だんだんと暖かい日が多くなってきた昨今。「この春は積極的に外に出て運動をしてみようかな……」と考えている人も多いでしょう。
そんな人にオススメなのがスマートウォッチ。多彩な機能を持っているスマートウォッチですが、大きな魅力の一つがウォーキングやランニング等の運動を記録できることです。GPSを搭載しているモデルなら、距離だけでなく走ったルート等も細かく記録が可能。消費カロリーが表示されるのも、運動のモチベーションにつながるでしょう。
またランニング向けモデルの上位機種になれば、ラップタイム(一定距離ごとの所要時間)等も計測が可能。心拍数の計測精度も高いので、そうした数値の変化を見ながらトレーニング計画を組み立てたり、自分の成長を実感できたりと、運動が楽しくなる要素が満載です!
そこで今回の記事では、日常のランニングやウォーキングの使用に適したスマートウォッチ10点を紹介。エントリー~ミドルレンジの手を出しやすい価格のものを中心に選んでおり、スマホの通知受け取り等の基本機能は搭載しているものがほとんどなので、「スマートウォッチを使うのが初めて」という人にもピッタリのモデルばかりです。
なお日常の歩行の移動距離や消費カロリーはどのモデルも自動で記録してくれるので、運動に慣れていない人はまずはこのスマートウォッチを着用して「普段より少し長めに歩いてみること」ことからトライしてみましょう!
Garmin ForeAthlete 245 music(ガーミン フォアアスリート245 ミュージック
音楽再生機能とトレーニング機能を両立
GPS 機器の世界No.1ブランドとして知られるガーミン。アウトドアとスポーツ&フィットネスのために開発されたスマートウォッチが、登山やトレイルランの愛好者や、ランニングのプロにも高く評価されています。
特に「ForeAthlete(フォアアスリート)」シリーズは、ランニング、トライアスロン、バイク、スイミング等のワークアウトに幅広く対応。この「ForeAthlete 245 music」は、最大500曲をウォッチに保存可能で、音楽を聴きながらランニングする人にピッタリのGPSウォッチです。一部の配信サービスからの同期にも対応しています。LINEの着信通知等も受けられるので、日常での使用にも非常に便利です。ケース幅42.3㎜。5気圧防水。
■搭載スペック
Apple Watch NIKE SERIES 6(アップルウォッチ ナイキ シリーズ6)
シルバーアルミニウムケース×Nikeスポーツバンド ブルーブラック/ブライトマンゴー
バンドと文字盤に新作登場!文字盤の表示内容もより自在に
スマートウォッチの代名詞的存在のApple Watch。下の搭載スペック一覧を見れば分かるように、一般的なスマートウォッチでできる機能のほぼすべてを搭載しています。その最新モデルがApple Watch Series 6ですが、なかでも運動する向けにオススメなのがNIKEとのコラボモデル「Apple Watch NIKE」。基本的な性能はその他のApple Watch Series 6と同じで、加えて専用のナイキスポーツバンドが付属。NIKEオリジナルの文字盤も用意されており、「Nike Run Club」アプリもプリインストールされています。
ランニングではペースやケイデンスの記録のほか、仲間にアピールできる「連続記録」という新機能も搭載。なおApple Watch SEにもApple Watch Nikeのモデルあります。ケース幅44mmまたは40mm。50m耐水。
■搭載スペック
Apple Watch SERIES 3(アップルウォッチ シリーズ3)
スペースグレイアルミニウムケース×ブラックスポーツバンド
シルバーアルミニウムケース×ホワイトスポーツバンド
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コスパが最高なApple Watch
こちらはApple Watchの現行製品の中でも最も価格がお手頃なApple Watch Series 3。純正の睡眠アプリが入ってなかったり、画面が常時表示ではなかったりと、Series 6と比べると基本性能がやや劣る部分はありますが、それでも機能は圧倒的な多彩さ。2万円で手入るコストパフォーマンスが最大の魅力です。
もちろんGPS搭載でウォーキングやランニングのルートも記録が可能。その日の消費カロリーや運動時間をリング状のメーターで表示してくれる「アクティビティ」のアプリも搭載しており、運動のモチベーションが上がることも間違いなしです!
■搭載スペック
Polar Vantage M
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オールラウンドな機能を持つGPSウォッチ
Polarは心拍トレーニング製品の世界的企業。心拍計測機能に優れたハイレベルなスポーツスマートウォッチを手掛け、トレーニングのガイド・サポート機能が非常に優秀です。
「Vantage」はランニング&マルチスポーツ対応モデルの中でも、ハードなトレーニングをするユーザー向けの中上位機種が揃うシリーズ。「Vantage M」はその中のミドルレンジのモデルにあたる軽量・オールラウンドなランニングGPSウォッチです。心拍数計測機能、ランニング能力のスコア化、トレーニング負荷の算出、睡眠分析など機能は驚きの多様さ。ランニングにそこそこ本気で取り組んでいる人でも、最初の一本ならこれで十分といえる魅力的なモデルです。ケース幅46mm、45g、30m防水。
■搭載スペック
SUUNTO7
All Black
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多彩なスポーツ体験を実現するスマートウォッチ
SUUNTOは過酷な条件でも使用可能な耐久性を持つ一方で、北欧独自の美しいデザインも兼ね備えたフィンランド発のブランド。業界の先駆者として、世界中の冒険家やアスリートに愛用されるスポーツウォッチ、ダイブコンピュータ、スポーツ関連グッズの開発を行っています。
このSUUNTO7はWear OS by Google搭載で、日常生活とスポーツの両立を実現させたシリーズ。70種類以上のスポーツモード、GPS、手首心拍数センサー機能を搭載し、日々の運動をサポートしてくれます。ワークアウトに出かけるのに十分な長時間バッテリーを備えているほか、耐衝撃性、耐水性、防塵性も優秀です。
またWear OS by Googleには、Google Fit、Googleアシスタント、Google Playなど便利な機能が満載。スマートウォッチとして使用した場合は最大48時間、 GPSモードでは最大12時間使用可能です。ケース幅50㎜。 50m耐水。
■搭載スペック
Fitbit Charge 4(フィットビット チャージ4)(Suica対応モデル)
Black
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3月4日からSuicaに対応したGPS搭載のバンド。価格と機能のバランスが絶妙
Fitbitは日常の歩行・運動や、睡眠の記録に非常に優れたスマートウォッチブランド。「そこまでハードな運動はしないけど、この春から少し体を動かしてみたい」と思っている人にはピッタリのモデルが多く揃っています。
なかでもこのFitbit Charge 4は、同価格帯のシンプルなスマートウォッチにはあまり採用されていないGPS機能が搭載。屋外でのランニングやサイクリング、ハイキングなどの際に便利にそのデータを記録できます。
さらに3月4日から発売の新モデルはSuicaにも対応。日常生活での利便性が大幅にアップしました。フィットネストラッカーとしての実力は高価格帯のスマートウォッチと引けを取らず、縦型でスマートな見た目だけではなく、着け心地も◎。ケース幅42㎜。 50m耐水。
■搭載スペック
TicWatch E2(ティックウォッチE2)
Black
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WearOSを搭載したハイコスパモデル!
TicWatchブランドを展開するMobvoiは、北京に本拠を置く企業で、GoogleやVolkswagen Groupも出資。ワイヤレスイヤホンも手掛けており、どの製品も価格が手頃でコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
こちらの「TicWatch E2」は、WearOS 搭載ながら2万円を切る価格で、スポーツや健康に関わる機能もギュッと凝縮。ランニングやサイクリング等の運動から24時間の心拍数まで幅広くモニタリングできます。WearOSから様々なアプリを追加でき、音声入力にも対応。独自のアプリケーションにより、運動ログもスピード、距離、消費カロリーなどを正確に追跡してくれます。50m防水、ケース幅46.9mm。
■搭載スペック
GoBe(ゴービー)
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摂取カロリーに加えストレスレベルを確認できる多機能モデル
2012 年にアメリカで創業したグローバルな健康・ウェルネス・ウエアラブル企業のHEALBEが手掛けるブランド。「摂取カロリーを自動検知」という新技術で大きな話題を呼ぶスマートウォッチを展開してます。
なお消費カロリーを計測できるウェアラブルデバイスは数多くありますが、独自のセンサーにより「食事で摂取したカロリーを記録できる」デバイスはGoBeだけ。この最新モデルでは体内水分量やストレスまで計測ができちゃいます。スマホ通知等の機能は搭載されていませんが、消費カロリーや移動距離は計測できるので、「ダイエット目的でスマートウォッチを使いたい」という人にはオススメのモデルです。ケース 縦45㎜×幅35㎜。IP68の防水・防塵性。
■搭載スペック
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