9月16日にいよいよ発売となったApple Watch Series 8。
その数日前には、新しいwatch OS9もリリースされており、そちらにも多数の新機能が搭載されています。
そして、新しいApple Watchを狙っていた人たちの多くは、「どれがApple Watch Series 8だけの新機能で、どれがwatch OS9の新機能なんだ?」と混乱したでしょう。
筆者もその一人でした……!
なおwatch OS9の新機能については、Apple WatchのSeries 4以降やSEでも使えるもの。
そのため、その機能が目当ての人なら、最新のApple Watchを購入する必要はなくなります。
そこで今回の記事では、「Apple Watch Series 8だけの新機能」と「watch OS9の新機能」を整理して解説します。
下記の動画でも詳しく解説していますので、ぜひ一緒にチェックを。
実はSeries 8だけの新機能は少ない!?
では、下記に箇条書きで、それぞれの新機能を紹介しましょう。
編集部が実際にSeries 7とSeries 8を触って調査した結果ですので、その点はご了承を。
Series 8だけの新機能
・手首皮膚温測定
・衝突事故の検出機能
だけかも……!?
watch OS9の新機能
・バッテリーを最大36時間に伸ばす低電力モード
・睡眠記録に睡眠ステージが登場
・コンパスアプリの刷新
・ワークアウト機能の強化
・心電図アプリの心房細動履歴機能の強化(日本では現状使用不可!)
・新しくカスタマイズ可能な文字盤の登場
・国際ローミングによって海外旅行中も携帯電話回線に接続可能に(この秋登場予定)
・ファミリー共有設定
・周期記録のアップデート
・新しいクイックアクション
・通知機能のリニューアル
・服薬機能
という感じで一目瞭然ですが、Apple Watch Series 8のみの新機能は非常に少なく、最近発表された新機能の多くはwatchOS 9の新機能なのです。
このあたりは、Appleもプレスリリースを出すタイミングや書き方を上手く工夫していて、「Series 8の新機能が多そう」というイメージを作っていたと思います。
上手く騙されてしまいました……!
なお睡眠計測機能と、新しい文字盤については、下記の動画で詳しく解説しています。
ならSEでいいかも!?
そして、目玉の機能だったバッテリー持続時間が大幅増加する低電力モードなども、watchOS 9の新機能でした。
となると、多くの人は「Series 8じゃなくてSEでいいんじゃないの?」と思うでしょう。
たしかに、それは合理的な選択です。
また、整備済製品として割引で発売される過去モデルのSeries 7を狙うのもアリでしょう。
整備済製品については、下記の動画で詳しく解説していますので、そちらもぜひチェックを!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、編集部員は常にスマートウォッチを片腕or両腕に着用。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。
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