Fitbit(フィットビット)は、ミドルレンジの「Versa3」を発表し、それぞれ9月10日(木)より一部店舗にて先行予約を開始します。
GPS、スピーカー搭載で不満点が解消された「Versa3」
『Fitbit』のミドルスペック「Versa」シリーズは、大型ディスプレイを搭載し、サードパーティアプリのインストールや「Amazon Alexa」への対応など、健康管理以外でも汎用的に使えるモデルとして人気です。新しく発表された「Versa3」は、先代「Versa2」の数少ない不満点を解消した隙のないモデルに仕上がっています。
まずは、GPSの搭載。下位機種「Charge4」にはGPSが搭載されていたため、次世代「Versa」に搭載してくることは確実視されていたものの、順当にスペックアップを果たした格好です。これまではランニングやウォーキング、サイクリングなど、移動ログをとる際にはスマホのGPSと連動する必要がありましたが、これからは時計1本持って行けばよく、非常に利便性が向上しています。そして、スピーカーの登載も嬉しいトピック。「Versa2」ではせっかく音声アシスタント「Amazon Alexa」が使えたものの、応答はディスプレイに表示されるテキストによるものでした。スピーカーの搭載によって、音声アシスタントがようやく音声で返答してくれる本来の姿になったといえます。さらに、「Versa3」では、「Amazon Alexa」に加え、「Googleアシスタント」を利用することも可能。音声アシスタントによって、ワークアウト、マインドフルネスのセッション、就寝時間などのリマインダーの設定や、天気の確認、ショッピングリストへの追加、スマートホームデバイスの設定などの動作をウォッチに話しかけるだけで行うことができます。
タッチスクリーンの反応の向上や、12分で一日分の充電をすることができる充電システムなど、使い勝手もしっかりアップグレード、もちろん非接触決済サービス「Fitbit Pay」にも対応しています。同時に発売された「Fitbit Sense」に搭載された、皮膚電気活動センサー(EDA)や手首の皮膚温センサーは非搭載ですが、ほかは同スペックでプライスは税込2万9990円と「Sense」より1万円も安くコスパは良好。9月10日(木)から、アマゾン、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、上新電機、エディオン、ケーズデンキ、ノジマ、腕時計本舗、neel(ニール)、TiCTAC他系列店、TIMETIME、ベイクルーズストア他にて先行予約を開始し、10月2日には、店頭での購入が可能になる予定です。