日本で今手に入るスマートウォッチブランドの全モデルを紹介していく本企画。
今回は『Amazfit(アマズフィット)』を紹介します。
Amazfitとは
スマートウォッチ分野で世界シェア第三位に入る中国ブランド
Amazfitを展開するZepp Health Corporationは、中国のXiaomiのパートナー企業。
スマートウォッチの分野では世界シェアで第三位(2021年第3四半期)に入る超巨大ブランドです。
日本では1万円を切る低価格帯モデルの高性能・多機能ぶりや、バッテリーの長さなどが大評判に。
最近はミドルレンジの価格帯でも、価格破壊と言えるほどコスパの高い製品を販売しています。
どのモデルも「全部のせ」と言えるほど多機能なのが特徴で、リーズナブルなモデルでもAmazon Alexaに対応している製品もあります!
ライバルといえるブランドは同グループのXiaomiのほか、Huawei、OPPOなどになるでしょうか。
【関連記事】
XiaomiからGarmin、Appleまで、スマートウォッチの主要20ブランドの徹底ガイド記事はコチラ!
膨大なシリーズの各モデルを比較&選び方を解説!
5000円を切る格安モデルから5万円超のモデルまで、幅広い製品を展開するAmazfit。
商品の数があまりに膨大なので、「どれをどう選べばいいのか分からない!」という方は多いでしょう。
現在公式サイトで扱いのある製品を、同サイトの区分をもとに整理すると以下のような形になります。
膨大なシリーズの各モデルを比較&選び方を解説!
■■Xシリーズ■■
・Amazfit X
スマートウォッチでは前代未聞の曲面ディスプレイで、5万円を超える高価格帯のシリーズ。現在1モデルのみ。
■■アウトドア・スポーツ向け■■
・Amazfit T-Rex Pro
・Amazfit Stratos 3
・Amazfit Neo
上記の3モデルはスポーツ、アウトドア向け。上2つは本格派で中価格帯、NeoはG-SHOCKやチープカシオに雰囲気が似たライト版で価格もリーズナブルです。
■■ファッション~ライフスタイル系■■
●GTSシリーズ
・Amazfit GTS 3
・Amazfit GTS 2
・Amazfit GTS 2e
・Amazfit GTS 2 mini
・Amazfit GTS
●GTRシリーズ
・Amazfit GTR 3 Pro
・Amazfit GTR 3
・Amazfit GTR 2
・Amazfit GTR 2e
・Amazfit GTR
普段遣いに向いたファッショナブルでオールラウンドな機能を持ったモデル。「GTS」はApple Watchのような四角形のディスプレイで、「GTR」は円形。数字が大きいモデルほど新しく、「e」はエントリー向けの廉価版、「mini」はディスプレイが小さめで女性の腕にも似合うモデルです。
■■ベーシック(エントリー機種)■■
・Amazfit Bip U
・Amazfit Bip S
・Amazfit Bip S Lite
オールラウンド型の入門機種。価格はかなり手頃でAmazonで5000円を切る値段になっているモデルもあります。
■■バンド型■■
・Band 5
文字通り細身のバンド型。Xiaomi mi smart bandシリーズと似た性能を持っています。
以下、現行主要モデルを紹介していきます!先にAmazonの商品ページや現在セール中のモデルをチェックしたい人は下記からどうぞ!
※記事内、リンク先の価格は執筆時のもの。閲覧時点での価格の変更や品切れ等はご了承ください。
Xシリーズ
Amazfit X
公式サイトで詳細を見る
スマートウォッチでは前代未聞の曲面ディスプレイを搭載。
心拍数や血中酸素レベル、ストレスレベルのモニタリング、睡眠の質の計測など、普段遣いに適した機能が多数搭載されています。
公式サイトの価格は¥62,480です。
■搭載スペック(以下編集部調べのデータになります)
各機能の詳細や、どの機能を重視すべきかについては、下記の関連記事をご一読ください。
【関連記事】スマートウォッチの20の主要機能を徹底解説。自分に最適なモデルを探す商品選びの基準に!
【発売時の詳細記事はコチラ】
アウトドア・スポーツ向け
Amazfit T-Rex Pro
¥28,800
米国国防総省が設ける15の軍事グレードテストに合格したタフネスモデル。
GPS+GLONASS+BeiDou+Galileo 4つのグローバルナビゲーションを搭載し、コンパスも使用可能。
GPS稼働の状態でも最大 40 時間のバッテリー性能も、アウトドアウォッチとして非常に優れたレベル。
GarminやSUUNTO、カシオ等のアウトドア向けスマートウォッチのライバルになり得る存在といえるでしょう。
■搭載スペック
【発売時の詳細記事はこちら】
GPS使用でも40時間稼働! 圧巻のコスパで登場の「Amazfit T-Rex Pro」はアウトドア向けスマートウォッチの新定番になるか?
Amazfit T-Rex
¥21,800
上記モデルの一つ前のバージョン。
こちらもアメリカ国防省の耐久性試験MIL-STD-810Gに準拠しており、過酷なアウトドア環境でも使用が可能。
グローバルナビゲーションはGPSとGLONASSを搭載。通常使用で20日間の連続使用が可能です。
血中酸素の測定機能がなかったりと、細かな部分では最新モデルに劣りますが、スポーツ~アウトドア用のスマートウォッチとして非常に高性能といえるでしょう。
■搭載スペック
Amazfit Stratos 3
公式サイトで詳細を見る
プロスポーツ向けに設計されたスマートウォッチ。
明るい光のもとでも見やすいフルラウンド半透過型ディスプレイ、ランニング等のアクティビティ中も操作のしやすい4つの物理ボタン搭載などが特徴です。
最大70 時間連続稼働の GPSも大きな魅力といえるでしょう。
スポーツ関係の機能の充実ぶりはもちろんのこと、スマホの通知などの日常で便利な機能も一通りしっかり搭載しています。
■搭載スペック
Amazfit Neo
Orange
¥5,980
Amazonで詳細を見る
レトロなデザインが今新しい!4つのボタンのレトロな四角い画面に多用途機能が搭載
1980年代のデジタルウォッチのようなクラシック感が何よりの魅力。
ただし搭載するスマートウォッチ機能は豊富で、リアルタイムでの運動計測や睡眠モニタリング機能も。
電池は約1カ月持続。スマホの通知も音でしっかり伝えてくれます。4つの操作ボタンを搭載し、デザインの魅力と高い機能・操作性を実現しています。ケース幅40mm、50m防水。カラーはOrange、Green、Blackの3色。
■搭載スペック
【発売時の詳細記事はこちら】
ファッション~ライフスタイル系モデル
GTRシリーズ
円形のディスプレイとクラシカルなデザインが特徴で、Amazfitの中ではハイエンドなラインに入るファッション・ウェアラブル・シリーズ。
Amazfit GTR 3 Pro
Amazfit GTR 3 Pro 日本公式オンラインストア
Amazfitの新しいファッション・ウェアラブル・シリーズのプレミアム版
1.45インチ、331ppiのAMOLED Ultra HDディスプレイを搭載しており、クラシックな形状のナビゲーション・クラウン(リューズ)を使って、さまざまな機能やスポーツモードを確認・選択できる操作性の良さも特徴です。
また150以上の内蔵スポーツモードによるアクティビティ・トラッキングや、ストレスレベルのモニタリングなどが可能。
下記のスペック表どおり非常に多機能ながら、1回の充電で最大12日間の連続使用が可能な450mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
※電池の寿命は、設定や動作条件などによって異なる場合があります。そのため、実際の結果は実験室のデータと異なる場合があります。
さらに、GTR 3 Proの2.3GB※のオンボードメモリーに470曲まで楽曲を保存することが可能で、スマートフォンがなくてもスマートウォッチから直接音楽を再生することができます。
そしてスマートフォンとBluetoothで接続すると、電話を発信・受信することができ、ハンズフリーで会話を楽しむことができます。
※音楽用の最大ストレージ容量は2.3GB(システム容量を占めるため、ユーザーが実際に使用する容量は2.3GBより少ない場合があります)。1曲あたり5~10MBを基準にすると、270~470曲のMP3データを保存可能です。
■搭載スペック(編集部調べ)
使用レビューはコチラ!
Amazfit GTR 3エレガントな回転式リューズを備えたベゼルレスデザインが特徴。
スタイリッシュなデザインのシリコンストラップは、スーツやワークアウトウェアなど、さまざまな着こなしにマッチするクラシックなスタイルを実現しています。
1.39インチのAMOLED HDディスプレイを搭載。450 mAhのバッテリーを搭載して最大21日間のなバッテリー寿命を持っています。
心拍数やストレスレベル、睡眠の質などをモニタリングする機能を備えていて、Amazon Alexaにも対応しています。
またAmazfit GTR 3 Proと同様、Apple HealthやGoogle Fitなどとも連携が可能。Strava、Relive、Runkeeper、TrainingPeaksなどと接続してスポーツデータを同期・共有することもできます。
こちらもオールラウンドな機能が揃ったハイエンドスマートウォッチといえるでしょう。
■搭載スペック(編集部調べ)
Amazfit GTR 3 日本公式オンラインストア
https://bit.ly/2Yv0HsW
GTR2(ジーティーアール2)
Sports Edition
¥32,800
Amazonで詳細を見る
円形のベゼルレスディスプレイが魅力のデザイン性の高いモデル
3Dカーブのベゼルレスデザインがシンプルで美しいのが特徴。
基本的な機能はGTSシリーズの同名モデルと変わりませんが、GTSシリーズよりバッテリー容量が大きく、持続時間が長いのが特徴(以下の2e等も同様)。
それ以外は大きな違いはないので、GTSシリーズと迷った場合は見た目の好みで選ぶのがよいでしょう。
マイク&スピーカー搭載で通話も可能で、音楽を保存してBlutoothイヤホンで再生など機能が充実しています。
ケース幅46.4mm、50m防水。
■搭載スペック
※下記の搭載スペックは編集部調べのデータになります
Amazfit GTR 2e
ブラック
¥20,800
Amazonで詳細を見る
GTSシリーズの2eと同じくエントリー版。
機能や質感でやや劣る部分がある一方で、やはりバッテリーは長くなっており、皮膚表面温度のセンサーもあり。
カラーはブラック、グレー、グリーンの3色。
■搭載スペック
【使用レビューはこちら!】
Amazfit GTR
サクラピンク
¥11,800
Amazonで詳細を見る
こちらも価格が安くなっている旧シリーズです。
カラーはサクラピンク、コーラルレッド、スターリーブラックの3色。
■搭載スペック
GTSシリーズ
Amazfit GTS 3
1.75インチ、341ppiのAMOLED Ultra HDディスプレイを搭載しつつ、スリムで軽量なスタイルを実現したスマートウォッチ。
AmazonAlexaを搭載し、Apple HealthやGoogle Fitなどとも連携が可能。Strava、Relive、Runkeeper、TrainingPeaksなどと接続してスポーツデータを同期・共有することもできます。
機能はラウンド型のモデルのGTR 3とほぼ同等のものを備えているので、スクエア型のディスプレイが好みの方はこちらを選ぶのがよいでしょう。
■搭載スペック(編集部調べ)
Amazfit GTS 3 日本公式オンラインストア
https://bit.ly/2YuUI7u
Amazfit GTS 2
ゴールド
¥29,800
Amazonで詳細を見る
マイクとスピーカーまで搭載したGTSシリーズの最上位モデル。
キャッシュレス決済以外の部分ではフルスペックといえるほど機能が豊富です。
3D 湾曲面のディスプレイを筆頭に、シンプルで美しいデザインも魅力です。カラーはゴールド、グレー、ブラックの3色。
■搭載スペック
【発売時の詳細記事はこちら】
Amazfit GTS 2e
¥20,800
Amazonで詳細を見る
上記のGTS 2のエントリー版といえるモデル。
ディスプレイのデザインやコーティングが若干異なるほか、「単体で音楽再生ができない」「スピーカーがない」などの違いあり。
一方で皮膚表面温度のセンサーは2eのみが内蔵しており、バッテリーの持ち時間も2eのほうが長いです。
コスパはこちらのほうが高いとも言えるでしょう。
カラーはMoss Green、Lilac Purple、Obsidian Blackの3色。
■搭載スペック
Amazfit GTS 2 mini
¥12,800
Amazonで詳細を見る
より軽量で薄く、価格もお手頃なオンライン限定モデル。
見た目の高級感は2や2eには劣りますが、スマートウォッチとしての基本機能はしっかり搭載しており、Amazon Alexaにも対応。
ポモドーロタイマー、リモートシャッター機能などの普段遣いに便利な機能もあります。
カラーはブラック、グリーン、ピンクの3色。
■搭載スペック
【発売時の詳細なニュース記事】
Amazfit GTS
¥12,000
Amazonで詳細を見る
マイクやスピーカーは搭載していない旧モデルですが、そのぶん価格はお手頃。
スマートウォッチの基礎機能は一通りしっかり揃っています。
カラーはラァーバ・グレー、レッド・オレンジ、ローズ・ピンク、デザート・ゴールド、スティール・ブルー、オブシディアン・ブラックの6色。
■搭載スペック
ベーシック(エントリー機種)
Bip(ビップ)とは
スクエア型で機能充実のオールラウンドシリーズ
Apple Watchの形状にも近いスクエア型のシリーズ。
オールラウンドな健康とフィットネスの追跡機能を備えており、カラバリも豊富。
マイクやスピーカーなどは搭載していませんが、バッテリーの長さと価格の手頃さが特徴です。
Amazfit Bip U
Green
¥11,880
Amazonで詳細を見る
健康とフィットネスの追跡機能が豊富に揃う
BiPシリーズの最上位モデルで、フルカラースクリーンに50以上のウォッチフェイスが利用可能。
バッテリーは最大9日持続。血中酸素濃度測定など健康・運動の追跡機能が豊富です。
「Amazfit Bip U Pro」のモデルはGPSのも内蔵。
ケース幅40.9mm、50m防水。カラーはグリーン、ピンク、ブラックの3色。
■搭載スペック
【発売時の詳細記事はこちら】
Amazfit Bip S
Orange
¥5,990
Amazonで詳細を見る
こちらのモデルはスリムなボディにGPSも内蔵。
ディスプレイはBip Uより小さく、画面の精細さもやや劣りますが、通常使用の場合のバッテリー持続は40日と、Bip Uよりも長いです。
価格もBip Uより安い点が魅力と言えるでしょう。
カラーはOrange、Black、Pink、Whiteの4色。
■搭載スペック
Amazfit Bip S Lite
Blue
¥4,990
Amazonで詳細を見る
名前の通りBip Sのライト版。
GPSは非搭載で、防水性能はやや劣りますが、基本機能はAmazfitらしくハイレベルで揃っています。
5000円を切る価格の手頃さも大きな魅力です。
カラーはBlue、Black、Pinkの3色。
■搭載スペック
バンド型モデル
Amazfit Band 5
Black
¥6,282
Amazonで詳細を見る
基礎機能の大半をハイレベルで網羅。血中酸素濃度計測も!
5000円前後のバンド型のモデルは各社が発売中ですが、AmazfitのバンドシリーズはXiaomiと並びコスパが抜群。
この価格で血中酸素濃度やストレスレベルの計測も可能で、Amazon Alexaにも対応。睡眠追跡機能も分析が詳しくかつ分かりやすいと評判です。
バンド型としては大画面のフルカラースクリーンの視認性もいいのも特徴。もちろんスマホ通知等の基礎機能も網羅しています。50m防水。カラーはOrange、Black、Greenの3色。
■搭載スペック
【発売時の詳細なニュース記事】
スマートウォッチ「Amazfit band 5」が10月1日発売開始。6,980円でAlexa搭載、バッテリーは最大25日!
試用レビューはこちら!
Amazfit Band 5 使用レビュー。6,980円で圧巻のコスパ!