手首につけているだけで、心拍数を常時計測してくれるモデルも多いスマートウォッチ。
しかし、その計測精度には限界があり、特に振動や汗などの影響がある運動時は、心拍計測の精度が落ちてしまいます。
詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
【あわせて読みたい】Apple Watchやスマートウォッチの「心拍センサー」を徹底解説!
ですが、スマートウォッチの装着位置の工夫で、心拍計測の精度を上げることが実は可能です。
その方法がSUUNTOの公式サイトに載っていたので、本記事ではその方法をご紹介します。
運動時は「手首の骨から指2本分上」に装着を!
普段みなさんがスマートウォッチを装着している手首の位置は、上の写真のように「手首の骨より少し上」あたりでしょう。
しかしSUUNTOは、心拍計測の精度向上のためには、「手首の骨から少なくとも指 1 本分上の位置に装着」することを推奨しています。
そしてバンドの長さを調整することで、スマートウォッチを手首にしっかりとフィットさせれば、スマートウォッチは常に肌に接した状態に。
そして光学式心拍センサーから光が漏れないようになるため、心拍計測の精度が向上するわけです。
さらに運動時については、「スマートウォッチをできるだけ手首の上の方に装着し、運動中にウォッチが滑り落ちないようにすること」が大切とのこと。
目安としては、手首の骨から指 2 本分上のところに装着することが推奨されていました。
これだけ上に装着すれば、さらにウォッチの裏面が肌に均等に触れるようになります。
また、「ただし、締め付けすぎて血液の流れを妨げないように注意してください」との注意書きもあったので、キツすぎな装着感にならないようにご注意を。
なおApple Watchも公式サイトで運動時の装着については、「Apple Watch のバンドをきつめに巻き、終わったら少し緩めるようにすると、運動量がより正確に反映されやすくなる」と書かれていました。
【参考サイト】Suunto ウォッチで手首から心拍数をより正確に計測する方法
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、編集部員は常にスマートウォッチを片腕or両腕に着用。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。
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