今年5月にはApple Payへの対応もスタートした「Visaのタッチ決済」。その詳細や設定方法は当サイトの下記の記事で伝えた通りです。
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なおGarminとFitbitのスマートウォッチは、Apple Watchよりも先に「Visaのタッチ決済」に対応していました。
ただ、その使用開始にはさまざまな条件があるので、本記事ではその詳細について解説します。
世界で広く使われる「Visaのタッチ決済」
Visaのタッチ決済とは、その名称からも分かるように、クレジットカードでおなじみのVISAが展開するタッチ決済サービス。
Visa加盟店のなかでも、タッチ決済に対応した店舗で使用が可能です。
日本で現在対応している店舗は、コンビニだとセブン-イレブンやローソン、ミニストップなど。そのほかスーパーのイオンや、カフェのタリーズコーヒー、ドトール、ファーストフードのマクドナルドなどで、このVisaのタッチ決済が使えるお店は想像以上に多いです。
対応店舗の一覧は下記からご確認ください。
Visaのタッチ決済
https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/featured-technologies/contactless.html
GarminやFitbitのスマートウォッチでVisaのタッチ決済を使う方法
GarminやFitbitのスマートウォッチの最新機種の多くは、このVisaのタッチ決済に対応。
財布を出さずにサッと決済ができるので、使いはじめると思いのほか便利です。
では使用するには、どのような手続きが必要なのでしょうか。
まず、GarminとFitbitの両者とも、提携する銀行のVisaデビットカードが必要。
2021年8月23日現在、Garminの場合は日本で提携している銀行は「PayPay銀行」「ソニー銀行」「三菱UFJ銀行」の3つ。
Fitbitの場合は「ソニー銀行」「PayPay銀行」の2 つです。
これらの銀行のVisaデビットカードを持っていない人は、口座開設とカードの発行が必要になるので、最初のハードルはやや高めです。
筆者の場合はソニー銀行の口座をもともと持っていたので、必要なのはカードの発行のみ。Visaデビットカードの発行をウェブから申し込みをすると、1週間弱でカードが届きました。届いてしまえばスマートウォッチでの使用開始の手続きは非常に簡単でした。
なお、GarminとFitbitの対応機種については下記からご確認ください。
Garmin Pay
https://www.garmin.co.jp/minisite/garmin-pay/
Fitbit Pay
https://www.fitbit.com/global/jp/technology/fitbit-payh
今後は提携カードや対応店舗の増加に期待!
なお、この「Visaのタッチ決済」、使えるお店は思った以上に多いのですが、日本での本格的な普及はまだまだこれからという印象。対応している店舗で「Visaのタッチ決済で」と伝えても店員さんが「?」になるケースもありました。
ただ、この「Visaのタッチ決済」は世界では広く普及している決済方法で、海外で使うには現時点でも非常に便利。Apple Payも対応をスタートしたことで、今後はよりメジャーな決済方法になっていくことが予測されます。
現在はスマートフォンやスマートウォッチで多種多彩な決済方法が乱立していますが、その一つの手段として使用を検討してみてもいいでしょう。
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