株式会社こどもりびんぐが展開しているリサーチ事業「シルミル研究所」では、女性を対象にした調査「ウーマンリサーチ」を実施しており、女性が選ぶおすすめの商品やサービスをランキング形式で、Webコンテンツとして発信しています。
今回、その「ウーマンリサーチ」で2021年7月~8月に実施された「スマートウォッチについての調査」の結果発表がありました。
当記事では、気になるその詳細についてご紹介します。
女性が選ぶ「スマートウォッチ」のランキング
2021年7月~8月に実施した調査において、「Apple Watch SE」が利用率第1位となり、メーカー別利用率も「Apple」第1位に輝く結果となりました。
利用率第1位(表1)となった「Apple Watch SE」の利用者からは、「メールが来た時など通知ですぐわかる上に、かっこいいのでどの場面でも使える」(20代・静岡県)という声が寄せられました。
また、メーカー別利用率も「Apple」が第1位となっています(表2)。
上位3モデルについて、スマートウォッチの専門サイトである当サイト(スマートウォッチライフ)の視点から、その特徴を紹介しておきます。
1位 Apple Watch SE
ゴールドアルミニウムケース×スポーツループ クリーム
必要な機能を絞ったハイコストパフォーマンスモデル
「Series6」にある血中酸素ウェルネスや常時表示ディスプレイ機能はないものの、一部最新仕様を搭載するなど、コストパフォーマンスにも優れた注目モデル。
ディスプレイ解像度やケースの形状は「6」と同等で、非常にクリアかつスタイリッシュ。
また、耳の健康を守る「騒音のモニタリング」機能など、最新機能も搭載しています。
ケースは軽量でワークアウトに最適なアルミニウムのみをライナップしますが、セルラーモデルとGPSモデルの両方を揃えます。
最新かついちばん高機能なモデルにこだわりがなく、「とりあえずApple Watchを着けてみたい」という人には非常にオススメなモデルです。
下記搭載スペックを見れば分かるように、一般的なスマートウォッチに搭載の機能は、ほぼすべて搭載していると考えて大丈夫です!
・GPS+セルラー 44mmケース 37,800円(税抜)
・GPS+セルラー 40mmケース 34,800円(税抜)
・GPS 44mmケース 32,800円(税抜)
・GPS 40mmケース 39,800円(税抜)
■搭載スペック ※下記の搭載スペックは編集部調べのデータになります
【Apple Watchの魅力を知りたい人は下記の記事も!】
Apple Watchにできること7選。LINEの通知受取、Suica決済、歩数や睡眠の記録……。生活が便利になり、健康意識も高まる!https://www.smartwatchlife.jp/25891/
2位 Fitbit Sense
先進機能を備えたフラッグシップモデル。Suica対応も完了!
ヘルスケア&フィットネス機能に定評のある世界的スマートウォッチブランド、Fitbitの最上位モデル。
2021年にはSuica対応もスタートしました。
ストレス状態を測定できる世界初のセンサーを搭載しているうえ、皮膚温の計測や、心臓の健康、睡眠に関する機能も充実しています。ライフスタイル管理に優れた1本で、下記の搭載スペック表を見れば分かるようにオールラウンドに機能が揃っています。
音声アシスタントのアマゾンアレクサやGoogleアシスタントにも対応するなど、最先端のスマートウォッチ体験が可能です。また12分で1日分の急速充電が可能なうえ、約1週間のバッテリーライフを実現するなど、実用面においても優秀なモデルです。ケース幅40.4㎜。 50m耐水。34,990円
■搭載スペック
【ストレス計測機能の試用レビューはこちら!】
「Fitbit sense」の先進的なストレス計測の仕組みを動画で紹介!
3位 Fitbit Charge4(Suica対応版)
多機能なフィットネストラッカーモデル
こちらもFitbitの製品で、細身のバンド型で着用しやすいのが特徴。
2021年に新発売されたモデルのみSuicaにも対応しています(その以前に販売のモデルは非対応なのでご注意を!)
同価格帯のシンプルなバンド型スマートウォッチにはほとんど採用されていないGPS機能が搭載されています。
そのため運動のログ取得などの性能は高価格帯のスマートウォッチと引けを取りません。
なお見た目がスマートなだけでなく、着け心地も◎です。
ケース幅42㎜。 50m耐水。1万4,990円
■搭載スペック
【9月末発売モデルの後継モデルの紹介記事はコチラ!】
Fitbitの新作スマートウォッチ「Fitbit Charge5」の詳細を速報レポート。公式サイト、Amazonで予約スタート中
https://www.smartwatchlife.jp/25838/
スマートウォッチ所有は約1割、よく使う機能は「活動量の管理」
なお「ウーマンリサーチ」の「スマートウォッチについての調査」調査では、回答者665人中、スマートウォッチを「持っている」人は11.3%と、約1割にとどまりました。
しかし、「持っていない」人のうち、「興味がある」と回答した人は44.1%と関心の高さもうかがえる結果に。
興味があっても購入に至っていない理由は、「価格が高い」「どれが良いかわからない」「使いこなせるか不安」などの声が多くみられました。
スマートウォッチでよく使う時計以外の機能は、「歩数・消費カロリーなど活動量の管理」が78.7%と最も多く、「メール・SNS通知」(45.3%)、「心拍計」(29.3%)と続き、「電子マネー」の利用は5.3%にとどまりました。
購入理由は「健康管理のため」、重視したポイントは「価格の安さ」
スマートウォッチを購入した理由は「健康管理のため」が68.0%と最も多く、次いで「日常的な活動量(歩数・消費カロリーなど)計測のため」(64.0%)、「睡眠の記録・管理のため」(33.3%)と、ヘルスケアツールとしてのニーズが高いことが伺えます(複数回答)。
しかし、「睡眠の記録・管理」は40代以上で40.9%と3番目に高い一方、30代以下の若い世代では「メールなどの通知機能が使いたかった」(32.3%)が3位、「たくさんの機能が搭載されているから」(25.8%)が4位と上位にきており、世代によって目的が異なる結果となりました(グラフ1・2)。
購入の際に最も重視したポイントは、「本体価格の安さ」が24.0%と最も多く、「ブランド・メーカー名」(17.3%)、「活動量計測機能」(10.7%)、「簡単に使えるか」(9.3%)、「本体の大きさ・重さ」(6.7%)という結果になりました。
コロナ禍の影響で購入した人も複数
1年以内に購入した人の中には、「ウオーキングを始めたので、どのくらい歩いているか確認するために購入した」(40代・埼玉県)、「休業したことで自宅にこもりがちになり太ってしまったため(体調管理のために)購入した」(50代・北海道)など、コロナ禍の影響で購入した人も。
また、購入時に迷ったポイントについて聞いたところ、機能面や価格のほかに、「デザインがいろいろあるので迷ったが、オン・オフで使えるデザインを選択した」(30代・大阪府)など、常に身に着けるものだからこそ、どんな場面でもフィットするデザイン面でのコメントが複数見られたそうです。
【調査概要】
・期間
2021.7.23~8.5 「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」会員、こどもりびんぐアンケート会員に対しWebで調査を実施
・調査対象
Apple Apple Watch SE/Apple Apple Watch Series 6/OPPO OPPO Watch/Garmin vívomove 3・3S/Garmin Venu Sq/SAMSUNG Galaxy Watch/Xiaomi Mi スマートバンド6/Xiaomi Mi Watch/SKAGEN FALSTER 3/SUUNTO SUUNTO 7/Huawei Band 6/Huawei WATCH FIT/Fitbit Sense/Fitbit Charge 4/FOSSIL ジェネレーション5E スマートウォッチ/FOSSILハイブリッドスマートウォッチHR/POLAR IGNITE/その他(五十音順)
・回答者プロフィール
エリア:全国の女性665人/年代:20代3.6%、30代28.4%、40代36.2%、50代以上31.8%/独身21.7%、既婚78.3%/子どもあり72.3%、なし27.7%(データは小数点2位以下四捨五入)
調査についての詳細はこちら
https://enfant.living.jp/mama/woman_research/872003/
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