タッチスクリーンの搭載が当たり前となっているスマートフォン。
Apple Watchをはじめとしたスマートウォッチでも、タッチスクリーンを搭載するモデルが大多数を占めています。
そうしたタッチスクリーンの操作では「スワイプ」「スクロール」「フリック」「ドラッグ」「タップ」といった言葉が使われますが、時々このあたりの言葉がゴッチャになっちゃう人は多いと思います。
それぞれの定義を今回の記事では解説したいと思います!
スワイプとは?
スワイプとは、「画面に指を触れたまま、指を動かす操作のこと」を指します。
画面を上下になぞって動かしたり、左右になぞって画面を切り替えたりする動作も「スワイプ」です。
後に説明する「ドラッグ」も、この「スワイプ」の動作の一種ということができるでしょう。
スクロールとは?
スクロールというのは、画面を上下方向や左右方向に動かして、画面の見えなかった部分を表示する動作のことを指します。
PCのマウスの真ん中でくるくる回る「スクロールホイール(スクロールボタン)」は、この操作を行うためのもの。
また、PCでは画面の右端などに、画面をスクロールするための「スクロールバー」が表示されることも多いです。
一方のスマホやiPadなどでは、操作用のマウスなどがなく、スクロールバーが表示されていない画面も多いです。
そのためスマホでは、このスクロールを行うために、上記で説明した「スワイプ」の動作で画面を動かすことが多いわけです。
フリックとは?
フリックというのは、画面に指で触れて左右や上下にスッと払う動作のことを指します。
スマートフォンの文字入力を、この「フリック操作」で行っている人は多いでしょう。
また、表示されていた画面やアプリを消したりする際にも、このフリック動作は使われます。
ドラッグとは?
ドラッグとは、「アプリのアイコンや指定範囲を長押しした後、そのまま指を動かして(スワイプさせて)アイコン等を動かす動作のこと」を指します。
つまり、スワイプの動作の冒頭に長押しが加わり、アプリやファイル、ウインドウの移動などの操作を行うのが「ドラッグ」といえるでしょう。
なおアプリのアイコン等をドラッグして、目的の位置に置くことは「ドラッグ&ドロップ」と言いますよね。
タップとは?
タッチスクリーンを指先で軽くタッチすること。
スマホで操作したいアプリをタッチしたり、項目を選んでタッチしたりする操作が「タップ」です。
tapが英語で「叩く」という意味のため、「軽く叩くこと」と訳されることもありますが、日本語としては「軽くタッチすること」のほうが感覚に近いと思います。
こうした用語を何となくでも覚えておくと、スマホやスマートウォッチの解説記事は読みやすくなるので、「こんな意味なのか~」と把握しておくことをオススメします!
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、編集部員は常にスマートウォッチを片腕or両腕に着用。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。
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