Fitbit, Inc.と株式会社JMDCは、2020年11月26日、フィットビットの有料会員サービス『Fitbit Premium』の日本国内の法人向け販売における独占契約を締結しました。
日本最大級の医療データを保有し、データを用いたヘルスケアサービスを提供するJMDCは、2016年から、健康経営に取り組む企業、健康保険組合、生損保企業などにフィットビットのデバイス(トラッカーやスマートウォッチ)を提供してきました。日本において、フィットビットデバイスを用いたより高度なサービスとして『Fitbit Premium』の案内もスタートします。
ヘルスリテラシーの向上や意識変容を促す『Fitbit Premium』
同サービスは、各ユーザーに対してカスタマイズされたプログラム、睡眠管理機能、数千種類のワークアウト、健康レポートを提供することで、より活動的な生活、より良い睡眠、そしてより良い食事をサポートします。さらに、ユーザーごとの行動データに基づき、アドバイスとなるインサイト機能が表示されることによりヘルスリテラシーの向上や意識変容を促すことが出来ます。
また、あすけん、クロア、ニューロスペースといったパートナーから提供される睡眠、食生活、マインドフルネスに関するコンテンツプログラムを日本限定で提供。このような健康増進に特化した『Fitbit Premium』の会員は、米国でのサービス提供開始から1年足らずで50万人以上を達成しています。
■サービスの詳細については、下記をご覧ください。
https://fitbit.jmdc.co.jp/
「企業の健康経営を支えるためのパートナーとして」
この度の独占契約の締結にあたり、フィットビット・インターナショナルヘルスソリューション担当副社長兼アジア太平洋地域ジェネラルマネージャーであるスティーブ・モーリー氏は、下記のようにコメントしています。
「近年、日本企業や健康保険組合等の法人は従業員の健康増進に向けた取り組みを加速させています。革新的なウェアラブルデバイスとグローバルで強固なコミュニティを持つフィットビットは、企業の健康経営を支えるためのパートナーとしてJMDCを『Fitbit Premium』の独占契約先として選択しました。これまでもJMDCのような戦略的パートナーや販売代理店ネットワークとの連携を通じ、日本の皆さまに寄り添い、健康社会を実現するため、私たちは重要な進歩を遂げてきました。この度、JMDCとのパートナーシップを『Fitbit Premium』まで拡大することで、より多くの人々の健康増進のためにサポートを提供できるようになります。」
また、JMDCの松島陽介代表取締役社長兼CEOは、このようにコメントしています。
「世界のウェアラブルメーカーのリーディングカンパニーである、Fitbit社との業務提携を発表できることを大変うれしく思います。企業の健康経営への取組みの拡大などを背景に、日本でも、ウェアラブルデバイスの普及が進んでいる中で、当社として、今までよりも高機能なウェアラブルソリューションを提供できることになりました。今後も個人の健康増進に寄与すると同時に、ウェアラブルデバイスを通じて集積したデータを用いて更なるソリューションの開発を進めていきたいと考えております。」
フィットビット・インク (NYSE: FIT) について
同社は、フィットネスウェアラブルデバイス分野のリーダーとして、人々が目標に到達できるようにデータ、インスピレーション、ガイダンスを提供し、より健康でアクティブな生活の実現をサポートしています。また、日常の健康とフィットネスを管理する製品および体験をデザインし、同社の革新的な人気製品の多様なラインアップには、Fitbit Sense、Fitbit Versa スマートウォッチ、 Fitbit Charge 4、Fitbit Inspire 2、Fitbit Ace 2 アクティビティトラッカー、そして、Fitbit Aria Wi-Fi スマート体重計があります。
フィットビット製品は、世界中 100か国以上、39,000店の小売店で販売。世界最大規模のヘルス&フィットネスソーシャルネットワークとアクティビティ、運動、睡眠のデータベースにつながる同社は、パーソナライズしたエクスペリエンス、インサイト、ガイダンスを、Fitbit アプリ、スマートウォッチ向け Fitbit OS を含む、 先進ソフトウェアとインタラクティブツールで届けています。
2014年に日本法人を設立し、現在では幅広い業界の約300社の日本法人企業にヘルス&ウェルネスソリューションを提供し、より良い健康成果を従業員や健康保険組合等の保険者へフィードバックをしています。
Fitbit と Fitbit のロゴは米国とその他の国において、Fitbit, Inc.の商標、または登録商標です。その他の Fitbit の商標については、下記をご参照ください。サードパーティ商標はそれぞれ所有者の所有物です。
www.fitbit.com/legal/trademark-list
株式会社JMDCについて
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立され、「データとICTの力で持続可能なヘルスケアシステムを実現する」をミッションとしています。5億4,000万件以上のレセプトデータと2,600万件以上の健診データ(2020年3月時点)の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などのサービスを展開しています。また、健康度を示す指標(健康年齢)や健康増進を目的としたPHRサービス(Pep Up)などのデータを活用したプロダクト開発も進めています。
なお、同社は主に健康保険組合のユーザー向けに健康増進事業を展開していますが、今後は『Fitbit Premium』を含めて、運動、睡眠、瞑想、予防的メンタルヘルスなどのサービスを充実させ、企業向けの健康経営支援を大幅に拡大していくとのことです。
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