『アップル』が好きです。いつも『アップル』製品に囲まれています。この原稿ももちろんMacで書いています。でもここ数カ月、メインの時計は「Apple Watch シリーズ3」に変わってFitbit ionicが務めています。
なぜかって、「ionic」の角ばったデザインに一目惚れしたんです。それまでは当然「「Apple Watch シリーズ4」を当たり前に買うつもりでした。でも「ionic」を見た途端、そのデザインにビビビっと来たんです。
時計の役割って、もちろん第一に時刻を知らせることなんですが、メンズにとっては、数少ないアクセサリーですよね。なので、シャツやジャケットの袖からチラリと見えるその様にこだわりたいわけです。僕も大人っぽい見た目にこだわって、「Apple Watch」はステンレスを選びました。でも、曲線で構成された「Apple Watch」はやっぱりポップで、直線的なアルミケースを持つ「ionic」の方がシックだと思ったんです。デザインもシンプルなので飽きないし、僕の腕元の1番手はしばらく「ionic」になりそうです。
フィットネスやトラッキングの機能がスゴい!
また『Fitbit』の本領、フィットネスやトラッキング機能も乗り換えの理由の一つです。スマートウォッチを使い続ける理由に運動の記録がありますが、やはり『Fitbit』はその世界の先駆者、作り込みには一日の長がありました!
これはやばいと思ったのが「コーチ」機能です。懐かしの「ビリーザブートキャンプ」のビリー隊長そっくりなコーチがビシバシしごいてくれます(本当は基本的なメニューなのだが運動不足の著者には、ビリー隊長のシゴキにみえる)。僕は最短時間のメニューとなる7分のトレーニングしかやりませんが、これでも随分ハード。終わったあとは汗ダラダラです。オンスクリーンで動く人が指示してくれるだけで運動へのモチベーションが湧くって不思議ですよね。
活動記録で言えば、デフォルトで睡眠時間を記録してくれるのも「ionic」の目メリットでした。「Apple Watch」だと別アプリを投入しなきゃいけないんですよね。それに、「ionic」のストラップは腕へのフィット感が抜群で、少々大きいものの、夜寝てても変にズレることがないんです。
それと、運動中の自動一時停止がとっても優秀です。たとえばサイクリングやジョギング中で信号に引っかかると、自動で停止してくれます。この精度が「Apple Watch」と大違い。そもそも「Apple Watch」はランニング中しか自動停止してくれませんが、「ionic」ではウォーキング、ランニング、サイクリングでも自動停止してくれ、より正確な記録ができます。
こうして見るとフィットネス系の機能は「ionic」がやはり使いやすい。メタボ解消なら「ionic」、おすすめです!
Apple Watchにない「睡眠トラッカー」機能がある!
今回の乗り換えの中でも自分の中で決定打となった理由を紹介したいと思います。
ことの発端は3,000円以下のスマートウォッチを試用したときのこと。この試用期間中に自分の生活習慣に一番大きな影響を与えてくれたのが「睡眠トラッカー」という機能でした。睡眠時間と質が可視化されると、こうも変わるかってぐらい睡眠に対して意識的になったんです。昨夜は4時間しか寝られてないから、今日は早めに仕事を切り上げて8時間は寝るぞ!なんて思考は、この機能がなければ思いも及ばないことでした。
で、当時メインで愛用していた「Apple Watch」、この「睡眠トラッカー」機能がないんです。もちろんサードパーティからたくさん優良アプリが出ていることは知っていますし、このサイトでもレビューしています。
でも3000円以下の時計にデフォルトでできることが、8万円近くした「Apple Watch」でできないってどういうことよ!っと思ってしまうんです。サードパーティアプリだって日本語化されていなかったり、欲しい機能は有料だったりと、敷居が高いところもあるので、デフォルトでぜひとも欲しかったですね。
その点、乗り換えた「ionic」は流石です。当然デフォルトで睡眠記録をとってくれます。
アプリの出来もよくって、レム睡眠や浅い睡眠、深い睡眠など、質の分析もしてくれたり、目標とする睡眠時間を達成するためのアラート設定もでき、健康的な睡眠習慣をサポートしてくれたりします。おかげで確実に睡眠時間が増え、体の怠さが減りました。僕の中では「睡眠」機能の
ドSな通知がだんだん心地良くなる
ここからは使ってみてはじめてわかった、乗り換えてよかったことを紹介します。
私、もう「ionic」様なしでは生きていけないカラダになってしまいました。
「ionic」様に褒められたい、失望させたくないと日々せっせと運動に励んでおります。
というのも、「ionic」の固有の機能というより『Fitbit』ならではというべきかも知れませんが、ユーザーに運動させようとする熱意が半端ないです。
「Fitbit」にはアプリと連動して、知り合いと運動を競ったり、バーチャルなトレッキングを体験できる「アドベンチャー」があったりと、ユーザーのモチベーションを高める様々な仕掛けがありますが、個人的には、少々Sっ気のある通知にやられてしまいました。
これまで聞いたことのなかったような、甘美な言葉で褒めて褒めて、そしてどーんといじめられる、
これが毎日繰り返されるともう心はあなたのモノ、通知の仰せのままカラダが動いてしまうのです。
この実に見事なモチベーションアップ術、私も子供に活用してみようかと思います。
あっ、こうしてるうちに通知でブルブル腕が震えてる、、ハイっ!もう少しでゴールなんですね!
みなさんちょっと歩いてきますので今回はこの辺で。
音楽の本体保存は時計1本で
ランニングに出かけるための必須機能!
ここからは絶対に欠かせなかった音楽データの本体保存についてです。
ランナーにとって、運動を記録するアクティブトラッカーと気持ちを盛り上げるくれる音楽の存在は必要不可欠。実はアクティブトラッカーと音楽プレイヤーを兼ね備えるスマートウォッチってかなり少ないんです。スマホのリモコンになるスマートウォッチは多いのですが、スマホを持ち歩くのさえ億劫になるのが、ランニングの世界。そして「ionic」はその数少ない音楽データを時計の中に記録できるモデルなんです。これ、AppleWatchから乗り換えた結構大きな理由になりました。AppleWatchは音楽データを入れることができるんですが、なにせ重いステンレススチールケースを買ってしまったので、走ると遠心力を感じてしまいます。その点アルミの「ionic」は軽くていい感じです。もちろんアクティブトラッカーのセンサーはAppleWatchより高精度ときたら、選ばないわけにはいきません。
それでもって感心したのが、音楽データを時計本体に転送するのが簡単ってこと。AppleWatchなら、まずパソコンでiTunesに入れて、iPhoneと同期させて、さらにスマホと時計の同期が必要でしたが、「ionic」は同じWi-fiローカルに入り、転送ソフトにデータをドラッグアンドドロップするだけで終了。音楽ソフトを介す必要がないんです(それにメインの音楽鑑賞はSpotifyになっているので、iTunesってもう使いたくないのです)。
好きな曲を入れた「ionic」と、ペアリングしたブルートゥースヘッドホンだけを持ち出して行うランニングは最高! これでFitbit PayがApplePay並に普及してくれれば、鬼に金棒! 小銭も持っていく必要がありません。Fitbitの普及活動を強く期待したいところです。
あなたに合わせた指導や分析、お気に入りの音楽やアプリ。Fitbitのすべての機能を搭載。
Fitbit Ionic (フィットビット イオニック)
価格:23,890 円 (税別)
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。