多彩な機能を備えたApple Watchは、ウォッチフェイス(待ち受け状態で表示される文字盤)を自在に変えられるのも魅力の一つ。ウォッチフェイス次第て見た目の印象は大きく変わるほか、頻繁に使う機能をウォッチフェイスに表示しておけば、使い勝手も大幅に良くなります!
そこで本記事では、編集部員が選定したオススメのウォッチフェイスを6点紹介。お気に入りのポイントや、使い勝手の良さなども解説します。
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編集部員Fのオススメ「インフォグラフモジュラー」
このウォッチフェイスは、自分の好きなアプリやデータを表示できる「コンプリケーション」が6ヶ所あるのが特徴。アクティビティリング、ワークアウトのほか、タイマー、天気、カレンダーなど、Apple Watchのよく使う機能をウォッチフェイス上に集約できて、どれも1タップで操作が可能なところが気に入っています。
上記のグレーの先で囲まれた部分がコンプリケーション。好きなアプリなどを表示できる。
なお中央部分に大きく表示しているのはカレンダーの直近の予定。腕元にこれだけ大きく表示されていれば、打ち合わせなども忘れる心配がありません。左下の数字は気温で、タップを繰り返すと天気や降水確率もすぐに分かります。なお、時間だけでなく日付も右上に小さく表示できる部分もお気に入り。いちいちカレンダーを見る機会が減りました。
編集部員Sのオススメ①「Nikeハイブリッド」
私が愛用しているウォッチフェイスは「Nikeハイブリッド」です。購入したApple WatchがNikeモデルなので、専用バンドとの見た目の組み合わせが最もしっくりくるのが決め手です。
便利に使える点は「コンプリケーションを4つ使える」「デジタル時計表示が大きい」「Nike Run Clubのショートカットボタンがある」の3つです。
コンプリケーションは、運動時に使うGPSトラッカーの「Strava」と、「電池残量」、「アクティビティ」、「タイマー」の4つが自分にはマスト。なので、この4つを表示しています。
Stravaはクロスバイクのライドの時にすぐに起動したいので、ウォッチフェイスに出ていると非常に便利です。電池残量の表示はアップルウォッチの弱点である電池切れを防いでくれます。タイマーは地味ですが、アップルウォッチで最も多用する機能です。また、ランニングをするときにはStravaではなくNike Run Clubを使うことが多く、ランはNike Run Club、ライドはStravaで使い分けています。
編集部員Sのオススメ②「インフォグラフ」
もう一つよく使っているウォッチフェイスが「インフォグラフ」。こちらはコンプリケーションが8つも使えて、さらにスケジュールとアナログでの時間表示がされるので、合計10個の機能が一つの画面に収まっています。おそらくコンプリケーションを最も多く表示できるのこのウォッチフェイスではないでしょうか。
このウォッチフェイスのコンプリケーションではカレンダー、睡眠アプリの「Sleep Watch」、支払いに使う「PayPay」、「Nike Run Club」も表示しています。SleepWatchは昨晩の目標睡眠の確認に使えます。PayPayはQRコード決済を一瞬で出せるのが便利です。
ただ、こちらのウォッチフェイスをあまり使わないのは、時計がアナログ表示のため。やっぱり大きなデジタル表示の方が時間の確認がしやすいです。そう考えてみて、私はアップルウォッチを「時計」として使うことに一番の価値を見出しているんだなと気づきました。
編集部員Uのオススメ①「インフォグラフモジュラー」
ふだんメインで使っているのは、この「インフォグラフモジュラー」。気温だけでなく、現在~4時間後の天気も大きく表示しているのは、会社に自転車通勤しているから。腕元で天気を確認し、「今日は自転車で行くか、それとも電車か」と一瞬で判断ができるのがとても便利です。アクティビティリングも表示しておくと、やっぱり運動のモチベーションが上がります。
なお風向きや風速まで表示しているのは、趣味がゴルフだから。風はゴルフをプレーするうえで重要な要素ですが、日常生活でも気にかけるようになりました。もちろんゴルフ場でもこの表示は大いに役に立ちます。
編集部員Uのオススメ②「デイトナ」
こちらは夜の街に繰り出すときなど、勝負のときだけ表示する「ロレックス デイトナ」風のウォッチフェイス。普段はナイロン製のスポーツバンドを使っていますが、勝負のときはApple Watch HERMES風のレザーバンドに付け替え、金ピカのケースも付けちゃいます。
そして左腕には本物のROLEXデイトナ(16520のP番)もしっかり着用。この「両腕デイトナ」スタイルは必ずひとウケ取れますし、Apple Watchに興味がない女の子とも会話が弾みます(笑)。
編集部員Kのオススメ「ミッキー文字盤」
昨年、ついにディズニーランドデビューを果たした我が家の息子たち。保育園に通う次男は言うに及ばず、ちょっとした反抗期を迎え、素直に楽しいと言わない長男もあっさりディズニーの魔法に陥落。入場30分後にはしっかりネズミ耳姿になっておりました。ここは父親も積極的に魔法にかかるべきでしょうが、さすがに不惑にしてネズミ耳はちと痛い、とのことで思い出したのが「ミッキー文字盤」。
もちろんApple Watchの購入直後からその存在は知っていましたが、キャラクターモノがあまり好きではないので、縁がなかった文字盤のひとつでした。せっかくなんで今日だけはと設定したところ、子供たちからはもちろん、意外にも妻からも好評。ミッキーが足をタップして時を刻むアニメーションがユーモラスで、痛いどころか大人の遊び心を醸し出すアクセントとして最適なことに気がつきました。ミッキーをタップすると、あの高い声で時刻を読み上げてくれるのですが、今やあの声を聞かないと落ち着かない毎日です。
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●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、編集部員は常にスマートウォッチを片腕or両腕に着用。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」にも出演。