Appleの共同設立者であり、iPhoneの生みの親であり、紆余曲折の末に同社を時価総額世界一の超巨大企業へと導いたスティーブ・ジョブズ。
その圧倒的なカリスマ性から、2011年10月5日の逝去後も、多くのファンを持つ人物でもあります。
彼が亡くなった直後には多くの関連書籍が発売され、日本でもベストセラーになったものが多いですが、「気になっていたけど読めていない」という人は多いはず。
また、「スティーブ・ジョブズが凄い人物だというのは知っているけど、具体的に何をしたのかは詳しく知らない」「時間があるときに彼のことをきちんと調べてみたいと思っていた」という人もいるでしょう。
そこで本記事では、スティーブ・ジョブズのスゴさが分かる関連書籍を10点紹介。
手軽に読める名言集から、本格的な評伝&マンガ、子供と一緒に読める絵本まで、様々なバリエーションのものを紹介しているので、自分に合った一冊を手にとって、冬休みの読書を楽しみましょう!
スティーブ・ジョブズのスゴさが分かる書籍10選
スティーブ・ジョブズ全発言
著者:桑原晃弥 出版社:PHP研究所
¥990
「今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか?」
「ベストを尽くして失敗したら? ベストを尽くしたってことさ」
「僕たちはエンジニアじゃなくて芸術家なんだ」
「オーケー、誰も助けてくれないなら自分たちでやるまでだ」
2011年10月、惜しまれつつその生涯を閉じたアップル創業者スティーブ・ジョブズ。彼は数々の素晴らしい製品を生み出したのみならず、人々を勇気づけ、希望を与え、そして喝を入れるようなさまざまな熱き言葉を残している。
本書はそんな中から厳選された142の言葉を集めた「決定版」名言集。単に言葉を載せるだけでなく、その言葉が発せられたシチュエーションも詳しく解説しているため、より深く言葉の真意と背景を理解することができる。
分厚い本など読まずとも、この一冊でジョブズのエッセンスがすべてわかる!
スティーブ・ジョブズ
著者:ウォルター・アイザックソン 出版社:講談社
¥1,864
Amazonで詳細を見る
取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。全2冊で「Ⅱ」もあり。
アップル創設の経緯から、iPhone iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。
伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容だ。
ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック…世界的に著名なジョブズの関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に収録。まさに超豪華な評伝。
「Ⅰ」だけでも400ページ超の大著なので、ガッツリ読書をしてジョブズのことを知りたい人にはコチラがおすすめだ。
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
著者:カーマイン・ガロ 出版社:日経BP
¥1,980
Amazonで詳細を見る
スティーブ・ジョブズはプレゼンテーションの上手さでも有名。
「今日、アップルは電話を再発明する」
「iPodはガムより小さくて軽いんだ」
「iPhone 3G。速度は2倍、価格は半分」
など心に刺さる言葉も多く残している。
彼のプレゼンテーションは、なぜあれほど人々を魅了し、熱狂させるのか――。
本書は、iPhone発表時などスティーブ・ジョブズの伝説のプレゼンを紹介しながら、その秘密を詳しく解説する1冊。
専門用語を使わない、ツイッターのように短い一文で製品やサービスを表わす、ポイントを3つにする、ヒーローと敵役を登場させる、ひたすら練習を積むなど、スティーブ・ジョブズのプレゼンの法則を解き明かす。
伝記 スティーブ・ジョブズ
著者:パム・ポロック 、メグ・ベルヴィソ 出版社:ポプラ社
¥1,320
1997年には破綻寸前だったアップルを再生させ、iPod、iPhone、iPadなどの、美しいデザインと機能で全世界で話題になる製品をつくりだしたスティーブ・ジョブズ。
本書は彼のおいたちから、21歳でつくった会社での成功、挫折、復活までをわかりやすく書いた伝記。
本文中には、その当時のコンピューター事情や周辺の人物のことがわかるコラムがあり、巻頭にはカラー口絵があり、スティーブの若いころの様子もわかる。
112ページとコンパクトな伝記なので、読みやすさを重視する人にはこちらがオススメだ。
Becoming Steve Jobs(上) ビジョナリーへの成長物語
著者:ブレント・シュレンダー、リック・テッツェリ 出版社:日本経済新聞出版
¥990
Amazonで詳細を見る
アップル追放から復帰までの12年間。この混沌の時代こそが、ジョブズを大きく変えた。
人生最後の10年間に彼が示したビジョン、理解力、忍耐力は、いずれもこの時期に育まれた。
横柄で無鉄砲な男は、どのようにビジョナリーにまで登り詰めたのか。
25年以上にわたり彼を取材してきた記者がアップルの全面協力を得て、ジョブズの人間的成長を描いた作品。
上下巻だが、文庫本なので価格はお手頃。
[生声CD&電子書籍版付き] スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ&プレゼン
著者:CNN English Express編 出版社:朝日出版社
¥1,100
Amazonで詳細を見る
こちらは音声でジョブズのプレゼンを聞き、なおかつ対訳を通してその奥深さを知りたい人にオススメ。
伝説のスタンフォード大学スピーチを含め、ジョブズの伝説的なスピーチやプレゼンの生声を、CNNの放送から収録。
ジョブズの功績を振り返るCNNニュースや、公認伝記本の著者へのインタビューも収録している。
だれでも理解できるようになる完全対訳と語注付き。
ご購入者は本書の電子版(PDF)が無料でダウンロードできるサービスも付いている。
世界の大起業家から学ぶ (1) アップル スティーブ・ジョブズ
著者:フレドリック・コルティング、メリッサ・メディナ 出版社:岩崎書店
¥1,760
Amazonで詳細を見る
「世界の大起業家から学ぶ」は現代的な伝記絵本シリーズ。
世界的に有名で、かつ身近なビジネス・リーダーたちの人生を通して、未来のリーダーとなる子どもたちが夢をかなえるヒントを学べる内容となっている。
スティーブ・ジョブズのクリエイティビティと、夢をかなえるヒントを学べる内容で、32ページと非常に短いので、子供と一緒に読むのにもオススメだ。
スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス)
著者:ヤマザキ マリ 原著:ウォルター・アイザックソン 出版社:講談社
¥660(Kindle版)
Amazonで詳細を見る
上で紹介したウォルター・アイザックソンの評伝で、世界的なベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を、『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリ氏が漫画化した作品。
第1話の試し読みは1週間で5万人以上が読み、第1話の掲載『Kiss』発売日には英・ガーディアン紙も取り上げた話題作だ。
全6巻で、マンガながらも評伝を原作としているので、「マンガでもジョブズのことを奥深く・しっかり知りたい」という人にオススメ。
スティーブ・ジョブズ(小学館版学習まんが人物館)
著者:大谷 和利、 上川 敦志 出版社:小学館
¥1,045
Amazonで詳細を見る
小学生に大好評の【学習まんが 人物館】シリーズのスティーブ・ジョブズ版。
『iMac』『iPod』『iPhone』『iPad』など、誰も想像すらできなかったような革新的な製品を世に送り出し、世界の多くの人のライフスタイル(生活様式)を大きく変えたジョブズ。
素晴らしい想像力で、美しく、優れた製品を発明し続けたスティーブ・ジョブズの情熱と夢を信じる心。
天才起業家ジョブズの人生が成功に満ちたものではなく、信念を持ち、努力し続けた人であったことを本書は描いている。
子供向けの絵本ながら、159ページでジョブズの人生をしっかり掘り下げているので、大人でも楽しく読めるはず。
スティーブ・ジョブズ (学研まんがNEW世界の伝記SERIES)
著者:林 信行 (監修)、田中 顕 出版社:学研プラス
パソコンから携帯電話までIT革命をなしとげたスティーブ・ジョブズの一生を描いたオールカラーの学習まんが。
巻末には、ジョブズが生きた時代の背景や、その人物に関する詳しい資料も掲載。
まんがの内容がより深く理解できるようになっている。
source:Amazon
あわせて読みたい
スティーブ・ジョブズの人生と鬼才ぶりが分かる映画7選! 話題の映画から本格ドキュメンタリーまで
Apple Watch現行モデル&選び方ガイド完全版!最新Series7のほかコスパの高いSE、約2万円の旧作Series3も紹介