9月16日に発売されたApple Watch Series 8。
当編集部も発売日に購入し、さっそく使用を続けてきました!
そこで今回の記事では、速報版の使用レビューをお届けします。
見た目はSeries 7と変わらず。
なお筆者は以前からApple WatchのSeries 7を使用しており、今回はSeries 7から8への買い替え。
サイズは41mmから45mmに変わりましたが、カラーは以前と同じグラファイト(ブルーがかったブラック)です。
その点を考慮してレビューを読んでいただけますと幸いです。
まず製品外観の印象については、「Series 7と変わらないな」というのが正直なところ。
今回のSeries 8の発売にあたっては、製品の外観部分のアップデートは特に触れられておらず、サイズ展開も41mmと45mmと同じまま。
つまり、見た目は前作と同じ状態が保たれているというわけです。
あれ、機能もあまり変わらない……!?
そして、機能部分の違いはというと、こちらも「あれ、Series 7と変わらない!?」という印象を持ちました。
というのも、最近Apple Watchで話題になった、バッテリー持続時間が2倍になる「低電力モード」などは、watch OS9へのOSアップデートで過去のモデルでも利用可能なもの。
筆者はSeries 7をOSアップデートして、その機能を先に使っていたので、Series 8では新鮮味を感じなかったというわけです。
そしてSeries 8だけの新機能はというと、「女性のための皮膚温計測」「衝突事故検出機能」くらい。
皮膚温計測は使用を始めてから数日経っても項目を見つけられず(何日か経たないと表示されない、男性だと表示されないという可能性も?)、衝突事故検出は機能がオンになっているのは確認できましたが、日常生活で使う機会は当然ありません。
そのためSeries 7から8への買い替えでは、変化をほとんど実感できなかったというわけです。
でも、初Apple Watchの人には非常にオススメ!
……と、Apple Watch Series 7を使っていた視点から、辛口のコメントになってしまいましたが、「初めてApple Watchを購入する」という人には、Apple Watch Series 8は非常にオススメです。
上記の画像は、当サイトが用意しているスマートウォッチの主要機能のチェックリストですが、Apple Watchはこれらの機能の「すべて」が可能です。
つまり、スマートウォッチに可能な機能を「全部のせ」したデバイスなので、最新のSeries 8を購入しても、性能面で後悔することはないといえます。
そして睡眠計測機能もwatch OS9から強化され、Apple Watchの弱点はなくなりつつあります。
その睡眠計測機能については、下記の動画で詳しく解説しています。
一方で、「最安でも6万円弱って、ちょっと高すぎる」と感じる人もいるでしょう。
そういう人は、一部の機能が絞られた廉価版の「Apple Watch SE」を買ってもいいでしょうし、家電量販店の在庫セールやApple公式の整備済製品で、割引されたSeries 7を狙ってもいいでしょう。
最新のSeries 8については、「Series 7からの進化はごくわずか」というのが筆者の見解ですが、それでも「Apple Watchが非常に素晴らしいスマートウォッチであり、多くの人にオススメできる」という点は変わりません。
ぜひ購入の検討を!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、編集部員は常にスマートウォッチを片腕or両腕に着用。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。
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