watchが優位な機能

体組成計の機能がある

一方でGalaxy Watch6のほうが勝っている機能は何でしょうか。

まず、前作から引き続き搭載されている体組成計の機能は、Apple Watchには2022年モデルの段階では未搭載。

この点はGalaxy WatchシリーズがApple Watchに明らかに勝っています。

この体組成計の機能では、時計右側の2つのボタンに中指と薬指をタッチすることで、体脂肪量と体脂肪率、基礎代謝量など様々なデータが確認可能です。

計測結果は、筆者の使っているタニタの体組成計と大きく違わないものでした。

手元の計測でこうした数値が分かるのはやはり凄く、なおかつ以前のモデルより計測にかかる時間も短くなった印象がありました!

ウォッチフェイスの種類が多い

Apple Watchの弱点と言えるポイントの一つがウォッチフェイス。

Apple WatchではApple公式が認めるウォッチフェイス以外は基本的に使用できないからです(いろいろ工夫すれば使えますが使い勝手が悪いです)。

一方でGalaxy Watchシリーズを含むWear OSのスマートウォッチは、アプリストアでWatchののアプリを追加すれば、そこで公式以外の無数のウォッチフェイスをダウンロード可能です。

有料のものも無料のものも膨大なバリエーションがあり、自分でウォッチフェイスを作ることすら可能です。

この点はGalaxy Watchシリーズを含むWear OSのスマートウォッチの優位性と言えるでしょう。

シンプルでクラシカルなデザインと着用感の良さ

Apple Watchがスクエア型の近未来的なスマートウォッチなのに対し、Galaxy Watch6はクラシカルな円形ケースのスマートウォッチ。

「腕時計らしい美しさ」ではApple WatchよりGalaxy Watchのほうが上といえるでしょう。

ディスプレイはフラットで、バンドにつながる接続部分は、なめらかな曲面でシームレスに処理。

腕時計の形から余分な要素を取り除いた、非常に美しいデザインになっています。

またGalaxy Watch6にはApple Watchのデジタルクラウンのような大きく出っ張ったボタンはありません。

そのぶんフォルムがスタイリッシュで、なおかつ「手首の出っ張った骨部分に時計が当たる」といった不快感もありません(Apple Watch Ultraなどはこれがあったりします)。

スタイリッシュさと快適さが一体となった、スリムでスマートなフォルムになっています。

Androidスマホで使える

Apple Watchの最大の弱点は「iPhone以外でのスマートフォンでは使えない」という点にあります。

そのため「高性能なスマートウォッチが欲しいなぁ。じゃあApple Watchを買おうか」と思っても、スマホがAndroidの場合はApple Watchは使えないわけです。

一方でGalaxy Watch6は、Samsung社せいのスマートフォンだけでなく、Androidスマートフォンで使用可能。

そのため「Androidスマートフォンを使っていて、オールラウンドな機能を持った高性能なスマートウォッチが欲しい」となった場合は、Galaxy Watchは非常にオススメといえます。

どちらも優秀な機能

……と色々な点を比較してきましたが、「どちらも甲乙つけがたく凄いな!」という機能もやはり多いです。

・高精細で非常に美しいディスプレイ表示

・ウォッチフェイス上に複数のアプリや指標を表示可能で、ワンタップでジャンプが可能

・SiriやGoogleアシスタントの音声入力が便利

・LINEの閲覧のみならず、返信まで行える

・事故などの際に通報をしてくれる転倒検出機能がある

・高速充電の機能がある

などなどは、両モデルに共通する素晴らしさです。

上で「Apple Watchの方が優れている」「Galaxy Watch6のほうが優れている」と書いたポイントも、「比較したら勝っている」と筆者が感じただけで、どちらも非常にハイレベルな機能を持っていることは間違いありません。

一方で両モデルに共通する課題は、バッテリーの持ち具合でしょうか(どちらも機能をフルに使うと1日程度でバッテリーが切れます)。

ただ、そのバッテリーの短さは、高精細な画面を常時表示可能で、さまざまな健康指標を常時計測できることの裏返し。

バッテリーが1週間や2週間持続するスマートウォッチもありますが、そうしたスマートウォッチと比べてこの2モデルは非常に優れた機能を持っていることは間違いありません。

どちらのモデルも高性能なスマートウォッチを探している人には非常にオススメです!

なおGalaxy Watchに関連するレビュー記事は以下の「あわせて読みたい」からぜひチェックを!

あわせて読みたい

「Galaxy watch 6」先行使用レビュー。Apple Watchに匹敵する唯一のスマートウォッチ!

Galaxy Watch6で最初に確認・変更したい設定項目10選

 

 

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

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