検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. スマートウォッチの使い方、基礎知識
  3. スマートウォッチの高度計は飛行機内で使える?SUUNTO9 BAROで実験!

スマートウォッチの高度計は飛行機内で使える?SUUNTO9 BAROで実験!

スマートウォッチの使い方、基礎知識

公開日: 最終更新日:

 

お盆休みや連休シーズン、飛行機を利用する方も多いことでしょう。そんな「空の旅」でスマートウォッチの気圧高度計はどう動作するのか気になりませんか?今回は、『SUUNTO』のハイエンドモデル「SUUNTO9 BARO」を装着して飛行機に搭乗し、リアルな挙動を記録しました。

飛行機内でも高度計は動く!その理由は?

多くのスポーツ系スマートウォッチには、GPSとは別に気圧センサー(気圧高度計)が搭載されています。「SUUNTO9 BARO」もそのひとつ。これはGPSが使えない環境や登山時などに高度変化を読み取るのに適しており、飛行機内のような閉鎖環境でも測定可能です。

飛行機内では電波を発しないよう機内モードに設定する必要がありますが、それでも気圧センサーは動作します。周囲の気圧を検知し、その変化から相対的な高度を表示してくれるのです。

離陸直後に「マイナス高度」!? 不思議な挙動の理由

離陸前、高度表示は28mを示していましたが、機体がふわりと浮いた瞬間、高度がまさかのマイナス表示に。機内の与圧が変化した影響と考えられます。数秒後には100m以上のプラス表示へと一転し、飛行機の上昇に連動して高度も上昇していきました。

上空での高度表示は?気圧高度計の限界に迫る

巡航高度に達したとき、スマートウォッチの高度は約1600mで高止まり。一方で、機内モニターは約9000m以上を表示していました。これは、客室の気圧が標高約2000m付近に相当するよう人工的に保たれているためです。つまり、「SUUNTO9 BARO」は実際の高度ではなく、与圧された機内の相対的な気圧高度を表示していたのです。

着陸時も「マイナス高度」再び!

降下が始まると、時計の表示も再び下降。最終着陸態勢に入ると、高度が再びマイナス表示になりました。実際に着陸した際の表示はマイナス15m、その後、飛行機が完全に停止するころには36mに戻っていました。

気圧高度計は「相対的な高度」を測るもの

飛行機内でスマートウォッチの気圧高度計を使うと、「空の旅」がいつもと違った視点で楽しめます。ただし、気圧高度計は絶対的な高度を測るものではなく、あくまで気圧の変化に応じた相対高度。そのため、飛行機内では地上との「正確な高度差」は測れません。

とはいえ、気圧変化に対してこれほど敏感に反応する「SUUNTO9 BARO」は、スマートウォッチの気圧センサーの高性能さを可視化してくれる存在でもあります。

スマートウォッチの高度計は「空の旅」でも意外と楽しめる!

気圧高度計付きのスマートウォッチを持っている方は、ぜひ飛行機に乗る際に試してみてください。「高度の変化」や「機内気圧の影響」がリアルに感じられ、新たな発見があるかもしれません。

ただし、機内モードに設定することをお忘れなく

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. Apple公式の整備済Apple Watchが追加。SE/Series 10/Ultra 2の在庫一覧(12月19日16時)

  2. 記録・文字起こし・要約・ToDo生成まで腕で完結。AIウォッチ「iFLYTEK AIWATCH」がMakuakeで先行予約開始

  3. 疾患を持つ人はスマートウォッチをどう使っている?601人調査で見えた“健康管理のリアル”

  4. Keychronの定番メカニカルキーボードが最大45%OFF、年末限定セールがスタート

  5. Gmail「POP受信」2026年1月終了!Xserverなど外部メール利用者が取るべき【4つの対策】を徹底解説

  6. ChatGPTに西洋占星術の結果を分析させると「当たりすぎて怖い」? その“的中感”の正体を徹底解説

  7. Apple Watch Series 10ジェットブラックで塗装剥がれが相次ぐ:海外でも報道、交換まで数週間〜数ヶ月のケースも

  8. Mobvoiのスマートウォッチ「TicWatch」が事実上終了か? 米国市場から消えるWear OS名門メーカー

  9. Apple Watch Ultra専用「26mm幅チタンバンド」が登場。623HVの高硬度加工で傷に強い“MASSIVE”モデルが数量限定で予約開始

  10. 高市首相の過去動画が再び火種に。TP-Linkルーター“乗っ取り”問題は実害か過剰反応か—専門情報で読み解く

   

NEW CONTENTS

  1. 音声入力の精度が異次元すぎる! AI音声入力エディタ「Aqua Voice」実体験レビュー

  2. ここまで下げる? 10万円以上の割引もあるDreameロボット掃除機年末セール

  3. エントリーからハイエンドへ。Dreame L40s Pro Ultraに替えたら、ロボット掃除機の常識が変わった

  4. 日本で購入可能なスマートリング徹底比較(2025年版)【使用レビューあり】

  5. RingConn Gen 2 Airレビュー|睡眠・ストレス・運動をしっかり測れる高完成度スマートリング

  6. RingConn Gen 2とGen 2 Airの違いを徹底比較|価格差2万円、その価値はどこにある?

  7. RingConn、CES 2026に出展。血圧インサイトなど次世代スマートリング技術を世界初公開へ

  8. 「世界は完成品じゃない」ジョブズの言葉が示す、不安との向き合い方

  9. ウェアラブルの心拍変動と睡眠で双極性障害の気分変動を予測できる可能性、Fitbit活用研究が国際誌に掲載

  10. 京セラ、ウェアラブル空中ディスプレイを実現するメタレンズを開発 CES 2026で初公開へ